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  • プログラミングの基礎を一通り終えた後

はじめに

最近、プログラミングを勉強する人が増えています。小学校でプログラミングが必修化したり、接客業や飲食店、サービス業からプログラミングを勉強してエンジニアに転職する人が増えています。そして、その大半の人が躓くのが上達方法です。一通り基礎は勉強し終わったけど、これからどうすれば良いのかわからないということがあるでしょう。そんな方のために基礎を勉強し終えた後、さらにプログラミングが上達する勉強方法を解説しています。

上達するプログラミングの勉強方法

プログラミングを独学で勉強する場合、挫折が少なくかつ上達したのを実感できる学習順序があります。まず、一番初めのスッテプ1としては、オンライン学習で基礎構文や文法を学びます。なぜ、本ではなくオンラインサイトかというとProgateなどオンライン学習サイトは、はじめに開発環境を導入する必要がないので、構文や文法の勉強に入る前に挫折するということがないからです。本で学習する場合、大抵は開発環境の構築から始めますが、バージョンなどの違いから、環境構築が本通りに進むことがまず少なく、エラーに躓きコードを勉強する前に辞めてしまうという方も多くいます。そうなることを防ぐために環境構築のいらない学習サイトをオススメします。プログラミング言語の基礎を勉強し終えたら、ステップ2は、本で環境構築から学習します。環境構築のいらないオンライン学習サイトでは、本格的な開発をすることはできません。したがって、開発環境を導入し、学習を進めていきます。ステップ3は、アプリを作れる本で実際に開発をし、サイトなどを作ってみるといいでしょう。構文の具体的な使用方法や関数、メソッドの使用方法がわかります。

ステップ4は、自作のアプリを作成します。どういう機能をつけるかや画面構成などを考え、実装していくことによって、知らないことを調べたりするので知識の幅が広がります。よくものを覚えるとき、書いて覚える人、読んで覚える人などそれぞれ覚え方は異なりますが、プログラミングに関しては、実際に手を動かしてコードを書くのが一番速い覚え方だと言えるでしょう。構文をノートに書くよりもコードを書き、プログラムとして動かした方が身につくのも速いです。そして、プログラミングには、暗記はいりません。もちろんif()文やfor()文など基本の構文は覚えなくてはいけませんが、関数やメソッド、機能の実装方法などは忘れてしまったら、インターネットで検索して調べれば大抵は載っています。それを覚える時間があるなら、一つでも多くコードを書くべきです。よく、プログラミングの入門書を買い、本を最後までやり終わったら、もう一度最初からやるという方がいますが、その方法だとプログラミングの上達への遠回りになってしまうでしょう。なぜなら、プログラミング言語の構文や文法は、それを覚えるのがゴールではなく、それを使ってプログラムを書けるようになるのがゴールだからです。したがって、本を2回目最初から最後までやるくらいなら、どんな小さなプログラムでもいいので、自分で何か作った方が上達します。その後、小さいプログラムを書くことに慣れてきたら、アプリなどを作れる本を参考にもう少し規模の大きなブログサイトなどを作ってみると良いでしょう。

自作のアプリを作って上達

本に載っているブログサイトなどを構築し終わった後は、自分で1からアプリを作ってみると上達するでしょう。もしくは、本などに載っているブログサイトなどは、現在市場に出回っているのと比べると少し不便で使いづらいものが多いです。それを現在もののような便利なものに改造してみるのも良いでしょう。改造は作ったプログラムに対して、きちんと理解していないとできないですし、知らないことを実装するのに調べたり、色々試して考えたりする力が付きます。これはプログラミングをするにあたってとても大切なことです。これは自作アプリでも同じことが言えます。自作アプリでは、アプリを1から自分で考えるというものがプラスされる分、難しいかもしれません。ですが、要件定義から設計、製造、テストまで開発の一通りの工程をしっかりやれば、そこそこアプリを作れるようになり、成果物があれば仕事にも繋がりやすくなるでしょう。将来エンジニアとして活躍していきたいと考えているのなら、自作アプリを作るのは大きなプラスになることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。プログラミングの上達するにはとにかくコードをたくさん書くこというのがお分かりいただけたでしょうか。時には、書いたコードが上手く動かず、それだけで1日を使ってしまうこともあります。ですが、それでも調べて考えていろいろ試してみて、解決できた時はとても達成感があります。そして、自分で作り、考えた通りに動くアプリが完成するととても嬉しいです。そういった地道な努力繰り返して上達していくのです。