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〇はじめに

◎SharePoint(シェアポイント)

・ SharePoint(シェアポイント)とは、Microsoft社が提供するソフトウェアのことです 複数のユーザがオンライン上でOfficeファイルを共有し、共同作業が行うことが可能です。 データがクラウド上に保存され、いつでも簡単に情報やファイルを「共有」、「整理」、「編集」が可能です。 企業う向けのWEBサイトを構築し、WEBサイト上でデータを一括管理することが可能です。 「企業情報の共有」、「データ管理」や「組織作業の効率化」を行う上で大変便利なソフトウェアになります。



◎SharePoint(シェアポイント)の代表的な主要機能


1. 自動保存機能

・ SharePointには自動保存機能が搭載されております。 OfficeアプリのWeb版、デスクトップ版、両方利用可能で、デスクトップ版は、自動保存機能の有効化を選択することが可能です。

2. 社内・部署・プロジェクトサイトの作成可能

・ 「チームサイト」を作成することで「共有フォルダ」や「共有ファイル」を「作成・管理」することが可能となります。 「SharePoint」は「Teams」と連携しており、Teamsでチームを作成時には、 自動的にSharePointにチームサイトが作成されます。 また、アップロードを行ったファイル等は、SharePointのチームサイト内のライブラリにも自動的に保存される仕組みとなります。

3. ワークフロー機能

・ 「ワークフロー」とは、簡単にいうと業務を自動化する機能です。 SharePointには、社内の様々な業務を想定し、「申請」、「確認書類の承認」など、いくつかのワークフローが用意されています。 これらを使用すれば、ミスや無駄なプロセスが減り、業務を効率化することが可能です。

◎SharePoint(シェアポイント)のメリット


1. 情報の共有とタスク管理がまとめて行えるため、業務効率が向上する
2. 「Microsoft Teams」のチャット機能との組み合わせで、円滑な社内連携が可能。
3. ネット環境さえあれば、どこでも共同作業可能。
4. 「Office365ソフト」との親和性が高いため、Office365に加入済みであれば、SharePointがすぐ導入可能。

◎Tableau(タブロー)

・ Tableau(タブロー)とは、専門的な知識がなくても簡単に操作が可能な BI(Business Intelligence = ビジネスインテリジェンス)ツールです。 また、これまでのBIツールとは異なり、 低コストで導入可能なプログラミング不要で誰でも簡単にデータ分析ができるビジネスインテリジェンス(BI)ツールです。 ユーザー目線で設計されておりあらゆる面でユーザーが使用しやすく、 PCにインストールすればすぐに使用できる手軽さも魅力になります。 Tableau(タブロー)では必要なデータを用いて操作をするだけで、データをビジュアル化して分析することが可能です。

◎BIツールとは

・ BI(Business Intelligence)ツールとは、企業が保有する大量のデータを収集して分析し、 分析結果を表示するツールのことです。 BIツールを使いこなすことで、素早い問題解決や迅速な意思決定を行い経営判断に活かしていくことが可能となります。



◎Tableau(タブロー)の代表的な主要機能


1. ビジネスダッシュボードの作成

・ Tableauのビジネスダッシュボードでは作成したビューをまとめて表示可能なため、 大量の情報を一目で把握することがが可能です。 専門的な知識がない一般ユーザーでも「クリック」及び「ドラッグ&ドロップ」で、 複数のチャートをダッシュボード上に配置することが可能となり、作成したダッシュボードは共有することも可能になります。

2. データディスカバリの自動化

・ データの抽出から処理までを自動化可能で、毎週、毎月ごと定期的に行なっている作業を自動更新することが可能となります。 また、「データインタープリター機能」では、Excelやスプレッドシート、 PDFなどのデータを迅速に利用しやすい形式に変更してくれます。



◎ExcelとTableau(タブロー)の違い

・ ExcelとTableauにはそれぞれ得意分野に違いがあります。 Excelは表計算がメインのツールであるのに対し、Tableauはビジュアライズによる「可視化」や「分析」が主な機能になります。 計算処理を行うExcelと、分析結果から迅速な意思決定を行うTableauでは目的が異なります。

1. 大量のデータの処理が可能

・ Tableau大量のデータを保有する大容量のファイルでも扱うことが可能です。 Excelではワークシートで取り扱える行数は約100万行で、 それ以上は扱いが不可能で、データ量が膨大になるにつれて動作が重くなるデメリットがあります。 その点、Tableauは1億行を超えるデータでもスムーズに動作するので、膨大なデータの処理にも対応しています。

2. チャート作成

・ Excelでグラフを作成する際は、最初に表を作成する必要があります。 Tableauはデータ項目「データペイン」と、表やグラフの編集項目「ビュー」で構成されており、 データ項目をビューへ「ドラッグ&ドロップ」を行うだけでグラフを作成することが可能となります。 Excelのように最初に表を作成する必要がなく、簡単な操作でグラフ化できるのが特徴となります。



◎Tableau(タブロー)の特徴


1. プログラミングが必要なく簡単にデータ分析が行える

・ Tableau(タブロー)は、Excelなどの表計算ソフトが使用可能なレベルの非プログラマー向けの一般ユーザーをターゲットとし、 プログラミング不要で簡単にデータ分析できることを目的としています。 簡単な操作性はビジネス現場の幅広い業務でが活用することができます。

2. データ分析の多彩な表現力

・ Tableau(タブロー)は、多彩な表現力を活かしてデータやプロセスの可視化に優れており、 表現力を活用した「ダッシュボード機能」は、「経営指標」、「営業指標」など様々な状況を可視化し共有することが可能となります。

◎まとめ

・ SharePoint(シェアポイント)とTableau(タブロー)についてご紹介いたしました。ご紹介した2つとも業務効率を格段に向上させる大変便利なものになります。 使用方法も簡単で一般ユーザにもご使用いただけますので気になった方はぜひ、ご使用をご検討してみてはいかがでしょうか。