Webのフェーズ・相場

Webの開発はITの進化に伴い、多くの領域で盛んに行われています。サーバーレス化によるクラウドサービスの普及が行われているため、そちらの領域の技術も求められる傾向にあります。相場については状況によって異なりますが、フロントエンドエンジニアであれば約60万円~80万円ほど、バックエンドエンジニアであれば約60万円~90万円ほどです。

Web開発の仕事内容

・Webアプリケーションの開発
・Webアプリケーションの運用・監視
・モバイル端末対応のWebコンテンツ作成　など
Web開発における開発は種類が多岐に渡るため、領域ごとに案件を確認し、必要な技術を身に着けていくことが必要です。

Web構築に必要な技術

Web構築には大きく分けて顧客との接点部分を作成するフロントエンド、何らかの動作を裏で処理を行うバックサイドがあり、それぞれについての技術を紹介します。

・フロントエンド

主にWebページの作成を行うフロントエンドの仕事については以下の技術が求められやすい傾向にあります。

・HTML/CSS
・JavaScript
・Photoshop
・Illustrator
・WordPress

HTML/CSSはWebページのマークアップ・装飾言語となるため、Web業界で仕事を行う際必ず用いる言語です。それに加え動的な要素を加えWebページの質を高めるための言語であるJavaScriptの技術もほぼ必須となってきています。PhotoShop・Illustratorは主にWebページの写真・イラストを編集するツールで、こちらもWebページの見た目を良くする際によく用いられます。WordPressはWebサイトやブログを簡易的に作成・管理できるツールで、こちらの利用技術を求める案件も増えてきているため、習得しておくべきツールの1つです。他にもWebページ作成のための言語・ツールがありますが、状況に応じて使いこなせるように技術力を磨いていくことが重要といえるでしょう。

・バックエンド

Webページ内で行われた動作を処理するプログラムを作成するバックエンドの仕事については、以下の技術が求められる傾向があります。

・PHP
・Java
・Ruby on rails
・Python

上記がバックエンド技術の案件としてよく求められる言語です。特にJavaは多くの企業で導入し、Web制作において欠かせない言語のため、習得しておくと多くの恩恵を受けることができるでしょう。また、上記で紹介したWordPressで用いられている言語でもあるPHPも、シンプルなコードで書きやすく、フロントエンドでも利用されたりと非常に人気のある言語になります。Ruby on railsはWeb構築を簡易化でき初心者でも扱いやすい特徴や、Pythonは現在発展が進んでいるAI分野に強いという特徴があり、それぞれの言語に利点が存在するため、技術力を磨く際は興味のある言語をまずは選定して学習を進めていくと良いでしょう。また、それぞれの言語を用いたプログラミングに特化した開発環境・フレームワークも用意されているため、そちらも使いこなせるようにしておくと良いでしょう。