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Azureの人工知能(AI)と機械学習について


Azureの機械学習

Azureでは「Azure Machine Learning Studio(classic)」と「Azure Machine Learning」というサービスを提供しています。どちらも人工知能(AI)の機械学習をモデル構築できるサービスです。ここからは名称についての解説、特徴について触れていきます。

名称について

Azure Machine Learning Studio(classic)は以前、Azure Machine Learningという名称でした。名称変更のきっかけは新サービス、Azure Machine Learning Serviceの登場です。これを機に、Azure Machine LearningはAzure Machine Learning Studio(classic)(以下ML Studio)に、Azure Machine Learning ServiceはAzure Machine Learningとなりました。

ML Studioの特徴

ML StudioはベースがGUIなので、マウスで直感的に機械学習モデル構築することができます。可読性が非常に高く、生産性に富んでいるので手早く簡単に開発したい人にオススメです。

Azure Machine Learningの特徴

こちらはPythonを用いたプログラミングにて選択肢が増え、柔軟な機械学習モデル構築が可能です。レベルの高いモデル構築が可能なので、こちらはプロジェクト向きです。

展望と人工知能(AI)の制御

AIの制御

TayはMicrosoft社が開発した機械学習を活用した人工知能で、おしゃべりロボットとして米国のTwitterで活動をはじめました。しかし16時間で攻撃的なツイートをするようになってしまい、修正のためオフライン状態にされました。

身近な人工知能

SNSのLINE上の人工知能「りんな」、ソフトバンク社のおしゃべりロボット「ペッパーくん」。どちらの開発にもMicrosoft社が携わっています。学校や商業施設でペッパーくんを見たことがある方も多いでしょう。人とのコミュニケーションによって馴染んでいく姿はとても印象的で、人工知能は人間を喜ばせることができるのだと多くの人が身を以て体験してきました。

終わりに

人間には必ず見落としがあります、それを発見することこそが人工知能の本質であると私は考えます。人間の監視のもと、同じ目的意識を持った人工知能を作ることができれば、業界は今後ますます発展していくでしょう。