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・プログラマーとは

プログラマーという仕事には多種多様な職種があります。 プログラマーには卓越した知識と経験に基づいた技術が必要になるため、短期的な勉強で身につくものではありませんが、これからの時代は、なんといってもIT最盛期であり、技術を持ったプログラマーは非常に社会からのニーズが高いです。そういった社会的ニーズの高さを仕事の中で感じられることも、プログラマーという仕事の魅力の一つでしょう。

・プログラマーの魅力

プログラマーは若手キャリアでも、実力によって正当に評価され、活躍しやすいでしょう。その理由としては、IT技術自体日々進歩していくので、その変化に柔軟に対応し、新しい技術や知識を吸収できる人が有利であるからです。

若いうちの努力でスキルを身につけることが、将来のキャリアアップに直結します。 加えて、多くの仕事と比べて、IT関連の職種の年収は高いです。IT業界は年収が高い業界ではありますが、近年、若くても能力のある人材を採用するために、技術や知識を持つ人には年齢や学歴などの経歴に関わらず、スタートラインから眼を見張るような条件を提示する企業が多い傾向となっています。 学歴や経歴、年齢に振り回されず、実力や実績次第で高収入を得られることを魅力に感じる技術者は多いです。

プログラミングの学習方法

プログラミングを学習すると決めたら、次のステップは、「どの方法で学習を進めていくか」これを決めるのが先決です。というのも、プログラミングは、非常に社会的ニーズが高まっている技術ですので、様々な書籍や学習サイト、スクールなど、豊富な学習方法が用意されています。これらの学習スタイルの中から自身にあったものを選ぶことが重要です。全くの初学者にとっては、多少高額であってもプログラミングスクールに通い任意のプログラミング言語を習得することも良いかとは思いますが、それだけのお金やスクールに日中に通う時間が作れる方は意外に多くないものかと思います。そこで、こちらでは主に独学でプログラミングを学習する際におすすめの書籍や学習サイトをご紹介させて頂きます。 ※今回は、プログラミング言語の中でも屈指の人気を誇り、案件数や求人情報も格段に多い「Java」に焦点を当てて紹介させていただきます。

・「Java」の概要 ※「Javaってなに??」という方向けの内容ですので既知の方は事項へ飛んでもらって大丈夫です!

では早速、プログラミングの学習方法について紹介する前に、まずは今回例に挙げさせて頂く「Java」というプログラミング言語の簡単な概要について紹介させていただきます。 Javaにおいて最も重要な特徴は、Javaが「JVM(Java Virtual Machine:Java仮想マシン)」というマシンで動いているということです。Java仮想マシンとは、その名の通り、Javaの為に開発されたマシンです。このマシンの上でJavaが動きます。Java仮想マシンがどのような役割はもっているのか例えるなら、コンピュータ本体と、その通訳者のようなものです。Java仮想マシンさえ動作すればJavaはどんなコンピュータ上でも利用することが出来ます。あなたのパソコンが、MacでもWindowsでも、どのような環境においてもJavaは動作できるので、Javaはしばしば、OSに依存しない言語と言われます。

もう一点、Javaには重要な特徴があります。それは、Javaの開発はオブジェクト指向で作られているということです。では、そのオブジェクト指向とは、一体どのような概念なのか、自動車製造を例に説明させて頂きます。オブジェクト指向とは、モノ(オブジェクト)同士を組み立てていくというプログラミングの考え方のことです。自動車を作る際、いきなり組み立てて自動車の形になるわけではありませんよね。完成形になるまでに、多様な工程を加えて、タイヤやハンドル、エンジンなど様々な部品が作られます。そしてその出来上がった数々の部品を一つに組み立てて初めて自動車という完成形になるというわけです。オブジェクト指向に則ったプログラミング言語でシステムを作る際も同様。このステップを経て完成します。この開発方法、考え方のことをオブジェクト指向と言い、効率的な開発には必須となる考え方です。 ここからは具体的におすすめの書籍や学習サイトを紹介させていただきます。

・おすすめ書籍「スッキリわかるJava入門」

Javaの基本構文やオブジェクト指向、エラー発生時の対処法などJava初心者が知っておくべきことが網羅されています。文字やコード、イラストのレイアウトが見やすく、600ページ以上に及ぶ内容も、スラスラ読めますよ。

・おすすめ学習サイト「Progate」

Progateでは、学んで・書いて・試せる5つのJava学習コースが用意されています。5つのうち、最初の2コースを無料で利用できるのでお試しにはもってこいです。後の3コースは有料となります。実際に手を動かして、自分の書いたコードが動くかどうか試すことができるので、本当におすすめです。

プログラミングの勉強は座学だけではどうしても不十分になります。座学で学んだ知識を実際に手を動かしながら、文法(知識)とプログラム作り(実習)とを組み合わせて学習することがコツです。この点については、英語などの言語学習方法と似たところがあります。それは文法の知識と、それをつかう実習の両方が必要なことです。これらは別々に勉強するのではなく、文法を学びながら関連部分の実習を並行して進めるのが効果的です。

・まとめ

いかがでしたでしょうか。Javaは私達の身近な生活を便利にしてくれている魅力的なプログラム言語であり、様々な新しい言語が出てきた中でも根強く人気で需要も高い言語です。学習については決して簡単ではありませんが、それらを乗り越えJavaを習得出来た際には、自身の可能性が広がることは間違いないでしょう。 プログラミング言語は数多ありますが、「若い時の苦労は買ってでも」という諺があるように、将来を見越した勉強は、先々に大きな武器となって我が身に返ってきます。 そしてプログラミングの技術を要する求人は非常に多いです。思い立ったら迷わずに挑戦してみるのもいいと思います。