IT関係の仕事をしてみたい方のため、IT業界についてご紹介します。

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IT関係の仕事をしてみたい方のため、

なんとなくIT業界で働いてみたいけど、どんな仕事があるのかわからない、そもそもITってなに？といった方のために、IT業界とは、またどういった仕事があるのかを紹介します。

そもそもITとは

IT(Information Technology)とは、「情報技術」のことで、コンピュータやインターネットを用いた技術を指します。
より具体的に表現するならば、世の中のあらゆるやり方をコンピュータとインターネットを用い便利にしていくことをITと言います。
社員の勤怠管理を帳面に手書きしていたものを、勤怠管理システムに変更したり、手書きで商品発注や在庫管理をしていたものを自動発注や在庫管理システムに変更したり、といった具合に世の中の便利な技術はIT技術と言えます。

IT業界とは

便利なシステムが存在する以上、必ずそれらを作っている方々が存在します。飲食店系の企業群は飲食業界、建築系の企業群は建築業界、のように、システムやインターネットのサービスを提供している企業群がIT業界です。

また、IT業界はおおまかに

インターネット/Web業界
通信業界
ハードウェア業界
ソフトウェア業界

の、4つに分類されます。

それぞれの内容と代表的な仕事、また必要なスキルを解説します。

インターネット/Web業界

インターネット/Web業界はインターネットを利用したサービスを提供している業界です。Webサイト、SNS、ネットショッピング、ネット広告など、そのサービスは多岐にわたります。
GoogleやAmazon、LINE等、一般認知度の高いIT企業が多い業界です。
代表的な仕事としては、Webデザイナー、Webディレクター、Webプログラマーなどでしょうか。
必要なスキルとしてはHTML、CSS、JavaScript、PHP、Photoshop、llustrator、またマーケティングに関する知識もあると良いでしょう。

通信業界

インターネット/Web業界が安心してインターネットを利用できているのは、通信サービスを提供している企業のおかげです。
今やインターネットと社会は切り離すことはできません。ネットワークを設計/構築、24時間体制で運用、監視を行ってくれている通信業界の社会貢献度は非常に高いです。
代表的な仕事としてはネットワークエンジニアでしょう。
DNS、WWWサーバーなどネットワークに関する幅広い知識、TCP/IPの知識などが求められます。
CCNAなどの資格があるとなおよいでしょう。

ハードウェア業界

ハードウェアとはパソコン、スマートフォン、キーボード、モニター、マウス、ゲーム機などのことを指します。機器そのもの、物体を製造している業界です。
機器内部の部品製造、電子回路の設計や組み込みが主な仕事となります。
デバイスが無ければ便利なモノを利用することはできませんので、ハードウェア業界は無くてはならない存在です。
代表的な仕事としてはハードウェアエンジニアです。
電気工学系の知識、ハード設計の技術、ソフトウェアの知識などが求めれます。

ソフトウェア業界

ソフトウェアという言葉は少しイメージしづらいかもしれません。
ハードウェアが物理的な仕組みであるならば、ソフトウェアはコンピュータに命令を与える存在です。
人間は体があっても脳が無ければ動けないように、機械も動作を制御するプログラムが必要です。
ソフトウェア業界は、そのプログラムを作成している業界です。
代表的な仕事としてはプログラマー、SEなどでしょうか。
C、Java、Pythonなどの言語を用いたプログラミングのスキル、データベースの知識などが必須となります。

IT業界を目指すにあたって必要なこと

ここまで読んでいただければ、IT業界といっても方向性の違う様々な職種があることがご理解いただけたかと思います。
ぼんやりとIT関係の仕事がしたい、と思っていては、就職活動、転職活動も上手くいきません。
まずは、自身の興味のあることを考えてみましょう。
モノづくりが好き、Webデザイナーってなんとなくかっこよさそう、プログラマーってすごそう、など理由はなんでもかまいません。

目指したい職種が決まれば、あとは勉強あるのみです。最低限の知識を持っていなければIT業界に入ることは難しいです。
プログラミングスクールや職業訓練校なども活用し、基礎的なスキルを習得しましょう。
完全未経験でも大丈夫、イチから育てます、のような求人もありますが、全く知識のない人を採用することは稀です。

ITは日々進歩しており、新しい技術や情報が次々と生まれてきます。
IT業界に入れたとしても、習慣的に勉強するクセを身に着けておかなければ、しんどい日々を送ることになります。
勉強を将来への投資だと思い、自己研鑽を絶やさないことが重要です。

IT業界の労働環境

IT業界は全体的に人手不足で、技術の進歩と反比例し人手不足は進行していくと言われております。
拘束時間が長かったり、下請けばかりだったりと、労働環境が悪そうなイメージが原因なのですが、近年は改善されつつあり、長時間勤務を強いられる職場は減少傾向です。
今後はリモートワークの普及により、IT業界の需要は増し、同時により労働環境の改善は進んでいくと思われます。

最後に

以上がIT業界とIT関係の仕事のおおまかな解説となります。
ぜひ業界研究を行い、ご自身の興味ある分野を見つけ、IT業界で活躍していってください。