Go言語の年収中央値は600万円です。この値では、Scalaと同等であり、他のプログラミング言語のPython(575.1万円)、Kotlin(575万円)などよりも高額となっています。Go言語は、他の言語と比較して習得者が少ない一方で、需要が増加しているため年収が非常に高くなっています。
Go言語の特徴
・オープンソースである
・コンパイルが高速で、実行速度が速い
・並行処理が得意である
・クロスプラットフォームに対応している
・標準パッケージが充実している
・記述がシンプルで書き方に個人差が少なく、またメモリ解放忘れなどが起こりにくい仕様のため安全性が高い
・学習コストが低い
・スマホアプリ開発
・Webアプリ開発
・Webシステム開発
・SaaS、PaaS開発
・AI(人工知能)開発
Go言語の仕事では、基本的にサーバーサイド開発を担当することが多いです。また、規模の大きいシステム開発を行う案件が多い傾向にあるため、チームで業務に参画するケースもあります。
Go言語の案件では、Go言語以外のスキルも要求されることが多く、Go言語の経験を必須としていない案件もあります。案件により、具体的に必要なスキルは異なりますが、以下では要求されるスキルの例を紹介します。
・Kotlin、PHP、Java、RubyなどのGo言語以外のプログラミング言語での開発経験
・AWS、GCP、Azureなどのクラウドサービスに関する知識や使用経験
・GithubやSlackをはじめとするツールを使用した、チームでの開発経験
・データベースやミドルウェアに関するスキル
・ネットワークなどのインフラに関するスキル
Go言語の案件数は、PythonやKotlin、Swiftなどの他のプログラミング言語と比較すると少ないですが、案件の相場は比較的高く、およそ65万/月から75万/月となっています。高額な案件では、前述のような幅広い知識や経験が求められますが、100万/月以上の案件もあります。
Go言語が採用される理由
・記述がシンプルで学習コストが低く、効率的な作業ができる
・言語構造がシンプルでミスを見つけやすく、コンパイル時にエラーの検出が可能なため、エラーが起こりにくい
・柔軟性と拡張性が高いため将来のサービス拡大や機能の追加が容易である
・Webサーバーとアプリ開発ができる
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金額:840,000円/月 |
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Go言語は golangとも呼ばれるオープンソースの静的型付プログラミング言語であり、2009年にエンジニアの生産性を向上するためにGoogleが開発しました。小規模から大規模なWebアプリ開発やソーシャルゲーム、IoT、APIサーバー開発など幅広い分野で利用でき、人気を集めています。
主な特徴としては、コンパイラ言語である、軽量で処理が高速である、言語構造がシンプルで可読性が高い、並行処理が得意、クロスプラットフォームに対応している、標準パッケージが充実していることなどが挙げられます。
Go言語が設計された当時は、コンピューター処理速度の向上やマルチコアコンピューターの登場、動的な型言語の人気、プログラミングの複雑化といった、それまでの環境が変化している時期でした。この変化に対応できる言語が求められていた中で、処理速度や安全性、書きやすさの点で優れるGo言語が登場しました。
2012年のGo言語をリリースした当初は、あまり使われることはありませんでしたが、その後のバージョンアップの中でAndroidアプリ開発への利用ができるなど、繰り返し改善が行われ、高い評価を受けるようになりました。
Go言語は以下に示す理由から、将来性が高いプログラミング言語であると言えます。
・Googleのサービスと親和性が高い
・大規模で複雑なWebサービスやプロダクト開発で実績がある
・Googleはもちろん、DockerやGitHubなどの大手企業で採用されている
・2009年の発表以来、Google Trendsで検索回数が増加している
また、Go言語はGoogleが開発しオープンソースプロジェクトであることから、今後も発展が期待できます。したがって、Go言語の将来性は安泰であると言えます。