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はじめに

最近、子供大人問わずプログラミングを学んでみようという方が増えています。小学校でプログラミング授業の必修化が始まったり、飲食、サービス業、営業からプログラミングを勉強し、エンジニアに転職する人が以前より増えたりしています。ですが、いざ独学を始めたら難しくて挫折してしまったり、本を買おうとしたけれど種類がたくさんありすぎてどれを選べば良いのか分からないということがあるのではないでしょうか。そんな方のためにこの記事では、挫折しないための独学方法や本選びのコツについて解説していきます。

プログラミングの独学について

よく、プログラミングは独学だと、習得するまでに時間がかかるし、挫折率も高いという話を耳にします。そのような話を聞くとプログラミングの独学は、難しいのかなと思われがちですがが、そんなことはありません。これからプログラミングを独学で勉強しようという場合、どのプログラミング言語を選ぶかや独学方法、本選びが大切になります。

初心者向けプログラミング言語

プログラミング言語には、初心者も習得しやすい難易度の低いものもあれば、初心者向けではない難易度の高いものもあります。初心者が難易度の高いプログラミング言語を選んでしまうと挫折の原因になってしまいます。初心者向けのプログラミング言語には、PHPやJavaScriptがあります。どちらも構文や文法などがわかりやすく、開発環境を導入するのが割と簡単なので初心者にオススメの言語です。

学習順序

プログラミングを独学で勉強する場合、どのような勉強方法をとるかも大事です。少し前までは、本で学習するのが一般的でしたが、最近では動画やオンライン学習サイトなどもあります。本では、開発環境の導入から始まり、実際にアプリケーションを作成したりするものが多く、オンライン学習サイトでは、コードをサイト内で実行できるようになっており、構文や文法をすぐに勉強できます。 したがって、プログラミング初心者がプログラミングを独学で勉強する場合、この2つをうまく取り入れると良いでしょう。プログラミングを勉強する手順としては、「オンラインサイトで基礎構文や文法を勉強」→「本で開発環境構築から勉強」→「実際にアプリなどのシステムを構築」という風に勉強を進めていくと挫折も少なくなるでしょう。

初心者向け本選びのコツ

プログラミングの本には、初心者から中級者向け、上級者向けの本があります。

タイトルに超入門と記載されている

初心向けの本には、「超入門」や「プログラミング初心者に優しい」などの文言がタイトルや表紙に記載されています。よく表紙に入門と書かれているものがありますが、そう書かれていても初心者向けではない場合があります。その言語の入門書であり、プログラミング初心者の入門書ではないことがあり、他言語経験者向けに書かれているものもあるので上級者向けのものもあります。ですが、超入門と記載されているものなどは、プログラミング初心者の入門書です。本選びを間違えると内容が難しすぎて理解できず、挫折の原因になってしまいます。以下に、プログラミング初心者向けの本の特徴をまとめました。

表紙やタイトルに「超入門」と記載されている

前述しましたが、プログラミング初心者向けの本には、「超入門」や「初心者でもわかる」などと表紙やタイトルに記載されているのものを選ぶと良いでしょう。

イラストや図などが多い

説明の文章に対して、わかりやすいようにイメージ図などが書かれていたり、キャラクターが登場するような本は初心者向けです。少し、中身を見てみて説明が理解しやすいか、処理のイメージなどの図がわかりやすいかをチェックしましょう。講師にも合う合わないがあるように本にも、その人に合う、合わないはあります。プログラミングなどの技術関係の本は1冊3000円前後と決して安くはないので、損をしないためにも買う前にしっかり中身を確認するべきです。

カラー印刷

プログラミングの本は、初心者向けのものはカラー印刷されているものが多いですが、中級者向けや上級者向けの本は、白黒印刷のものが多いです。特に上級者向けのものは、図を使っての解説などがほとんどなく、白黒印刷でほぼ文字だけです。逆に初心者向けの本は、図やイラストが多いのでカラー印刷のものが多いです。1章ごとに要点をまとめ、箇条書きで書かれていたり、練習問題が記載されていたりします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。初心者が独学でプログラミングを勉強するときの挫折しないための学習順序や本の選び方などをお話しました。プログラミングは独学で学習する場合、学習する言語や学習方法、本選びで挫折率や習得率が変わってきます。言語選びは、初心者でも習得しやすいもので、自分が作りたものを実現できる言語を選び、学習方法は今は初心者に優しいツールが以前と違い、たくさんあるので上手く活用すると良いでしょう。そして、最初から難しいことをやろうとせず、簡単なものからひとつひとつ積み上げていくと良いでしょう。それがプログラミング学習を挫折しないコツです。