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公開日:2020-09-11

プログラミング教育

2020年度から小学校、中学校、高校でプログラミング教育が必修となりました。ではその「プログラミング教育とは何?」「どういったことをするの?」また、「なぜプログラミングが必修になる?」ということをみていきましょう。ここでは小学校でのプログラミング教育を重点的にご紹介します。

プログラミング教育とは、これからの社会を担う子どもたちがIT化していく社会で生きていくために導入されました。プログラミングを学ぶ全員が関連した職業に就くことを強制するものではありません。プログラミング教育ではプログラミング言語を学ぶというよりは、思考能力を身につけるということが目的です。プログラミング言語を学習することで身につく考え方(プログラミング的思考)を養うために行われます。

ただ、将来的にこの数十年中に様々な業務が機械化できてしまうといわれています。そのためにも、その機械化に柔軟に対応できる人材を今のうちから育てていくということもプログラミング教育が導入される目的としてあります。その結果IT業界の人材不足の対策にも必然的に影響してくるでしょう。

プログラミング的思考

プログラミング的思考とは言葉の通りですが、「物事を順序立てて解決する考え方」です。この考え方は日常生活や社会生活でも大きく役立ってきます。
複雑な問題であっても、それを細かく分けて解決しやすくしたり重要な部分のみを考えたりといったように問題可決の応用能力となります。「物事の進め方を考える」ということがプログラミング的思考といえます。このプログラミング的思考を利用することで仕事の効率化にも繋がります。

プログラミング教育というと難しく聞こえますが、プログラミング的思考を養うための教育というとどうでしょう?小学校、中学校、高校と進んでいく上で求められるスキルも上がります。しかし、何もない状態から始めることを思うと、プログラミング的思考を身につけることでプログラミング言語を学ぶきっかけとなり土台となるでしょう。
次は小中高別のプログラミング教育の特徴をご紹介します。

プログラミング教育の特徴

小学校でのプログラミング教育

2020年度から、小学校でのプログラミング教育が必修となりました。必修とはなりましたが新たに教科が増えたり、言語を学ぶというわけではありません。ではどういうことかというと、既存の教科の中にプログラミングの要素を追加したような感じです。学校ごとに学び方は変わりますので小学校でのプログラミング教育に関しては一概にもこうだとはいいにくいでしょう。
小学校の段階では本格的にプログラム言語の学習ということは行いません。実際にばりばりプログラミング言語を学ぶわけではなく、ここで重要となってくるのが先ほどの「プログラミング的思考」です。

中学校でのプログラミング教育

中学校でのプログラミング教育は正式には2021年度からとされていますが、現在でも技術家庭科の授業で行われています。本格的な言語を学ぶものではありませんが、こちらも小学校と同様で論理的な思考力が問われます。小学校に比べるとより専門的な技術知識を要されますが大きな目的は「理解を深めること」「学ぶきっかけづくり」です。

高校でのプログラミング教育

高校でのプログラミング教育は2022年から必修となります。高校では新たな科目として「情報1」というものが追加されます。高校によってはもうすでに情報系の科目であったりコンピュータを扱う授業が行われていますがそれが必修となります。
「基礎的なプログラミングの知識」「論理的な思考力」の活用が重要視されています。

プログラミング教育が与える影響

このプログラミング教育が与える影響は学校側と教員側とあります。
まずは、学校側に与える影響です。こちらは必修化に対応する環境です。やはりプログラミング教育を行う上でコンピューターの設置やWi-Fi環境などが必要となってきます。一部の学校ではタブレット授業等を取り入れている学校もありますがその辺りはまだ整っていないところが多いのが現状です。

次に、教員側に与える影響です。こちらは特に小学校教員の負担が大きくなるでしょう。小学校では基本的に一人の教員がほとんどの科目を受け持ちます。それに小学校教員とはいえプログラミング経験者ではないこと、小学校から英語や道徳も必修となること、この辺りの点もかなりの影響が考えられます。

まとめ

いかがでしたか?ここではプログラミング教育についてお話してきました。プログラミング教育というのは、プログラム言語を学ぶというより「プログラミング的思考」つまり、物事の考え方を学ぶことです。
そしてプログラミング教育が必修化となることで学校側にも教員側にも影響は出てきます。しかし長い目で見るとやはりプログラミング的思考を身につけた若者の存在は大きなものとなってきます。今後、もっと環境が整い、プログラミング教育が当たり前になってくると業務の機械化も当たり前になるでしょう。

そのためにも今のうちから対策が必要となってくるわけですね。