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インパクトのある自己紹介

近年、日本では学歴や資格よりもコミュニケーション能力を欲している企業が非常に増えてきました。
その理由には社内でのコミュニケーションや、クライアントとのコミュニケーションを取る機会が増えてきているところにあります。皆さんも少なからず1度は面接を受けたことがあると思いますが、どうしても緊張してしまい、聞いてくれている面接官のことを考えずに話してしまったり、内容を上手くまとめられずに話してしまった経験があるでしょう。そこで今回は短い自己紹介の時間内でもインパクトを残せる自己紹介や、自己紹介の内容を上手くまとめる方法などをご紹介いたします。

自己紹介で見られているポイントとは

まず初めに、自己紹介とは何を見られているのかについて説明いたします。 自己紹介とは自分自身を知ってもらうための手段です。 自己紹介とは、初対面の人に対して自分自身が何者なのかを紹介するためのものです。 基本的には、名前、経歴や趣味を紹介します。その為、面接の際に自己紹介をしてください。と言われた場合はこれらを踏まえて自己紹介しましょう。

自己PRというものもありますが、それは自分の強みを伝えるものです。自分の魅力や長所を売り込み、相手に良い印象を与えるものになります。その為、面接官が採用したいと思うようなインパクトのある自分の経験や資質を含んで話すと好印象を与えられるでしょう。 このように、自己紹介が知ってもらうことを目的としているのに対し、自己PRは自分を売り込みながら相手にアクションを起こさせる目的があり、両方には明確な違いがあります。

何故、履歴書やエントリーシートが存在するのに面接を実施し求められるのかについてですが、一番の理由はアイスブレーキングを行うためです。初対面の人が複数集うと、どうしても緊張などから会話がスムーズに進まないことが多いです。そのお互いの緊張をほぐすために自己紹介は実施されています。学生の就職活動などでも初めての面接に緊張してしまう方が非常に多いため、自己紹介や雑談などのアイスブレーキングを実施する企業が非常に増えてきています。もう1つの理由は面接した人の性格や個性を知るためです。面接官という立場は1日に何十人、何百人という数の人と面接をするため、履歴書やエントリーシートの全てに目を通し、記憶しているわけではありません。そのため、自己紹介を通してどこの誰と面接するのかを知るために自己紹介を実施している企業が多いです。

面接において自己紹介の所要時間は大体の企業が1分程度にしています。1分と聞くと短く感じると思いますが、1分間もあれば皆さんが思っているより多くのことを話すことができます。インパクトのある自己紹介をするためにはなぜこの仕事に興味を持ったのか、や意気込みなどを自己紹介に付け加えると効果的です。ただし、話を詰め込みすぎると一番伝えたいことが伝わらなくなってしまうので、必要な情報と必ず伝えておきたいことをシンプルにまとめて伝えることを意識しましょう。

自己紹介におけるNG

自己紹介ではこれをしてしまうと悪い印象やインパクトが薄いというものがありますのでご紹介いたします。
まず1つ目は話が長いことです。先ほども記述しましたが、自己紹介は1分から1分半を目安にして行うのがベストです。話を長々と続けてしまうと相手の興味も薄れますし、インパクトが無くなり記憶に残らない自己紹介になってしまいます。話を簡潔にまとめて話すことで、必要な内容だけを相手に伝えられるので興味を持ってもらえる第一歩になるでしょう。

またネガティブな発言をすることも悪い印象を与える原因になってしまいます。基本的に自己紹介でそこまで深く自身の性格などについて話すことは少ないですが、自己紹介で自分がどのような性格なのか話す際や、面接官にインパクトを与えたい場合にはこの点に注意して話しましょう。普通に考えればネガティブな発言など面接ではしないだろう。と思う方も実は気づかぬうちにしてしまっているかもしれません。

また、自己紹介の内容が薄かったり、面白いエピソードを持っていないという方でも、インパクトのある自己紹介や好印象な自己紹介をすることも可能です。大事なポイントは、相手の目を見ること。ハキハキとしゃべること。笑顔でしゃべること。の3点です。
これらは当たり前とされがちですが、意外とできている人が少ないのです。ついつい緊張から早口になってしまっていたり、相手の目を見ずに話してしまう方が多い印象を受けます。この3点に気を付けながら自信をもって話すことができれば、相手にインパクトを与えて良い印象を相手に与えることができるでしょう。

まとめ

今回はインパクトのある自己紹介について紹介いたしましたが、今回あげた点については自己紹介に限らず、クラアントとの取引や社内ミーティングなどの様々なシーンで重要とされてくるでしょう。IT業界ではクライアントの意見や要望を聞き、明確に理解することも大切ですが、聞いた意見や要望をどう作っていくのか下流工程の方に分かりやすく伝える能力の方がより重要です。日ごろから話を簡単にまとめて話すイメージを持てば、自然と能力は身に付いてくるので、これから転職を考えている方や就職活動中の学生は心がけていきましょう。