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1 PHPとは

PHPは、WEBプログラミング言語の中で一番初心者向けです。また、HTMLに埋め込むことができ、プログラミング入門者からとても人気があります。 しかし、プログラミング入門者にとっては、

・PHPはどんなことができるの?

・仕組みってどうなってるの?

・PHPって、どんな仕事で使うの?

といった、疑問点がたくさん出てしまうと思います。それに、Web上で様々な情報を見つけても情報量が多くて「結局何が言いたいの?」となってしまいませんか? そこで今回は、初心者でもわかるPHPについて説明していきます。

2 PHPの特徴

PHPの特徴は、3つあります。一つずつ説明していきます。

2-1 未経験者でも取り組みやすい言語で習得しやすい

PHPは、プログラミング言語の中で一番ややこしくない構文で作れてます。いくつかの構文を習得してしまえば、プログラムらしいことができます。

2-2 Webアプリケーションに特化している

PHPは、Web系に特化したプログラミング言語です。そのため、Web系以外のことでは使えません。

2-3 情報量が多い

PHPは、使いやすくて分かりやすいため人気があり、世界で一番使われているプログラミング言語の一つです。利用している人が多いため、PHP関連の情報がたくさん手に入ります。PHPの勉強で躓いたとしても検索をすれば参考になる情報が早く、豊富に知ることができます。

PHPは、"比較的"習得しやすく情報量も多いためプログラミング言語の中で一番手に出しやすいです。

3 PHPの歴史と進化

初めてPHPがリリースされたのは、1995年です。ラスマス・ラードフ(Lerdorf)により開発されました。 1994年、ラスマス・ラードフは今のPHPとは違く、シンプルなCGIバイナリ群をC言語で書かれていました。それを整理して、1995年に「Personal Home Page Tools」と名付けてソースコードをリリースしました。これがPHPの起源となります。

1996年、新しくFI(From Interpreter)を研究・開発をしPHP/FIが誕生。その翌年は、進化を遂げPHP/FI2.0が開発されました。

1998年 PHP3:PHP/FI2.0の機能不足に、アプリ開発をしていたアンディ・ガトマンズ(Andi Gutmans)とセーブ・スラスキー(Zeev Suraski)がPHP/FI2.0についてラスマスに相談をし大幅訂正をすることになりました。それが、PHP3です。

2000年 PHP4:セーブとアンディは、複雑なアプリケーションを効率よく処理するためにPHP3の機能を改善してPHP4を開発しました。

2004年 PHP5:PHP4から引き続き機能性を高めるために、長期にわたる開発を経てPHP5がリリースされました。

そして、PHP5からも開発は進み現在のPHP7まで進化をしてきました。また、進化をしてきたことでPHPの利用者が増え、今では世界の中で人気のプログラミン言語となっています。

4 PHPにできること

PHPは、Web系に特化したプログラミング言語であるため基本Webに関するプログラムを作ることが可能です。その中で最も使われているのものを紹介します。

・ショッピングサイトを作る:PHPは、ショッピングサイト(ECサイト)が作れます。商品の金額はいくらか、商品の在庫はいくつか、自動的にカウント・計算することが可能です。

・ブログを作る:WordPressで立ち上げたブログのカスタマイズやテーマの作成を作ることができます。

・SNSを作る:SNSのTwitterやFacebookなどもPHPで作れます。一般的には、ユーザーの登録、削除、更新、投稿の作成、グループ機能などの開発が可能です。

5 PHPの仕組み

PHPは、サーバーサイドのプログラミング言語です。サーバーサイドとは、ソフトウェアが入ったパソコン側でプログラムを実行したりデータを管理したりすることです。サーバーサイドでは、「ユーザーがリクエストしたことに対してデータを返す」ということを行なっています。

ブログで例えてみると、読者(ユーザー)が最新記事が読みたいときに、「記事を表示する」とクリックしたのがリクエストだとすると、それに対してサーバーサイドは「データベースから、そのユーザの最新記事のデータを出す」ということを行います。

これが、「ユーザーがリクエストしたことに対してデータを返す」ということです。

6 PHPの仕事内容

PHPのメインとなる仕事は、Webサイトを作成していくことです。また、Webシステム開発の現場で使われることも多いです。SNSやソーシャルゲーム、さらにショッピングサイト(ECサイト)などのWebサービスを構築するのに向いていると言われています。

PHPを利用したWebサイトやWebサービスは、今後、全世界の中で少しずつ拡大されるのが期待できます。また、PHPの仕事数も増えていくと思います。

現在、案件の単価は、50-80万円が相場となっています。PHPは、Web系の中で人気かつ初心者でもプログラムを作れるので、今後に需要がある仕事となるでしょう。

7 まとめ

最後に、最低理解できればいいところのみをまとめてみました。

PHPは、Web系に特化したプログラミング言語です。 このPHPの特徴は、

・未経験者でも取り組みやすい言語で習得しやすい

・Webアプリケーションに特化している

・情報量が多い

の3つです。PHPは、世界でも人気がありWebアプリケーションやWebサービスの開発をしています。 そして、PHPのスキルを身につければ下記のことができるようになります。

・ショッピングサイトを作る

・ブログを作る

・SNSを作る

といったことです。PHP案件にご興味がある方はIT求人ナビにご相談ください。