支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡

  • TOP
  •   
  • コラム
  •   
  • SESに向いている人の特徴とSESで

SESに向いている人の特徴について

SESとは「System Engineering Service」の略で、IT業界における働き方の一つです。 SESとは労働者の提供を対価に報酬を得る契約で、客先に常駐して開発業務などの作業を行います。 SESという働き方には賛否両論ありますがIT業界において古くから存在する働き方で今後も無くなることはないと言われております。 ここでは、SES業界で働きたい未経験の方や新卒の方などのエンジニア希望者に向けて情報を提供させていただきます。 まずはSESに向いている人の特徴を5つほど紹介させていただきますので、参考にしてみてください。

未経験者や他業種から転職してきた人

SESに向いている人の特徴の一つとしてあげることができるのが未経験者や他業種から転職してきた人です。 SES業界は未経験者や異業種から転職してくる方が多く、スキルがないエンジニアでもIT業界でゼロから経験を積むことができるという大きなメリットがあります。 SES企業は未経験者向けに研修が充実している企業が多いこともあり、知識がなくとも安心してIT業界に入り働くことができます。 また、SESは様々な案件がありエンジニアを教育してくれる案件や全く未経験からでも育ててくれる案件も多いため、 未経験でもやる気次第では大きく成長できることもメリットです。 このように全く未経験から手に職をつけたい方にとってはSESは非常に魅力的な働き方と言えるでしょう。

正社員として働きたい人

SESに向いている人の特徴の一つとしてあげることができるのが正社員として働きたい人です。 SES企業は未経験者を正社員として採用している企業が多いことが特徴です。 アルバイトやフリーターなど社会人経験のない人を正社員として雇用する企業も多いので、 安定した生活を求める求職者にとっては非常にありがたい存在です。 正社員になるとアルバイトやフリーターと比較すると収入面で安定し、社会的な立場も向上するという 大きな利点があります。 また、ITエンジニアは専門職であるため、将来性も抜群のためキャリアチェンジを考える若者にはぴったりです。 未経験者や学歴がない人にとってはSESで働くことメリットは非常に大きいことは間違いありません。

一人で現場にいくことに抵抗がない人

SESに向いている人の特徴の一つとしてあげることができるのが一人で現場にいくことに抵抗がない人です。 SESという就業形態で働く場合、チーム体制を組み複数名で現場に参画できるケースだけでなく、一人で参画しなくてはいけないケースも少なくありません。 一人で現場に参画すると作業面や精神面のサポートが受けられないことも多く、人によってはパフォーマンスが下がってしまうこともあります。 そういった点を全く気にせずに知らない現場で知らない人と働くという事に対して抵抗なく楽しめる人であればSESに向いていると言えます。 逆に人見知りや現場に相談相手がいないと不安な人はSESという働き方の適正はあまり高くないと言えるでしょう。

案件内容に強いこだわりがない人

SESに向いている人の特徴の一つとしてあげることができるのが案件内容に強いこだわりがない人です。 SESにおいてどのように配属先が決まるかというと、基本的には会社や営業の方針によって決定することになります。 案件内容や作業内容を選べず現場が決まってしまうこともありますので、 案件内容に強いこだわりがあるエンジニアは不満に関してしまうケースもあります。 色々な現場を経験できるというのがSESのメリットでもありデメリットでもありますので、 新しい現場や作業内容に対して前向きに考えることができる人のほうがSESに向いていることは間違いありません。

上昇志向よりも安定志向が強い人

SESに向いている人の特徴の一つとしてあげることができるのが上昇志向よりも安定志向が強い人です。 ITエンジニアとして上昇志向はスキルアップやキャリアアップにもちろん必要な考え方です。 ただしSESの場合、案件や作業内容が自分の思うようにコントロールできない面も多いため、 あまりに上昇志向が強いとそのギャップに悩むことになります。 SESの案件は一度参画すると長期間参画となる現場も多いため、比較的安定志向のエンジニアのほうが 向いていると言えます。

SESのメリットについて

次にSESのメリットについてご紹介させていただきます。 SESで働きたいと考えているエンジニアの方は、是非参考にしてみてください。

経験が浅くても教育してもらうことができる

SESのメリットとして経験が浅くても教育してもらうことができるという点があげられます。 経験の浅いエンジニアの場合、現場の即戦力になることは難しいでしょう。 ところがSESの教育案件の場合、エンジニアは実力がないにも関わらず教えてもらいながら給料をもらえますのでこれは大きなメリットです。 もちろんいつまでも教えてもらう立場でいるわけにはいきませんので、しっかり自己学習をすることは必須ですが未経験者をサポートしてくれる現場が多いのはSESの利点といえるでしょう。

自分の市場価値を知ることができる

SESのメリットとして自分の市場価値を知ることができるという点があげられます。 SES企業に入社すると様々な案件にエントリーすることができ、面談を行うことになります。 自分のスキルと経験の書類通過率や面談通過率など客観的な数字を知ることができますので、 自分のエンジニアとしての市場価値を知る材料になります。

色々な現場を経験することができる

SESのメリットとして色々な現場を経験することができるという点があげられます。 自社開発や受託開発の場合、多くは同じ開発環境で似た業務を繰り替えることになります。 もちろん同じ環境で働くことでスキルアップできる部分もあります。 SESの場合、全く違った環境で働くことで言語・ツール・開発規模・開発手法など 多種多様な開発現場の経験を積むことができます。 また、たくさんの優秀なエンジニアと交流ができるチャンスも生まれますので エンジニアとして大きく成長できる可能性があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか? SESは向き不向きがある一方でメリットもあります。 これからSES業界で働きたいというエンジニアの方の参考になれば幸いです。