Ruby on Railsがリモートワークに向いている理由とは?
はじめに
近年の働き方改革や、新型コロナウイルスの影響でリモートワークがより注目されるようになりました。>IT業界においてもリモートワークの導入が進んでいますが、扱う言語や開発の規模や種類によってはリモートワークに向かない場合があるため、リモートワークを希望するなら注意が必要です。
言語の中でもRubyと、そのフレームワークRuby on Railsは非常にリモートワークに向いていると言われています。今回はRuby on Railsがなぜリモートワークに向いているのか、リモートワークで気をつけるべきことについて紹介していきます。
Ruby on Railsはなぜリモートワークに向いているのか?
Ruby on Railsエンジニアのニーズの高さ
最近では、スマートフォン向けアプリやWebアプリ、Webサイト構築のニーズが高まっており、開発スピードや効率も重視されています。
そこで注目されているのがRuby及びRuby on Railsです。Rubyは初心者でも学習しやすく、コードの記述量が少なくシンプルに書くことができる可読性の高い言語です。また、フレームワークのRuby on Railsを使用することで開発効率を上げられるという強みもあるため、Ruby及びRuby on Railsを扱えるエンジニアのニーズが高まってきていますが、その一方でいまだ希少性が高いままです。
こうした事情があり、企業側がリモート可や週2,3日勤務可とするなど、フリーランスエンジニアの希望を極力受け入れる動きが始まっています。
また、リモートワーク向けの案件にはWeb開発の仕事が多いため、Web開発で多く採用されているRuby及びRuby on Railsはリモートワーク向けといえます。逆にWeb開発以外の案件には基本的に客先常駐型の案件が多い傾向にあり、 特に大規模なシステム開発や組み込み系などの案件はリモートワーク向きではありません。
Ruby on Railsを採用する企業はリモートワークに寛容な傾向がある
一般的にRuby on Railsは人員が少なくスピード感が求められるスタートアップやベンチャー企業を中心に採用されています。そうした新しい体質の企業は、柔軟な働き方を認め寛容な傾向にあるため、リモートワークを採用していることが多いです。
リモートワークで気をつけるべきこと
疑問や不明点は積極的に聞く
リモートワークには一緒に仕事している人の顔や状況、指示の意図が掴みにくいという欠点があります。仕事を正確かつスムーズに進めるためには認識の齟齬があってはいけません。
そのため、疑問や不明点があれば積極的に聞いた方が良いでしょう。
チャットはもちろん、Zoomの画面共有やビデオチャット、電話などのツールを状況に応じて利用しましょう。
スケジュールを厳守する
担当タスクのスケジュールが決定したら、期限内に完了させることが大切です。スケジュールを守れないことで、「本当に仕事をしているのか?」というようにクライアントに不信感を抱かせてしまう可能性が高いです。
クライアントや開発メンバーとの信頼関係のためにも、スケジュール管理はしっかり行いましょう。
チャットの返信は早めに
リモートワークの場合、連絡は基本的にチャットで行うことになります。
チャットの返信がなかなか返ってこないと、作業状況が掴めず、他の開発メンバーが不安に感じてしまうかもしれません。チャットは逐一チェックし返信は極力早いうちに行いましょう。
作業時間や休憩時間を固定にする
作業時間や休憩時間を毎日固定の時間帯にすることで、自分が作業中か休憩中なのかをクライアントや他の開発メンバーが把握できます。
そのため、仕事を振ったり指示する際に便利ですし、安心感もあります。
また、時間を固定しておくことで自分なりの仕事のリズムができ、メリハリがつけられるという利点もあるのでおすすめです。
勉強や情報収集を怠らない
リモートワーク可の案件でも、経験やスキル次第でリモートワークが認められないこともあります。リモートワークを認めてもらうためには、経験やスキルが一定以上の即戦力になることが一番手っ取り早い方法です。
RubyやRuby on Railsに関する情報収集や勉強を行うなど、スキルを高めていく必要があります。
おわりに
以上、Ruby on Railsがなぜリモートワークに向いているのか、リモートワークで気をつけるべきことなどについて紹介してきました。
リモートワークを考えているならRuby及びRuby on Railsは非常におすすめです。やや案件数は少なめですが、服装や働き方についても比較的自由度が高く、あなたの望む働き方を実現できる可能性が高いです。
ですが、今後他言語でもリモートワーク可の案件が増えることも予想されます。自分のやりたい仕事や望む働き方をしっかり見つめ直し、情報収集は怠らないようにしましょう。