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  • 名古屋で未経験からプログラマーになれ

現在、ITプログラマーが非常に不足している状態のため、企業側はとにかく少しでも多くのプログラマーを探しています。そこで今回は、愛知県名古屋市で未経験からでもプログラマーになれるのか?という疑問を徹底解説していきます。この記事を読んで頂くと、未経験からでもプログラマーになれる条件がよく理解できます。

名古屋で未経験からプログラマーになる事は可能

未経験からプログラマーになる事は可能です。それは、IT業界の人材不足が大きく関係しています。ITプログラマーは世の中で非常に需要が高まってきている職業です。AI関連の事業、ITインフラ関連の事業、ゲーム開発、など様々な分野でプログラマーは不足しています。

もちろん、それは東京、大阪だけに限らず、名古屋でも同様に慢性的な不足が起きています。ただし、全く未経験でプログラマーになろうとすると、いくつかの条件が発生してきます。その条件を見ていきましょう。条件次第では、あなたが思っているよりも簡単にプログラマーとして働くことが可能かもしれません。

未経験からプログラマーになる方法を解説

未経験からプログラマーになろうとすると、関係してくるのは「経験」と「年齢」です。具体的に、プログラマーになる方法は以下の通りですが、それぞれに「経験」や「年齢」は重要なため、詳しく説明していきます。

新卒採用枠での入社

未経験の状態からプログラマーになる方法の1つ目は、「新卒採用に応募して入社する事」です。新卒採用のため、当然年齢は20代中盤までが対象です。多くの方が気にしてしまうのは、「今まで文系だったけれど、プログラマーになれるのか?」ということです。これに関しては、全く問題ありません。まだまだ、年齢的にも余裕があるため、これからしっかりと勉強をし、キャリアを積んでいけば、いくらでもプログラマーになる事は可能です。

多くのIT関連企業は、これから育てていく人材が慢性的に不足しています。その人材を1人でも多く確保するために、新卒採用であれば、かなりの確率で未経験入社が可能でしょう。どうしてプログラマーになりたいのか?その志望動機をはっきりとさせ、面接に臨みましょう。企業としては、約1~3年程度で1人前のプログラマーに育成しようと考えているため、長く仕事に従事できることをアピールすることも重要です。

第二新卒採用枠での入社

2つ目の方法は「第二新卒採用枠での入社」です。第二新卒採用枠での入社というと、年齢的には20代後半に差しかかる年代です。大学を卒業して3年未満どこかの企業に勤め、転職活動をしている第二新卒の場合は、完全な新卒枠の方よりは入社できる企業は限られてきますが、まだまだプログラマーとしての転職は可能でしょう。

企業側としても、新卒採用者と同様に、1~3年間のうちに技術を身につけさせ、1人前のプログラマーに育成しようと考えるため、20代後半の年齢であれば実務経験がなくても入社出来ます。さらに入社しやすいパターンとしては、「IT関連の専門学校に通っていた経験があること」です。この場合は実務経験が無くても、基礎知識があるため企業側は積極的に採用をしようするでしょう。

中途採用枠での入社

3つ目の方法は「中途採用枠での入社」です。中途採用枠では「年齢」がかなり関係してきます。かなり厳しくなってくるのは「30代後半の方」です。30代前半であれば、未経験でも十分にキャリアを積むことが出来ますが、30代後半になると、その余裕が企業側に無くなってきます。

実務経験が無くてもIT関連の専門学校に通っていた実績があれば、いくらか望みは広がる可能性があります。30代後半になると、「35歳の壁」という転職のハードルを越えてしまうため、かなり厳しい転職活動を行わなければいけなくなります。しかし、その分長く社会人としての経験を持っているため、その面ではプラスに評価してくれる企業もあるかもしれません。

注意しておくべきポイント

名古屋で未経験からプログラマーになる際に、注意しておくべきポイントを具体的にご紹介していきます。

①30代前半ではどうなるのか?

前述の通り、多くの企業がプログラマーになりたいと思っている20代の後半までの人材を探しています。しかし、30代になると一気に少なくなり、さらに35歳を越えるともっと転職活動は厳しくなるでしょう。どれだけの熱意と社会経験があるかどうかが、転職の成否を分けます。

②プログラマーとしての知識はあるか?

未経験のプログラマーとはいえ、基礎知識を持っているかどうかは採用にかなりの差を生みます。その理由として、実務経験がゼロでも基礎知識を身に着けているのであれば、企業側の負担はかなり減るからです。

③プログラマーの仕事を理解しているか?

プログラマーと似た仕事で、SE(システムエンジニア)があります。この両方をきちんと理解していなければ、企業側に相手にされない可能性が高いです。プログラマーとSEの違いは、システム開発の「どの部分を担当するのか?」です。

SEは「上流部分」を担当し、プログラマーは「下流部分」を担当するとされています。上流部分というのは、要件定義、基本設計、詳細設計、などです。SEは顧客と話し、どのようなシステムを作れば、顧客ニーズを解消できるのか、考える仕事です。その為、数回にわたり顧客との面会を行う事もあります。

一方のプログラマーが担当する下流部分は、システム構築、テスト、実装、運用の部分です。SEが設計をした部分を、実際に形に落とし込むことがプログラマーの役割だと言えるでしょう。SEは設計士のような役割で、プログラマーは大工のような役割です。

④プログラミングの勉強をしているか?

未経験からプログラマーになる際には、全く知識がない状態で面接に行くことは危険です。現在では、インターネットなどを活用し、ある程度の情報を得ることが可能になっています。オンラインで学べる教材などもあるため、そういったものを活用して事前に勉強をして面接を受ける方がいいでしょう。企業側から「本当にやる気があるの?」と思われかねません。

⑤社会人経験はあるか?

「社会人経験がない」ということは、意外と大きな壁になってしまいます。SEやプログラマーになるには、チーム内でのコミュニケーションが必須です。連携がうまく取れなければ、作業はかなり難航します。

SEの作業工程では、きちんと顧客ニーズをくみ取る為に、顧客との関わり合いが多くあり、プログラマーになると、複数の人数でチームを組んで作業に当たることになります。そうした時に、社会人としての経験が全くないと、円滑なコミュニケーションをとることが出来ず、仕事が思うように進まないデメリットが発生してしまいます。社会人としての経験を少しでも積むために、アルバイトをするなどコミュニケーション能力を高める準備をしておきましょう。

⑥名古屋の求人件数は少ない?

IT関連の企業というのは、どうしても東京や大阪に集中してしまいます。特に最先端のAI関連やアプリ開発のほとんどが東京都内での求人です。名古屋の求人件数は都内と比べると、多少少なくなってしまいます。しかし、その他の地方都市よりは多いため、全く難しいわけではありません。しっかりとした事前準備を行い、就職先の企業を探していきましょう。自分の力で探せない場合は、転職エージェントなどの力を借りることもおすすめです。

まとめ

今回は名古屋で未経験の状態でもプログラマーにはなれるのか?ということを具体的に解説してきました。プログラマーになることは可能です。ただし、年齢によっても大きく採用の可否は分かれ、社会人経験の有無、コミュニケーション能力の有無でも分かれます。さらに専門学校などで基礎知識を学んでいるかも気になる企業は多いでしょう。

こういったことを総合的に判断し、未経験からプログラマーに挑戦するのかどうかを決めることをおすすめします。人材は間違いなく不足している状態です。あなたが真剣に就職を考えているかどうかが、成否を大きく分けていくでしょう。