支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


ORACLE MASTER CLOUDとは

ORACLE MASTER CLOUDとは、オラクルの提供するクラウドサービスの活用技術を証明するための資格であり、主に「Oracle Database Cloud Service」「Oracle Java Cloud Service」の二種のクラウドサービスに対する認定資格となっています。

近年、クラウド技術の需要が高まり人手不足が懸念される中で年々人材の必要性が高まっています。クラウドを活用することにより、ネットワークの導入に対する機器の導入や管理するための人材の配置など初期投資や管理の為の部分にかかってくるコストを大幅に削減できる事や高性能で可用性の高いサービスを受ける事が出来るという恩恵を得る事が出来ます。2016年の5月に発表され受験可能になったORACLE MASTER CLOUDは1年間で約500人の取得者を輩出しています。

資格内容について

オラクルの提供するクラウドサービスは価格競争においてはAWSよりも低価格を目指し、性能としても高品質で俊敏性のあるサービスを実現しています。比較的に大企業向けといえるオラクルのサービスの中の、ORACLE MASTER CLOUDの2種のサービスに対する資格の概要は以下のようになっています。

「Oracle Database Cloud Service」

Oracle Databaseを利用したアプリケーションの開発を容易にするサービスです。前項でも述べたクラウド利用の効果や分かりやすい料金設定の他にセルフパッチ、アップグレード、バックアップ、データの回復、チューニングなどによる問題解決の自動化や幅広いデータ型をサポートしたデータ管理サービスによる柔軟さがOracle Database Cloud Serviceの特徴ともいえます。試験の一つである「ORACLE MASTER Cloud Oracle Database Cloud Service」では、主にクラウドのDBaaS インスタンスの構成、管理、運用など特有の技術に関しての知識を試すための内容となっており、個人の技術力の裏付けをするためのものとなっています。

「Oracle Java Cloud Service」

クラウド内のJava EEアプリケーション環境をわずかな時間で作成し構成や管理をする事ができるサービスです。Oracle Java Cloud Serviceではサービスレベルを選択することができ、サービスレベルによってインスタンスの作成とモニタリング、ドメイン・パーティション、バックアップとリストア、パッチ適用、クローニングおよびスケーリングをサポートされるものもあります。近年、Javaの需要が高まる中でより迅速にかつ高度に作成するために作られており、高い柔軟性と可用性を兼ね備えています。「ORACLE MASTER Cloud Oracle Java Cloud Service」では、JCS(Java Caching System)インスタンスの構成、管理やデプロイ、運用および JCS SaaS Extension による SaaS アプリケーションとの連携などの知識が試される内容となっております。

オラクルのクラウドサービスについて

50種類以上にも及ぶサービスを取り揃え大企業向けのクラウドサービスを提供しているオラクルは、低価格高品質、自動化を目指しており多くの状況に対応したサービスを数多く提供しています。大企業向けとされるオラクルクラウドの大きな特徴としては、オンプレミス環境(自社内でのネット接続や情報共有の環境)との完全な互換性、相互換性があることにあります。これにより、環境を気にすることなく労力をかけることなくオラクルのクラウドサービスを利用する事が出来ます。これは他のクラウドサービスにはないオラクルの強みと言えます。そして多くのクラウドサービスが価格の従量制のみを採用している中、オラクルのクラウドサービスでは従量制と定量性のいずれかを選ぶことができます。使用量によって使った分のみの支払いになるというメリットが従量制にはありますが、多くの使用量を要する場合金額が割高になってしまったり、月々の支払いが一定とならないデメリットもあります。そのため、選択肢のあるオラクルのクラウドサービスでは状況に適したコストに抑える事が出来ます。更にサポートサービス利用に対する追加料金が発生しないという点も低価格に抑える要因になっています。オラクルのクラウドサービスは環境や料金においても柔軟に幅広く対応することができるものとなっています。

まとめ

クラウド市場において、企業に対しより容易にクラウドを導入し、構築と運用する事を目指したオラクルは今後更に大きくなると考えられます。それと同時にオラクルのクラウドサービスを活用する事が出来る技術者の需要も更に拡大していきます。そのため、ORACLE MASTER CLOUDの取得は有意義であるといえます。自身の市場価値向上のためにもORACLE MASTER CLOUDの取得を考えてみるのはいかがでしょうか。識が試される内容となっております。