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  • 『冷静』さを自己PRするための考え方

はじめに

面接の自己PRで冷静さをアピールしたいとお考えでしょうか?冷静さを自己PRするために必要なことはとにかく知ることです。自分の性格である『冷静』についてとことん知り尽くしましょう。

冷静の長所

冷静という言葉を聞くとあなたはどんなことを思いつくでしょうか?冷静には長所と短所が表裏一体となっていますが、ここでは冷静の長所についてご紹介していきましょう。冷静の長所についていくつかピックアップしていきます。

  • 落ち着いている
  • その場の感情に左右されない
  • 自分の気持ちに振り回されない
  • テンションが一定している
  • 物事を客観的に捉える
  • 余裕がある
  • 不確かな情報に惑わされない
  • 人の意見に流されない
  • 芯がある
  • 自制心が強い
  • 空気が読める

冷静の長所をいくつか挙げてみましたが、あなたに当てはまるものはありますか?

「落ち着いている」「余裕がある」といったことをよく言われるのではないかと思います。冷静な人は冷たいという印象を持つ人もいますが、誰もが慌てそうな場面で落ち着いて淡々と対処している様を見ると、とても心強く感じられ、信頼度アップにも繋がりやすいといったことがあります。また、感情の起伏が激しくないため、とても落ち着いた人付き合いができるため、あなたのことを安心できるパートナーと考えてくれる人も多いでしょう。さらにはその冷静さから一時の感情から物事を捉えたりせず、客観的に捉える傾向があるため、情報に惑わされない持ち主であるとも言えます。また、人や物事を観察した時に小さな変化でも気づきやすいでしょう。誰も気が付かなかったことに気がついて指摘することも多い傾向にあります。

このように冷静な人はとても素晴らしい長所が存在しています。自己PRをする際はこれらの点をさらに具体的に述べると良いでしょう。

次は短所についてです。長所と短所は表裏一体と言いますが、『冷静』な性格も同様です。冷静な人にも相手によっては受け取り方が全く異なってきます。

冷静の短所

冷静な人の長所は「落ち着いている」「余裕がある」というものでした。その一方で短所として捉えられる場合もあることをしっかりと理解しておきましょう。以下は冷静の短所となる部分です。

  • カッコつけているように見られる
  • 感情が伝わりにくい
  • 見下していると勘違いされる
  • ノリが悪いと思われる
  • ミステリアスで何を考えているか分かりづらい
  • 反応が鈍い

以上が挙げられます。ビジネスシーンにおいて、カッコつけていると思われることはプラスでもなくむしろマイナスになるケースがほとんどではないでしょうか。できる限り等身大で、目上の方に対してカッコつけても特に良いことはありません。立場によってはカッコつけて、魅せて引っ張っていくタイプのリーダーもいますが、就活の面接を控えている方は現時点でこのようなタイプではないと思います。かっこいいけれど、かっこつけているようには見られないように工夫しましょう。カッコつけていると見下しているとも捉えられかねないので、十分に気をつけてください。さらに、冷静さは感情が伝わりにくいと言われることでしょう。長所としては落ち着いていると言われるのに、時と場合によっては「感情が伝わりにくい」「ノリが悪い」と思われてしまいます。感情を表現することが苦手な場合は、素直に思ったことを口に出して伝えると周囲も理解してくれるでしょう。感情に出さない、思っていることを伝えない状態では、冷静な人を飛び越えて、『ミステリアス』な人というレッテルを貼られる可能性もありますので注意してください。最後に、「反応が鈍い」という短所ですが、これは物事を感情的に捉えず、客観的に捉える性格のため、人よりも少し反応が遅れてしまうことがあります。スピーディさを求められる場合には注意しておきましょう。これらの短所があることを理解しておくことで面接などの自己PRで面接官からの質問にも対応しやすくなるでしょう。

冷静のタイプ

ここまでで『冷静』についての長所と短所を見てきましたが、次は別の角度から見ていきます。冷静のタイプについてです。冷静にいくつかのタイプに分けられます。

  • 冷静沈着タイプ
  • 慎重タイプ
  • 流されないタイプ

これらのタイプであなたはどのタイプでしょうか?一つずつ説明していきます。

冷静沈着タイプ

冷静な人のなかにはこのタイプが多いでしょう。トラブルや予想外のことが発生した場合、慌てることなく冷静沈着に対処できる人です。発生した出来事を客観的に分析し、次になにをすれば良いかまわりに指示ができるような人は非常に心強く、企業からも重宝される存在です。

慎重タイプ

冷静沈着タイプと似た部分がありますが、慎重タイプの人はリスクヘッジができ、かつ正確に物事を進める能力に長けている人です。ミスが許されない業務やそういった場面ではとにかく重宝される存在です。スピードを求められる業務は他の人に任せることも検討しましょう。

流されないタイプ

冷静な人の中には自分の芯がしっかりとしており、周囲の情報に惑わされないタイプの人がいます。常に自分の考えをもとに行動しているため、自分のペースで仕事をします。しっかりとした行動計画を立てることもできるので、周囲からは一目置かれる存在になることもあるでしょう。

以上3つのタイプのどれに当てはまったでしょうか?自己PRの際の参考にしていただければ幸いです。

おわりに

自己PRをする際に、自身の性格について触れると思いますが、その際に、自分の伝えたいことが企業とマッチしているかが非常に重要です。ここでは『冷静』について解説してきましたが、他の性格でも同様です。企業が求めている人材と、あなた自身の性格がマッチしているかどうかはとても重要な要素なのです。スキルがあっても、求めている人物像ではない場合、採用に至らないケースは当然あります。企業が求める人材とマッチしていることを確かめてから自己PRを考えましょう。