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はじめに

注目されているIT関係の仕事に就きたいけれど、ITに難しいイメージがありなかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか?

今回はIT関係の仕事にどういうものがあるのか、未経験でもIT関係の仕事に就くことができるのか紹介します。

ぜひ参考にして、理想とするライフスタイルを目指してみて下さい。

IT関係の仕事って一体どんな内容?

一言にIT関係の仕事と言っても様々な職種がありますが、大きく5つに分けることができます。実務、開発を担当するエンジニア職、開発するもののデザインを考えるデザイン職、開発したものの売上向上を担当するマーケティング職、案件を獲得する営業職、プロジェクトを管理するマネジメント職です。

ここからは上記5つそれぞれの職種の仕事内容等、詳しく見ていきます。

エンジニア職

IT関係の仕事と聞いて多くの人がまずエンジニア職をイメージすると思います。しかし実際にエンジニア職がどのような業務を行っているのかわからない方が多いでしょう。また、エンジニアもいくつかの種類に分けることができます。ここではWebエンジニア、システムエンジニア、AIエンジニアの3つについて紹介します。

Webエンジニア

Webエンジニアとは、主にWebサイトやスマホ上で使用するWebサービスの構築を行います。Webエンジニアは他のエンジニア職に比べると学習がしやすいため、参入障壁が低いとして人気を集めています。

ユーザーが触れる部分、フロントエンドを構築するフロントエンドエンジニアを目指すなら主にHTML、CSS、JavaScriptのようなプログラミング言語が求められます。ユーザーが触れない部分、バックエンドを構築するバックエンドエンジニアを目指すなら上記3つの言語に対する知識に加え、Java、Python、PHPなどのプログラミング言語を扱える必要があります。

しかし近年では、バックエンドエンジニアであってもフロント部分も構築することがあるため、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの境界線が曖昧になってきています。双方がお互いのスキルを扱えることで差別化を図ることができ、重宝されるエンジニアになることが出来ます。

システムエンジニア

システムエンジニアはプロジェクトの開発を担当します。実際にプログラムを構築するのはプログラマーの業務ですが、システムエンジニアはそのベースとなる設計図を作成します。

クライアントからヒアリングを行い、顧客が求めているシステムを構築するために必要な予算、人数、技術等を決定します。ヒアリングの段階でどれだけ詳細に要望を聞き出すことができるかで、クライアントの満足度も変わってくるため、とても重要です。クライアントからヒアリングを行ったあと、要望を実現するためのシステムを構築する設計図を作成します。

システムエンジニアは上流過程と呼ばれるシステム構築において、とても重要な役割を背負っており、高度のスキル、知識が求められます。その分、年収もプログラマーと比較すると高収入になっています。

AIエンジニア

AIエンジニアは今とても注目されている職業です。AIエンジニアの業務は、その名の通りAI、人工知能を構築します。Pythonを用いて高度な業務を行うため高収入です。

デザイナー職

デザイナーも近年人気を集めている職種の一つです。デザイナーはクライアントが求めてるものを視覚的に表現することが役割です。言葉で「〜のようにしたい」と要望があれば「〜」の部分をどのように視覚的に表現するかを考え、サイトに落とし込みます。

しかし、ただ要望を可視化し、おしゃれなデザインを考えれば良いわけではありません。サイトの目的もクライアントによって異なるため、目的から逆算をしてデザインする必要があります。見た目が良いだけのサイトではなく、ユーザーが使いやすいか、導線がしっかり引かれていて最終的な成果に繋がりやすいか、など機能面も考えて作成しなければいけません。

マーケティング職

マーケティング職は主にWebマーケティングと呼ばれており、Web上のマーケティング、SNSマーケティング、SEOマーケティング、広告運用などの領域に分かれておりどれも、サービスの認知、売上向上、集客アップを目指す役割を担います。

Webマーケターに必要とされるスキルは様々なものがあり、Web全般に関する知識、Webサイト制作スキル・知識、マーケティングに関する知識、データ分析スキル、Web広告に関する知識が求められます。

営業職

営業職は案件を獲得することが役割です。ITに付随する問題の解決、改善を目指すクライアントを見つけ、改善策を提案し、エンジニアとクライアントを繋げます。

営業職はITに関する高度な知識が必要です。それはクライアントに最善の提案を行うために、あらゆる方面から問題を客観視し、クライアントの要望に沿った提案を行わなければならないからです。

クライアントからの要望を詳しく聞き出すために、高度なコミュニケーション能力が必要となります。また、聞き出した要望をエンジニアやマーケターに伝える際にも、わかりやすく説明をする力が必要です。

マネジメント職

IT系のマネジメント職は、プロジェクトマネージャーとも呼ばれプロジェクトに関する予算、品質、納期、進捗などを管理します。重要な意思決定を行うとても重要なポジションです。責任も大きく、問題が発生した場合はプロジェクトマネージャーが責任を負うことが多いです。

プロジェクトマネージャーにも高度なコミュニケーション能力が求められます。クライアントにヒアリングや交渉を行い、それらをチーム内で共有するために聴く力、まとめる力、話す力が必要とされます。また、プロジェクトとチームをまとめるためのリーダーシップや、マネジメント力も兼ね備えている必要があります。

重要な意思決定などと大きな責任を負っているため、システムエンジニアとして経験を積んでからプロジェクトマネージャーを目指す人が多いです。

未経験からIT関係の仕事に就くために必要なこと

未経験からIT関係の仕事に就くことは難しいと思われるかもしれませんが、必要なことを押さえることで仕事ができるようになります。

ここでは「向上心」「スキルの習得」「とりあえず応募する」の3つを紹介します。

向上心

未経験からIT関係の仕事に就くためには向上心を持つ必要があります。IT情報や技術はとても早いスピードで新しいものに変わっています。常に新しい情報をキャッチアップする姿勢、新しい技術を取り入れるための努力や勉強を常に行う必要があります。

インプットしたものをアウトプットすることがとても重要です。情報や技術をインプットするだけでは、時間や労力を費やして手に入れても何の役にも立ちません。「知っている」と「使える」は意味が全く異なります。

スキルの習得

上記で紹介した通り、IT関係の仕事と言っても様々なものがありますが、どの職種でもプログラミングスキルを持っていれば、他の未経験者と差別化を図ることができ、就職活動も優位に進めることができるでしょう。

とりあえず応募する

未経験者でも応募可能な求人はたくさんあります。しかし、経験者の応募があれば、企業はそちらを優先してしまうでしょう。そのため、とりあえず応募をしてみる姿勢が大事です。

まとめ

ITと一言でまとめることが困難な程、様々な職種があります。専門性を活かしたいならエンジニア職、クリエイティブに働きたいならデザイナー職、コミュニケーション能力を活かしたいなら営業職など、自分の理想や強みが活かせる場所で働くことで活躍できるようになるでしょう。

未経験からでも十分にIT関係の仕事に就くことはできます。「向上心」「スキルの習得」「とりあえず応募する」の3点を意識して、理想とする働き方を目指してみて下さい。