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  • cmd:コマンドプロンプトとは?

コマンドプロンプトの起動方法

コマンドプロンプトにはいくつかの起動方法があります。

スタートメニューから起動方法

まずは画面左下にある「スタートメニュー」を右クリックして、「コマンドプロンプト(C)」を選び起動する。

・こちらに関してはログインしてるユーザーに設定されてる権限でコマンドプロンプトを起動する方法です。

もうひとつは画面左下にある「スタートメニュー」を右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選んで起動する方法です。

・こちらに関してはログインしてるユーザーに設定されてる権限ではなく、管理者権限でコマンドプロンプトを起動する方法です。

コマンドプロンプトの起動方法は「ファイル名を指定して実行」に「cmd」と入力すると入れます。

コマンドプロンプトとはなんなのか?

コマンドプロンプトとは、いつもはマウスを使用して行っている動作などをキーボードの文字でコマンドという命令を入力し実行するものです。コマンドプロンプトでないと操作ができないものもあります。

コマンドプロンプトとは本来は、「コマンド入力待ち信号」を意味しております画面左端に「>」マークの右側で点滅してるカーソルがコマンドプロンプトです。そこにコマンドを入力して命令を出します。

powerShellとコマンドプロンプトの違いとは何か?

コマンドプロンプトとpowerShellは全く違います。powerShellではコマンドレットと呼ばれている独自のコマンドを使用しています。コマンドプロンプトでは、コンピュータの内部状態に関する情報やレジストリにアクセスすることは難しいですが、PowerShellでは標準で備わっており、システム管理業務の役に立ちます。

コマンドプロンプトは、pingとipconfig程度しか使用しないのであれば、コマンドプロンプトで大丈夫です。むしろコマンドプロンプトの方が起動も早く軽量で使い勝手はいいです。

コマンドプロンプトの利点はなにか?

コマンドプロンプトはバッチファイルを作成し一度に様々な処理をさせれるのが一番のメリットといえます。コマンド出力結果をディスプレイではなく、別の出力先に出力するリダイレクトやパイプを利用し複数の処理をまとめて実行することが可能です。ただし、コマンドに記載ミスがあった場合でも実行される場合もあるので注意が必要です。

コマンドプロンプトでできること

プロパティウィンドウの表示の変更ができます。見やすいよう、使いやすいように設定を変更できます

プロパティウィンドウ表示設定方法は下記に記載されている2つの方法があります。

右クリックでの方法

コマンドプロンプトを右クリックしメニューにある「プロパティ(P)」をクリック表示させる。

タイトルバー以外で右クリックしてもメニューは表示されません。

ショートカットキーので表示

Alt+スペースでメニューを表示し、そのあとで「P」キーを押して表示する。こちらの方が使いやすいのでこちらの方法も覚えておいたほうが良いです。

プロパティの設定

簡易編集モード

コマンドプロンプトの文字列をマウスで選択することができコピー&ペーストが可能

挿入モード

文字を入力する際、文字を挿入し入力することができる。

その他、文字フォントの変更もできレイアウトの変更も可能です。ウィンドウのサイズの幅や高さの変更も行えます。どちらも見やすいサイズのフォントを選択するのがいいでしょう。

基本的なコマンド

コマンドプロンプトを使うにあたって基本的なコマンドを知っておく必要があります。そこで知っておきたいコマンドをいくつか紹介いたします。

dir(directory)

指定したパスのファイルやディレクトリ一覧を表示するコマンドです。パスを指定すればパスの情報、パスを指定しなければカレントディレクトリ情報を表示する

cd(chage)

指定したパスにカレントディレクトリに変更するコマンドです。パスを指定しないと、カレントディレクトリ名を表示する。

md(mkdir)

ディレクトリを作成するコマンドです。パスを指定すればパスの情報、パスを指定しなければカレントディレクトリにディレクトリを作成する。

ipconfig

コンピュータに割り当てられているIPアドレス情報を確認できるコマンドです。サーバーや設定情報の確認で使用頻度は高いコマンドなので覚えておきましょう。

ping

ネットワークの疎通確認でよく使用されるコマンドです。こちらもよく使用されるので覚えておきましょう。

まとめ

cmdとは、コマンドプロンプトを起動するときに使うものです。手間のかかっていた作業の短縮にもつながり効率アップします。コマンドは他にもファイルをコピーする「copy」やファイル移動をする「move」,削除をする「del」なども存在します。これらを覚えることで作業の効率をあげれないかを考えるのもいいでしょう。