予測できる失敗例から学び成功へ繋ぐ

新しいことを始めれば、少なからずリスクがあり、失敗はつきものです。何かに挑戦して挫折した過去はありませんか?そのような経験は誰にでもあるはずです。しかし、失敗は決して悪いことではありません。そこから多くのことを学び、今後のトラブルを回避し、改善に繋がるヒントが探せるからです。 こちらでは、ITフリーランスに起こりやすい失敗例を挙げています。

自分の処理能力を知ろう

ITフリーランスとして活動をスタートさせると、「来るもの拒まず」という姿勢で、依頼された案件をすべて引き受けてしまう傾向にあります。仕事を断れきれずに詰め込んでしまえば、納期まで間に合わせるのに必死で、一つ一つの案件に対して作業が雑になってしまうでしょう。 そうなれば当然クライアントからの信用は失いますし、フルで働けば、あなた自身の体調にも影響が出てきます。取引先をきちんと絞っておかないと、クライアントとそのライバル会社の両方から仕事を受けてしまった、と後々気づくこともありますから、一日に処理できる仕事量と受注量のバランスを事前に考慮しておかなければなりません。

安請け合いし過ぎると赤字になる

独立後は、以前の職場の関係者や身近な友達から、「格安でやって欲しい」「無料でお願い」などと頼まれるケースが非常に多いです。無理をして引き受けると、それが悪い癖として染みついてしまいます。 「やっぱりやらなきゃ良かった」と後悔の素となり、自己嫌悪の悪循環が繰り返されるのです。仕事をする上では、安請け合いは絶対しないよう、肝に銘じておきましょう。「お得意様だから」と断りづらい気持ちも分かりますが、信頼関係はあなた自身のサービスで勝負すれば良いのです。 JavaやAndroidなどの開発依頼に関しても、本来きちんともらうべき費用を請求できなければ、せっかくの高い技術が台無しです。

予測できる失敗例から学ぶことが、ITフリーランス成功に繋がっていくのだと考えています。