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プログラマ求人の状況

これからプログラマを目指す未経験の人も、ステップアップのために転職を考えている人も求人の状況は気になるところです。昨今のIT業界ではプログラマ人材は慢性的に不足している状況にあります。プログラマーとひとくちにいっても、Web系、アプリ系、オープン系などさまざま。職種によってはばらつきはあるものの、全体的な求人は増加傾向にあります。

そんなプログラマの求人状況についてご説明しましょう。

プログラマ求人は今後も増えていく

プログラマの活躍の場であるIT業界は、インターネット環境の整備、IoTの発達などにより発展しており、今後も更に拡大していくことでしょう。 そのような中、システムを支えるプログラマ人材は慢性的な人材不足の状況にあります。

市場拡大に合わせて今後もこの状況は当面続き、それに合わせてプログラマの求人も増加していくことが予想されますね。

言語によって差はある

プログラマ求人は増加傾向にあるとはいえ、その需要は言語によって差があります。 現在求人が多い言語は以下です。

・Java

・PHP

・Ruby

・Python

今後の社会情勢などにより、プログラマニーズは変化していくので、現在の需要を踏まえて求人の状況を把握するとよいでしょう。

Java

Javaはアメリカで開発されたプログラミング言語で、Webの世界でも広く使われています。 JavaはWebサービスにとどまらず、PCやAndroidのアプリ、業務システムなど様々な分野で活用されているのが特徴です。

そのため幅広い分野で求人があるので仕事にも繋がりやすい言語と言えるでしょう。

PHP

PHPは「Personal Home Page」の略称で、ホームページを作成するための言語です。 Webページの3分の1はPHPで作成されており、Web業界で働く上では必須の言語と言えます。ホームページの作成やSNS、ECサイトなどWeb業界で広く利用されているので、スキルを付けることにより、さらなる活躍の舞台が広がるでしょう。 但し、最近はRubyやPythonといった新たな言語を採用する企業も増えてきており、一時期に比べるとやや減少傾向にあります。

Ruby

Rubyは日本人が作成した言語で、Web開発に用いられます。 Webアプリやブログ、SNSなどの分野で使用され、PHPと似たような用途で使われことが多いです。

言語が扱いやすく最近のWebコンテンツではRubyが用いられることが増えてきています。

Python

Pythonは、アプリ開発やディープラーニング等で活用される言語です。 他の言語に比べてシンプルな構文が特徴で、プログラミング教育等でも活用されています。

また、近年注目を浴びるAI(人工知能)や機械学習分野で活躍することから将来的にニーズが高まることが予想されますね。

プログラマ求人の種類

プログラマの求人は就業形態によりさまざまです。長く働く場所ですから、自分にあった種類の求人を探したいものですよね。

ここからはプログラマ求人の種類について詳しくご紹介していきます。

企業や組織に所属して働く

まずは「企業や組織に所属して働くタイプの求人」です。 雇用契約を対象の企業や組織と結び、働くことになります。

雇用形態もさまざまで、それぞれメリット・デメリットがありますので見ていきましょう。

正社員

正社員の一番のメリットは、安定して働けることやキャリアを積んでいくことで給料を上げられることです。 企業や組織にもよりますが、教育制度が充実している場合もあり収入を得ながらスキルを習得することができます。

仕事内容は会社内でプログラミングを行う場合と、他社に常駐しプログラミングを行う場合があります。 他社に常駐する場合は教育制度など正社員のメリットが行き届かない可能性もあるので、注意しましょう。

またキャリアを積むにしたがって責任が重くなる傾向にあるので、デメリットになる方もいるかもしれません。

契約社員・派遣社員・アルバイト

契約社員・派遣社員・アルバイトのメリットは、未経験であっても採用の可能性が高いことです。そのため、ステップアップの一環としてスタートする人もいます。役職などにつくこともないので、プログラミングだけをやっていきたいという人にはメリットになるでしょう。

デメリットは、契約の更新に保証はないので働き続けられるかわからない不安定さがあることです。

フリーランスとして働く

フリーランスは特定の企業に属さず、案件やプロジェクト単位で発注を受け仕事を行う働き方です。 正社員とは違い、仕事単位で募集を受け業務を行うことになります。

フリーランスのメリットは、時間や場所に縛られることなく自分で働き方を選択できることです。 一方でデメリットは案件単位での契約となるので、仕事を見つけられなければ収入が発生しないことです。スキルや経験が不足している場合は、受注が思うようにできず収入が不安定となる可能性があります。

プログラマ求人の探し方

では実際にプログラマの求人を探すにはどういった手段があるのかご紹介します。

ハローワークを利用する

1つ目はハローワークを利用するというもの。 まず各地域の求人情報を確認し、興味のある求人が見つかったらカウンセラーと該当企業の情報や希望条件について相談し、問題なければ応募という流れとなります。

ハローワークのメリットはひとえにカウンセラーとの相談です。 プログラマといっても仕事の内容は千差万別で、場合によってはプログラミングがほぼ関係ないような仕事内容もあります。カウンセラーに相談し、求人情報の詳細を事前に確認することでこういった食い違いを無くせることは大きなメリットです。

転職サイト・求人サイトを利用する

ハローワークと並んで一般的といえる探し方です。最近ではIT業界やプログラマーに特化した求人サイトも増えてきており、プログラマとして求人を探すには欠かせない存在です。

転職サイト・求人サイトの特徴は、専門のコンサルタントのアドバイスを受けながら、求人情報を紹介してもらえることにあります。 IT業界専門のサイトであれば、業界特有の情報にも詳しくあなたにぴったりの求人情報の紹介や、採用に向けたアドバイスなどを受けられるので、就職に有利に働くでしょう。

会社ホームページで求人情報を探す

自分が働きたい会社が決まっているなら、その会社のホームページなどで求人情報をチェックし、直接応募する方法もあります。

ハローワークや転職サイトでの求人に比べると効率は悪いですが、自分の希望の会社に直接アピールできる方法です。 比較的小さな企業やベンチャー企業などであれば、柔軟な対応が期待できますのでチャレンジしてみるのもいいでしょう。

知人・営業パートナーから探す

最近では企業でも「リファラル採用」といって、社員から人材を紹介してもらう制度を採用している会社も多くなっています。 こういった制度を活用し、友人や営業パートナーなどから紹介してもらうことも可能です。

自分のスキル等を把握してくれている知人から紹介されることで、ある程度自分の実力にあった職場を紹介される可能性も高く、逆に知人から就業先の情報を聞くこともできるメリットがあります。デメリットは、知人の紹介であるがゆえに人間関係がこじれた場合に就業が難しい環境になってしまうなど、仕事とは別の側面で問題が発生する可能性があることです。

SNSで発信して探す

自身のホームページ、ブログ、SNSなどの運営を通じて求人を探すという方法もあります。 普段から自分の勉強の過程や自分で作った成果物などをWeb上でアピールすることで、求人している企業側からコンタクトを受けられる可能性があります。

自分の経歴やスキル、個性を知った上でコンタクトをとってもらえるため、ある程度自分のことを知ってもらってから就職できることが最大のメリットです。

プログラマが求人を勝ち取るコツ

プログラマは求人が増加傾向にありますが、あなたが働きたい企業や受注したい仕事には多くのライバルがいます。 ましてや未経験の方であれば、求人を勝ち取るのは簡単ではありません。

ここでは、未経験の方でも求人を勝ち取ることができるコツについてご紹介します。

実績をアピールする

プログラマの求人を勝ち取るためにもっとも効果的なのは、実績や作品をアピールすることです。 プログラマとして過去になにかのプロジェクト等に携わった場合はもちろん武器になりますし、そうでなくても自らが制作したもので十分アピールになります。

過去の実績や作品はその人のスキルを確認できるものとして、実務経験等よりも重視される場合も。 作品がない場合は求人を探す前に簡単でいいので、自分の作品を作るようにしましょう。

学習をアピールする

プログラミングの世界は、日々新たな技術や情報がうみ出されるので、常に勉強を継続していかなければならない世界です。 そのような中、新しい技術や知識などを勉強していく習慣があることは大きなアピールになります。

自分が学んできた経緯を纏めたり、SNS等で発信していくことでアピールすると効果的でしょう。

まとめ

今回はプログラマの求人についてまとめてみました。 プログラマの求人については、以下のようなポイントがあります。

・今後も様々な分野で求人は増加していくこと

・求人需要は言語により差がある

・プログラマの求人にはさまざまな働き方がある

・求人を探す方法はさまざま

・求人を勝ち取るには「実績を作る」「学習をアピールする」のが効果的

プログラマは今後、拡大しさまざまな場所で必要となる技術を支える仕事です。それに伴って需要も拡大していくことが予想されます。プログラミングスキルを武器に仕事をしていこうと考えているのなら、是非この記事を参考に自分にあった求人を見つけてください。