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はじめに

近年、さまざまな業界においてITの技術やサービスが取り入れられており、IT業界は社会にとって、とても大きな存在感をはなっています。市場もどんどん大きくなっている一方、人手不足である業界でもあります。 2020年5月に行われた、転職サイトDODAの調査によると、IT・通信業界の求人倍率は5.84倍で、他の業種と比べて圧倒的に求人倍率が高いです。(求人倍率が次に高いのがサービス業界で、2.2倍でした。)IT・通信業界では、求職者数1人に対して、約5、6件の求人があるということです。新型コロナウイルスの影響もあり、前月比マイナス2.01倍になっていて、この倍率であるので、IT業界がどれだけ人が足りていないかがわかります。 市場は拡大しているのに人が足りていない状態ですので、IT業界は、求職者にとって、挑戦しやすい業界であるといえます。 そこで今回は、IT業界で働く魅力、向いている人材についてご紹介します

IT業界で働く魅力

IT業界とひとくちに言っても、様々な職種があり、それぞれ違う良さがあるので、今回は他の業界ではあまりみられない、IT業界の魅力的な点を3つ挙げていきます。

ITスキルを身につけられる

IT業界で働けば、日常的に何かしらのITの知識やスキルを使うことになります。最初は全く知らなかったことでも、業務で使っていくことで、どんどん自分の知識・スキルに変わっていきます。ITの技術は、現在、様々な業界で使われており、今後はさらに需要が高まっていきます。IT業界で働き、ITスキルを身につけることで、将来的な自身の市場価値を高めることだってできます。技術を身につけ、将来の選択肢まで増やせるというのは、とても魅力的ではないでしょうか。

最先端の技術にふれることができる

日々、ITの技術は進化していっています。IT業界で働くことになれば、必然的に新しい技術について知ったり、学ぶことになります。変化の激しい業界ですので、そのぶんついていくのが大変な業界でもあります。しかし、新しい技術で、何を生み出すか考えるというクリエイティブなことが好きな人にとっては、刺激のある業界であるでしょう。

リモートワークがしやすい

IT業界では、インターネット環境とパソコンがあればできる仕事が他の業種よりも多いため、リモートワークがしやすいです。自宅や好きな場所で仕事ができるので、働く側も通勤や退勤の手間と時間を省くことができます。スキルがあって優秀な人材だけれども、通勤が難しい地域に住んでいる…といった場合でも採用しやすい、という企業側のメリットもあります。最近では、コロナウイルスの影響で、リモートワークをせざるを得ないことがありますが、その点でも、IT企業では働きやすい環境であると言えます。

IT業界に向いている人材

それでは、どのような人がIT業界で働くことに向いているのでしょうか。ここでは3つご紹介していきます。

努力ができるひと

IT業界のどの職種を選ぶかによっても変わりますが、共通して言えることは、努力できるひとです。ITの技術はとても種類が多く、常に進化をしていっています。そのため、自分から積極的に技術を学んでいく必要があります。たとえ、今現在、知識やスキルが全くないひとでも、自ら学んでいく努力ができるひとは、IT業界に向いているでしょう

情報収集能力があるひと

めまぐるしく変化していくIT技術ですので、わからないことがあれば、自分で調べて自分のモノにする、ということが大事です。情報があふれている時代ですので、調べる際にも、本当に知りたいのはその情報なのか、その情報は信ぴょう性があるのかどうか、取捨選択することも重要になってきます。もしIT業界で働きたいと思っているのであれば、わからないことがあれば、まず自分で調べてみて、情報の選択をするというクセを普段からつけておきましょう。習慣づけておくことで、後々、必ず役に立つ能力になります。

新しいことが好きなひと

IT業界は、技術の進歩などによって、流行り廃りの激しい業界です。情報や技術が、常にアップデートされていきます。そのため、日常的に新しい情報を取り入れようと、アンテナを張っている新しいこと好きなひとは、IT業界に向いていると言えます。仕入れた知識や技術をどのように活かせて、どう実行したらよいか考えられるひとだと、なおよいでしょう。

まとめ

今回はIT業界で働く魅力、向いている人材についてご紹介しました。筆者は文系の出身で、全く別の業界から未経験で、IT業界に飛び込みました。最初は不安だらけでしたが、新しいことを学べて楽しいですし、本当にIT業界に入ってよかったと心から思っています。未経験でも、知識やスキルはあとからついていきます。業界未経験者の募集をしている企業も多くありますので、IT業界で働いてみたいと思った方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。