IT業界の魅力について

はじめに

最近、接客業やサービス業からIT業界に転職する方がとても増えています。理由は、手に職をつけたいという方やIT業界は将来性があるからという方が多いようです。インターネットやスマートフォンなどが普及するにつれて、需要が高まる一方で10年後にはエンジニアの人手不足が深刻化すると予想がされています。今回はそんなIT業界についての魅力を4つの項目に分けてお話していきたいと思います。

魅力① 将来性

ここ数年で、スマートフォンやインターネットが普及したことにより、エンジニアの需要は上昇しました。

IT技術はインターネットも含めて、前進し続け、衰退することは絶対にありません。

さらに、今後はAIやIoTなどの普及が予測されるため、今よりももっと需要は高まると言われています。なので、今後エンジニアにはAI開発に関する知識が必要となってきます。コンピューターに関する基本知識とメジャーなプログラミング言語を勉強し終えたという方は、一度AIに関する「統計」や「微分・積分」、「ディープラーニング」や「Python」を勉強しておくと良いでしょう。

また、今後需要が増えると予測されているのは、「セキュリティーエンジニア」です。AIをクラッキングから守るエンジニアがAIの普及につれて必要とされています。

少し話はそれてしまいましたが、時代の最先端で開発できるというのもエンジニアの一つの魅力です。

魅力② 手に職

プログラミング言語は世界共通です。構文の書き方や基礎的なことが日本とアメリカでは違うということはありません。プログラミングの技術を磨けば世界のどこでも働くことができ、キャリアの選択肢を広げることができます。世界のいろいろなプログラマやエンジニアと接することができれば、日本国内だけで働いていくよりも、多くの技術を身につけ、磨くことができるでしょう。

このように手に職をつけるということは、収入や生活が安定するということ以外にも大事なことがあります。その他、IT業界に限った話ではありませんが、現在、働き方が変化しつつあり、コロナ以前から、リモートワークは少しずつ取り入れられています。企業にもよりますがIT業界は、他の業界に比べ割と働き方が自由な企業も多いですし、そういった働き方の変化を取り柄れるのが早いです。服装もオフィスカジュアルなど自由なところが多いのでスーツや制服を着る必要がありません。

魅力③ 学歴がいらない

IT業界はあまり学歴は関係ありません。学歴よりもやる気があるかどうかが重視されます。

この業界でエンジニアとして成長していくには、その人がどれだけプログラミングやコンピューター、ITのことに興味や関心があるかということが大事になってきます。

例えば、プログラミングでいうとだいたい８割の時間がエラーの処理に費やされると言われています。初めのうちなんかは自分の書いたソースコードが自分の思ったように動作しないなんてことがほとんどです。「またエラー・・・。」「また思ったように動作しない！」などということはしょっちゅうです。中には、一つのエラーの解決に2、3日かかるなんてこともあります。その時にどうやって解決するか、その力が問われます。

自分で調べて、考え、ネットに載っていることなどをあれこれ試してみたりします。その時にどうやってモチベーションを保ち続けるかはコンピューターやプログラミングに興味があるかないかですごく変わってくるでしょう。エラーが解決できたときの達成感や自分の思ったようにプログラムが動作した時の嬉しさは積み重ねていくと自信にも繋がります。

今説明してきたようなことから、学歴よりもやる気が重視されています。

魅力④ やりがい

今まで、「将来性」だとか「手に職」だとか「学歴」だとか外面的な魅力についてお話してきました。この項目では、内面的な魅力についてお話したいと思います。

IT業界で働く1番のやりがいは自分たちの作ったものが、人々の生活に役に立っているということです。私は、趣味と仕事の違いは、お金を貰っていることや納期があること、利益を考えるなどの他に「人の役に立っているか」というのも違いの一つだと思っています。使いやすさや安全性などユーザー側に立ってしっかり考える。基礎的な勉強を始める段階から、どんな小さなプログラムでも、ユーザーがいるということを仮定して学習を進めることで意識が変わってくるでしょう。この機能はもっとこうした方が良いではないかと考えたりすることが、便利なものを提供するといことに繋がります。 そして、自分たちが作ったものにユーザーがつき、喜んでもらえれば、それが1番のやりがいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。IT業界の中でもプログラマ寄りの魅力の話になりましたが、インフラでも基本的なことはあまり変わりません。もし、IT業界に興味があり、転職を考えているという方がいましたら少しでも参考になればと思います。