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はじめに

皆さんこんにちは。今回は、IT業界のトレンドや今後伸びていくであろう技術について解説していきたいと思います。 この記事を見ていただいている方には、「この先、IT業界ってどんな風になっていくのだろう。」また「どんな技術が必要になっていくのだろう。」と考えておられる方は多いのではないでしょうか。こちらの記事は、近年のITトレンドについて振り返りながら今後伸びていく分野について予想していきます。IT業界の変遷を掴んで、周囲の方と差をつけるきっかけとなれば幸いです。

2019年のIT業界についておさらい!

2019年のIT業界について振り返ると、本当に様々なビッグニュースがありました。代表的なところをキーワードで紹介すると、「5G」、「メガクラウド」「AI企業」あたりではないでしょうか。ここから詳しくみていきましょう。

「5G」

なんといっても2019年から次世代通信規格として5Gが導入されはじめました。これにより、インターネット回線の遅延がなくなり、高速で超大容量且つ複数の同時接続という離れ業が実現できるような世の中になりました。今後、私達の身の回りの様々なものがインターネットに繋がりIoTの時代となっていくでしょう。また、製造現場の自動化や、自動車の自動運転技術、遠隔医療などの分野に波及していくのでは無いでしょうか。

「クラウド」

皆さんは「クラウド」とはなにか?と聞かれて正確に答えることができますか?最近良く耳にするけど、実際はよくわからないという人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、そもそもクラウドの定義自体が曖昧だからです。今まではなにかのハードウェアを購入したり、ソフトウェアをPCにインストールしたりしなければサービスを使えませんでしたが、クラウドが世に出てからはそれらの作業をせずとも自由にサービスを利用できるようになりました。この「ハードウェアやソフトウェアを介せず利用出来るサービス」のことをクラウドサービスを呼びます。その名の由来は、雲の向こう側のサービスを利用していることから来ているという説が一般的です。 近年のクラウドサービスの発展には目をみはるものがあります。たとえばSaaSなど、クラウドサービスを提供するソフトウェア会社の成長には驚かされました。世界最大のコンピュータ企業シスコによると、世界のデータ量の八割ほどがクラウドにより流通していると分析されています。2019年はそのくらいクラウドの存在感、利用量が急速に増加した一年でした。その要因としては、Amazonが提供している、AWSというクラウドサービスの普及、またセキュリティー関連の技術力向上が挙げられます。ちなみに、2015年から2019年まででクラウドサービスの市場は全世界で約5倍ほどに広がっており、現在、また今後も拡大を続けていくでしょう。

「AI企業」

皆さんご存知だと思いますが、2019年は特にAI企業の台頭が見て取れました。 世界的な経済情報誌であるForbs Japanによる、「日本の起業家ランキング2020」では、「エクサウィザーズ」「cinnamon」など新進気鋭のAI企業がランクインしています。 また「AI CROSS」や「AI inside」などAI企業が続々と上場し、ヘルスケアや、セキュリティーなど多方面にAIが介入しており、これからも継続的に業界が拡大されていくと予想されます。また大きな話題となったのが、ヤフーとLINEの経営統合のような、ITI企業による業務提携です。大企業同士の情報交換により、益々AI技術が発達していくことでしょう。

今後注目の技術について!

今後IT分野で伸びていくであろう技術について紹介していきたいと思います。 その一つが、「DX」です。DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション)の略称であり、デジタル技術を普及させることで、暮らしの質を挙げていこうという意味を持ちます。また企業がデータやデジタル技術を有効利用し、経済の発展や企業のビジネス戦略やシステムを一新する活動を指す言葉でもあります。 先に紹介しましたクラウドやAI、5Gといった技術は言うまでもなく今後発展していくでしょう。例えば「5G」分野ではIoT化はもちろんのこと、VR技術を活用したスポーツの観戦など多方面で生活が便利になっていくと思います。 そういった暮らしの中で、IT業界に生きる人達はどういったスキルが大切になってくるのでしょうか。IT業界で生き残るためには、どうしても個人としてのスキルを磨き続けていくことが重要になってきます。目まぐるしく変化していくトレンドについていくためには既存の知識や技術で満足することなく、常に新しい情報や技術を吸収していく姿勢が何よりも武器になりますので、自身のスキルアップ努力を惜しまず頑張ってまいりましょう。 ここまで、近年のITトレンドや今後伸びていくであろう技術面の紹介をさせていただきました。こちらの記事が少しでも皆さまの参考になれれば幸いです。