支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


はじめに

特定の会社と提携を結ぶ正社員とは異なり、直接クライアントと契約を結ぶ働き方が近年増えています。このような働き方をフリーランスと呼びます。この記事ではその中でもシステムエンジニアとして独立をした「SEフリーランス」の年収からメリット・デメリットまで詳しくご紹介します。

SEフリーランスの年収相場

システムエンジニアのフリーランスの平均年収は大体600万〜960万です。企業勤めのシステムエンジニアの平均年収500万〜600万と比較すると、独立したシステムエンジニアは全て自身の収入として受け取れるため金額が大きくなるという事がわかります。

SEフリーランスの自由な働き方

企業に務める正社員とは違い、在宅勤務のSEフリーランスであれば、好きな時間と場所でお仕事をする事ができるためとても自由な働き方ができます。好きな音楽を聴きながら夜中にお仕事をすることだって、朝方にコーヒーを飲みながらお仕事をすることだって可能です。

SEとは?仕事内容は?

そもそも「SEフリーランス」とはどういう意味なのでしょうか。「SE」とは「システムエンジニア」のことを指します。システムの設計や開発、テストなどを手がけることがシステムエンジニアの仕事内容となります。

システムエンジニアになるために必要なスキル

技術や経験、コミュニケーション能力が求められます。システムの開発や設計を仕事とするシステムエンジニアには、インフラやIT・Webアプリ開発などの何らかの業務経験や資格が求められます。また案件を進めていくにあたってクライアントとのコミュニケーション力が重要となるでしょう。個人で会社を経営する形になるため、自己管理能力・学習能力・営業力・交渉力・セルフブランディング力・システム開発などの知識も大切です。

SEとして独立する方法

個人事業主として開業届を提出すれば、あなたはその日からシステムエンジニアとして独立したことになります。今では大企業のGoogleも、もともとはシステムエンジニアの仲間たちが集まってできた会社だと言われています。高い技術を持ち、クライアントの確保にも自信がある方は独立するのもひとつの手です。

SEフリーランスのメリット・デメリット

システムエンジニアとして必要なスキルを取得したのちに「独立したい」と考える人も少なくないと思います。独立をすることで様々なメリット、デメリットがあるので独立する前に双方をしっかりと考慮しましょう。

メリット

独立することにはいくつかのメリットがありますが、「給与」「時間」「仕事の幅」の三点に絞って紹介していきます。

給与UP

会社に所属せず利益が分配されない分、自分で案件の収入を全て受ける事ができるため収入がアップします。また会社に入っていない分雇用保険など差し引かれるものも減らすことができます。

頑張れば頑張った分だけ、目に見えて給料が増えるのでモチベーションにも繋がります。

時間的自由

独立すると比較的時間が自由になります。と言うよりも、全て自分で管理するため、時間を作る事ができるようになるのです。好きな時間に好きな場所で仕事ができるので、趣味にも時間をかける事ができます。朝でも夜でも仕事をする事ができるのが独立することの魅力のひとつですね。

仕事が選べる

自身で案件を選ぶ事ができるので望まない案件を拒否できます。システムエンジニアとして企業で働いていれば、希望通りの仕事ができるとは限りません。しかしフリーランスになると、自分の好きな案件を選ぶ事ができるので自身のモチベーションアップにも繋がります。

デメリット

続いて、独立することのデメリットについて「給与」「福利厚生」「仕事外での作業」の3点について絞って紹介していきます。

給与が不安定

上記で独立することで給与面のメリットがあると記述しましたが、デメリットにもなります。

会社と違い、必ずしも仕事をもらえるわけではないです。自分で仕事を探してクライアントと契約を結ばなければならず、収入が不安定となる可能性があります。

福利厚生がない

独立しているので失業保険や有給などもなく、保険関係も自身で探して入る必要があります。しかし、もし会社員の時加入していた社会保険がある場合、任意継続できる事があります。扶養家族が多い人に勧められる事が多いです。

福利厚生がない分年収が高くなっているのです。

事務手続きが増える

交渉や打ち合わせ・営業・収支管理など会社がやってくれていた細かな作業を全て一人でやらなければなりません。それ以外にも、個人事業主になる方は開業届や青色申告承認申請書の提出が必要となります。

仕事に注力したい人は、外部に委託などを考えてみてもいいですね。

SEフリーランスとして給与を上げる方法

システムエンジニアとして独立後、収入アップの方法として仕事を受け続ける事が1番重要となってきます。高度なスキルと業務経験がないと仕事を受けることは難しいです。収入アップにも繋がりません。クライアントとの繋がりを重要視し、自身のスキルをクライアントに理解してもらう事が大切となってくるでしょう。

経営の立場から意見できるようにする

SEフリーランスになると経営者の立場から意見できることが重要です。起業する方はシステムやエンジニアの知識だけではなく、経営面での知識も学ばなければいけなくなります。

コネを作る

フリーランス業界では対企業からではなく、人から直接仕事をもらう事がたくさんあります。コネを作る事が仕事の数にも反映され、フリーランスとして生計を立てていく事ができるか関係しています。会社員時代の人脈も独立した時の仕事をもらうきっかけとなるので大切にしましょう。

クライアントとの信頼関係を構築する

仕事をどれだけ多くもらえるかは今までのクライアントとの繋がりが大切となります。クライアントとの信頼関係を構築し、維持するために必要なものは「成果物」です。成果物でどれだけクライアントを満足させる事ができたかが信頼関係に大きく関係します。

まとめ

システムエンジニアになるには、必要なスキルが多く、独立までの道のりは決して楽ではありません。しかしシステムエンジニアで独立する事ができれば自由かつ、高収入の人生が待っています。今の年収の2倍、3倍も夢ではないです。メリット、デメリットを踏まえSEフリーランスに目を向けてみてはいかがでしょうか。