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メールサーバ構築について

本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。 ご了承ください。

ITエンジニアとして日常を過ごしていると、日々新しい情報が次々と登場します。 そんな中で今回ご紹介するのは、メールサーバについてです。 著者はお恥ずかしながら、メールサーバ構築についての詳細な情報まで知りませんでした。 そのため、少しでも多くの読者の皆さまに知ってもらいたい且つ、備忘録も兼ねて今回記事にいたしました。 では、早速詳細な内容に触れる前にまずメールサーバや構築手順について、段階的に紐解いていきます。 お付き合いいただければ幸いです。

メールサーバについて

メールサーバとは、電子メールの送受信や配送を行うため、ネットワークに接続され常に稼働しているサーバコンピュータ。また、そのための機能を実装したサーバソフトウェア。 主に、発信者からの送信受付や宛先のサーバへの転送を担うサーバ(SMTPサーバなど)と、管理対象のメールアドレス向けのメールを外部から受信して保管し、受信者へ配達するサーバ(POP3サーバやIMAP4サーバなど)に分かれる。いずれもメールサーバの一種だが、利用者の操作する電子メールクライアント(メールソフト、メーラー)の設定画面などでは、前者を「メール送信サーバ」、後者を「メール受信サーバ」などと呼ぶこともある。 メールアドレスを作成して外部と送受信するにはこの両方が必要となるが、これらはソフトウェアとしては通常別々に提供されている。小規模なシステムでは一台に両方を導入して送受信兼用のメールサーバとする場合もあるが、それぞれを運用するコンピュータを別々に用意して一体的に運用することもある。

メールサーバのソフトウェアについて

今回はWindowsとLinuxでよく使用するソフトウェアを以下にまとめました。

・Microsoft Exchange Server

マイクロソフトの開発したグループウェア / 電子メール製品。Microsoft Serversの一部であり、マイクロソフト製品を採用している企業で広く使われている。Exchangeの主な機能は、電子メール / 予定表 / 連絡先などの共有と携帯機器やウェブからの情報アクセスサポート、さらにデータ格納サポートである。

・XMail

Windows NT, Windows 2000, Windows XP, FreeBSD, Linux, OpenBSD, Solarisで動作するオープンソースのメールサーバである。

・Postfix

フリーソフトウェア・オープンソースソフトウェアのメール転送エージェント(MTA)である。先行して開発されていたSendmailとの操作上の互換性を確保しつつ、管理・設定が容易で、高速・安全であることを指向して開発されている。完全にUNIX用のMTAシステムとして設計されているため、UNIX上の他の多くのソフトウェアと連携が必要となる場合がある。 NetBSD、macOS Serverなど、いくつかのUNIX / Unix系OSで標準のMTAとして採用されている。 ライセンスはIBM Public License 1.0であったが、バージョン3.2.5以降では、Eclipse Public License 2.0も選択できるようになった。 Postfixシステムは一つのプログラムではなく、複数のコアプログラムから成り立っている。 かつてはVMailerおよびIBM Secure Mailerという名前であった。Wietse Venema(英語版)がIBM トーマス・J・ワトソン研究所で開発を開始し、現在も活発に開発が行われている。Postfixの最初のリリースは1999年中頃に行われた。 2019年8月のE-Softによる調査では、外部からアクセス可能なメールサーバーとして、Eximに次ぐ34%のシェアを占めている。

メールサーバ構築手順

Microsoft Exchange Serverの構築手順をご紹介いたします。 Windows Serverをインストールして、サーバーマネージャーを起動します。その後、ウィザード画面に従い設定をしていきます。

まとめ

メールサーバはビジネスメールにおいて必要な存在です。 クラウド環境の場合 オンプレ環境と比べて、クラウドサービスの場合は機器の調達も不要で、 画面で選択しながら、クリックすれば 環境を構築することが可能です。 IT業界の現在や今後先もクラウドといった環境に急速にシフトしていき、サービス利用者も増えていくと著者は考えます。 今回はメールサーバや構築手順についてご紹介しましたが、 他のクラウドサービスと組み合わせて利用すればもっと業務効率化や業務改善が図れるのではないかと考えます。 少しでも多くの読者の皆さまがメールサーバに興味を持っていただけたら幸いです。 機会がありましたら、IT技術の情報を読者の皆さまにまたお届けしていきたいです。