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常駐型フリーランスエンジニアのデメリット

フリーランスエンジニアの働き方は大きく常駐型と在宅型に分類されます。 中でも常駐型フリーランスエンジニアは高単価で安定して仕事があることもあり、フリーランスエンジニアに大変人気のある働き方です。 一方で常駐型のフリーランスエンジニアならではのデメリットもありますので、 働き方を検討しているフリーランスエンジニアは事前にしっかりと理解しておくことが重要です。 ここでは常駐型のフリーランスエンジニアのデメリットについてポイントを4つに絞り紹介させていただきますので参考にしてみてください。

現場の就業ルールに従う必要がある

常駐型フリーランスエンジニアのデメリットの一点目が現場の就業ルールに従う必要がある点です。 具体的には「現場の始業時間」「現場の終業時間」「現場の休憩時間」「現場の喫煙禁煙のルール」「勤務時の服装」などです。 また、明確にルール化されていないことの一つに残業時間なども含まれます。 エンジニアがパフォーマンスを上げる方法はそれぞれ個人によって異なりますが、現場の就業ルールに従うことによりパフォーマンスが下がってしまうケースも少なくありません。 例えば朝が弱いエンジニアでも、現場の始業時間が早まればそれに従う必要があります。 また、長時間働く際にはリラックスした服装のほうが体に与える負担は少ないはずですが、現場にルールに従ってスーツを着用しなくてはならないこともあります。 それだけでなくパフォーマンスに直結するPC・デスク環境も常駐先で支給されるものを使用しなくてはいけませんので、在宅で作業するよりも業務効率が低下する恐れもあります。 このように、在宅であればベストな環境を準備できるエンジニアでも、客先常駐で働くことにより大きくパフォーマンスを下げてしまう可能性は非常に高く、この点が常駐型フリーランスエンジニアの最大のデメリットの一つです。

人間関係に気を遣う

常駐型フリーランスエンジニアのデメリットの二点目が人間関係に気を遣う点です。 常駐型のフリーランスエンジニアは案件ごとに異なる客先で働くことになりますので、多くの関係者と接点をもつ機会があります。 当然ながら多くの人と知り合うと性格的にあわない人と巡り合う確率は増えてくるでしょう。 そういった場合においても立場的にはフリーランスエンジニアが気を遣いながら業務を進めなくてはいけないのはつらいところです。 常駐型のフリーランスエンジニアの場合、顧客や現場からの評価やクレームが契約更新や単価に直結しますので、常に評価を気にしながら働く必要があります。 人間関係に気を遣うことや人間関係が苦手で会社員からフリーランスエンジニアになる方も少なくありません。 しかしながら常駐型のフリーランスエンジニアという働き方を選択することで、場合によっては会社員時代より多くのストレスを抱えるケースもでてきますので注意が必要です。

契約が突然終了になるケースがある

常駐型フリーランスエンジニアのデメリットの三点目が契約が突然終了になるケースがある点です。 契約終了の理由としては顧客の予算都合やプロジェクトの状況の変化などが原因になることが多く、当初予定していたよりも期間が大幅に短縮となるケースもあります。 こういった場合、様々な予定が狂ってしまうため常駐型のフリーランスエンジニアとしては大きなリスクと言えます。 特に問題となるのは突然契約終了となってしまい、次の案件が決まらず待機となってしまう場合です。 常駐型のフリーランスエンジニアは常駐先が決まらないことには収入を得ることができませんので、待機期間が長引くと収入面に大きな影響を与えてしまいます。 また、現場の人間関係や理不尽な理由で契約が終了になってしまうことがあるというのも常駐型フリーランスエンジニアのデメリットと言えるでしょう。

商流が深くなると単価が安くなる

常駐型フリーランスエンジニアのデメリットの四点目が商流が深くなると単価が安くなることです。 IT業界における商流とは、一つの案件に対して複数の仲介企業が存在することです。 各企業は仲介する際に手数料(マージン)をとっているため商流が深くなると下位企業への発注単価が安くなり、特に商流の最下部にあたるエンジニアは影響を受けてしまいます。 常駐型のフリーランスエンジニアの場合、コンプライアンスの問題もあり常駐先の企業と直接契約を締結することが難しく、仲介会社を専門とするフリーランスエージェントと契約を行います。 フリーランスエージェントの持つ案件の商流によっては常駐型フリーランスエンジニアは安い単価で働くことになってしまいますので、エージェント選びをしっかりとする必要があります。 フリーランスエージェントを使うメリットは大きいのですが、エージェント選びに失敗するとリスクも大きいため注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 常駐型フリーランスエンジニアのデメリットについて解説させていただきますので 参考にしていただけますと幸いです。