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はじめに

皆さんはプログラミング言語「Ruby」をご存知でしょうか?プログラミングに無関心な方が聞いたら宝石のルビーを思い浮かべると思いますが、名称の由来は宝石に関係しています。この記事ではRubyの魅力や開発環境の整え方などRubyについてまとめていきたいと思います。まずはRubyの歴史、名称の由来について簡単のまとめていきます!

Rubyの歴史、名称の由来について

Rubyは1993年2月24日にまつもとゆきひろ氏によって開発され、1995年12月にfj上で発表された日本発のフリーソフトウェアです。Perl、Smalltalk、Eiffel、Ada、Lispがブレンドされた言語です。Rubyが公開される前に「Perl」というプログラミング言語が存在しており6月の誕生石であるPearl(真珠)と同じ発音でした。ちなみにPerlと代替可能であることが開発初期の段階から重視されている言語でした。そこで「Pearl」の次になる言語として、6月の次の7月の誕生石である「Ruby」と名づけられました。ひねりがあってとてもいい名前ですよね!競合言語としては「Perl」の他に「Python」が挙げられます。次はRubyの魅力についてまとめていきます!

Rubyの魅力について

日本製のプログラミング言語で世界的に使われているのはRubyだけで、TOIBE指標などのプログラミング人気ランキングでもトップ10入りしているほどです!そんなRubyの人気の理由として挙げられるのは可読性の高さでしょう。なんと言ってもわかりやすいのです。プログラミングに触れたことのある人なら直感的にコードから何がしたいのか読み取ることができます。他にも柔軟性が高いというところも魅力です!演算子を記号から文字に再定義することもできます。

Ruby開発環境について

Rubyに少し関心、親近感を持っていただけたでしょうか?次はRubyの開発環境についてですがここではMac、Windowsでの開発環境の整え方についてまとめていきます!

Ruby開発環境の整え方【Mac編】

なんとMacにはあらかじめRubyがインストールされています!しかし残念ながら最初からバリバリ使えるというわけではありません。まずは「テキストエディタ(プログラミングするところ)」と「ターミナル(プログラムの実行結果を表示するところ)」を準備する必要があります!ターミナルの方は標準でインストールされているので実質用意するのはテキストエディタの方です!テキストエディタには「Atom」や「Visual Studio Code」など様々なものがあるのでお好みでインストールしてください。これでRubyを動かすことは可能になりますが「Homebrew」というツールを利用し「rbenv」をインストールすることでバージョンを複数管理できるようになります!

まとめると

(1)テキストエディタのインストール
(2)「Homebrew」をインストール後「rbenv」をインストール

といった手順になります!

Ruby開発環境の整え方【Windows編】

こちらはMacのように簡単にはいきません!まずはRubyのインストールです。「RubyInstaller」から「=> Ruby+Devkit 2.6.5-1 (x64)」をクリックしダウンロードします。ファイルを開いたら「I accept the License」のチェックボックスにチェックをつけNextをクリックします。ページが移動したらそのまま「Install」をクリックします。インストールが終了したら「Finish」をクリックします。自動的にページが切り替わりますので半角の「1,2,3」を入力して、「Enter」キーを押してください。しばらくするとインストールという文字がたくさん並んだ画面になると思いますのでそのまま「Enter」キーを押し、自動的にページが閉じればRubyのインストールは完了です!Rubyの実行にはMac同様にテキストエディタが必要になりますのでインストールしてください。

まとめると

(1)RubyInstaller」から「=> Ruby+Devkit 2.6.5-1 (x64)」、Rubyのダウンロード
(2)ファイルを開き「I accept the License」にチェックし「Next」をクリック
(3)「Install」をクリック
(4)「Finish」をクリック
(5)半角の「1,2,3」を入力して、「Enter」キーを押す
(6)「Enter」キーを押す
(7)テキストエディタのインストール

といった手順になります!

おわりに

ここまでRubyについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?Rubyは初心者が最初に学ぶにはなかなか手が出しづらい言語ではあります。しかし、魅力満載で人気のある言語であることは伝わったのではないでしょうか!Macであれば開発環境を整えるのは簡単ですし入れてみる価値はありますよね!この記事が少しでも皆さんのRuby導入のきっかけになれば幸いです!最後まで読んでいただきありがとうございました。