支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


IBM Rational ClearQuestの概要について

IBM Rational ClearQuestは、プロジェクトとチームのメンバーに最適な方法論、プロセス、およびツールに対応しながら、開発者の生産性を向上させるのに役立つ変更管理ソフトウェアとして機能します。また、開発者の多様なニーズに応えながら、変更の制御を維持できるツールとプロセスを提供します。
ソフトウェア開発において、変更要求の把握と不具合の追跡だけでは不十分です。1つの変更が 複数のアセットに影響を与えるのが一般的であり、なおかつ設計モデルからコード、テストスクリプトに至るまで複数のチームメンバーが関与するケースは少なくありません。 IBM Rational ClearQuestを使用すると、含まれている統合変更管理(UCM)機能により、ソフトウェア資産の変更をアクティビティとして定義して関連付けます。
開発者は、アクティビティに関連付けられたファイルの集合体ではなく、アクティビティに対して直接操作を行うことができます。このプロセスによりビルドと統合のエラーを減らすことができます。 開発プロセスを合理化・簡略化できることで開発チームがより効率的に共同作業できるようになります。
また、IBM Rational ClearQuestを導入することで開発者、テスター、カスタマーサポートの方々のコミュニケーションをより効果的に実行できる点もその特徴です。
プロジェクトマネージャーは、情報をより簡単に管理して追跡できたり、提案された変更のステータスを管理し、追跡することができます。それにより、提案された変更がプロジェクトに与える影響を理解することでリソース配分やプロジェクトスケジュールに関するを決定することができます。
IBM Rational ClearQuestのクライアント側は、Windows、Macintosh、z/OSなど、ほぼすべての開発環10境で稼働できます。
Windowsは、コンピューターとの対話に使用されるグラフィカルユーザーインターフェイスです。これは世界で最も人気のあるオペレーティングシステムであり、Microsoftによって開発されました。 Windows 10と呼ばれる最新バージョンのWindowsは、2015年7月29日にリリースされ、2015年7月29日にダウンロード可能になりました。 最新バージョンには、Cortana、Microsoft Edgeブラウザー、電話とタブレット用のContinuum、UniversalOfficeなどの機能が含まれています。
LinuxはUnixライクなオペレーティングシステムで、1991年にLinusTorvaldsによって作成されました。Linuxは世界で最も人気のあるオープンソースオペレーティングシステムです。
サーバー側では、さまざまなサポート対象プラットフォームから開発チームが各自で作業している間に、それぞれの開発環境で作業することができます。例えば、サーバー側でLinuxを使用してソフトウェア資産を保存する場合、ソフトウェア開発の総所有コストを削減することができます。 これらのプラットフォームの柔軟性により、管理コストを削減し、開発チームの共同作業を容易にします。

ワークフロー管理も一つの特徴です。
IBM Rational ClearQuestと関連深い製品としてRational Change Management があります。 この製品は、ワークフローを提供し、開発プロセスを一貫して開発チームがそのプロセスに確実に参加できるようにします。UCMの機能を使って、すぐに開発ワークフローを実装し自動化することもできます。 それだけでなく、ワークフローをカスタマイズすることもできます。変更要求の提出から、変更要求の割り振り、変更の解決と検証までを完全にコントロールすることができます。これらの各変更を正しく管理して実施することができます。
また、Rational変更管理製品は、環境と場所から簡単にアクセスするためのオプションを提供します。 環境と場所からアクセスできるオプションを提供することが可能であり、デスクトップクライアント、リモートクライアント、ウェブクライアント、統合IDEなどソフトウェア資産と変更を安全に管理することができます。 管理することができます。カスタマイズ可能なメニューやツールバーをカスタマイズすることで、ユーザーは 必要な機能に素早くアクセスできるようにもなります。 さらに、リモートクライアント機能により、遠隔地の開発者はバージョン管理されたリポジトリに、リモートからアクセスすることができます。 これらの集中管理されたリポジトリにあるオブジェクトにアクセスすることができることで 非常に便利に監理を行うことが可能です。 これらはワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、集中リポジトリのバージョン管理されたオブジェクトにアクセスする形となります。
また、クライアントは単独でも、オープンソースのEclipseフレームワークの中からオープンソースのEclipseフレームワークで動作します。 この機能により、次のことが保証されます。
一点目がローカルとリモートのすべてのチームメンバーが常に最新の変更管理情報にアクセスすることです。 この機能により、ローカルとリモートのすべてのチームメンバーが、常に最新の変更管理情報にアクセスできるようになり、チームのコミュニケーションとコラボレーションを向上させることができます。 二点目がコミュニケーションとコラボレーションを促進しより質の高い製品作りに貢献します。
三点目が変更管理機能へのアクセスを提供することです。 これらは使いやすいブラウザベースのインターフェイスでインターフェースでアクセスし、多くの機能を提供します。

重要性について

ソフトウェア開発を行う上での納期の遅れやソフトウェアの欠陥は、ブランドの評判を傷つけ、顧客の不満や喪失につながる可能性があります。 極端な場合、バグや欠陥によって相互接続されたシステムが劣化したり、重大な誤動作が発生したりする可能性があります。 特に、グローバルな企業な多くの顧客を抱える企業などは特にその傾向が顕著でああるため、ソフトウェア開発やソフトウェアテストに関わるエンジニアは細心の注意を払う必要があります。
米国でのソフトウェア障害は2016年に、1.1兆米ドルの資産の損失をもたらしました。 さらに、障害によって44億人の顧客に影響が出たというデータもあります。このように組織にとって莫大な損失を与える可能性があるため、品質管理をより効率的に実施する必要があると言えるでしょう。
近年においては顧客の求める品質の高さと連動し、テストの品質の要望は大きくなる一方となりますのでそれらに応える必要があるという点についても注意が必要です。 優れたテスト手法とQAプロセスが整っていれば、企業は開発とサポートにおいて大幅なコスト削減を 実施したうえで高い品質を担保することができます。
また、早期にソフトウェア・テストを実施することで、製品が市場に出る前に問題を発見できます。 開発チームがテストのフィードバックを受け取るのが早ければ早いほど、アーキテクチャー上の欠陥、不十分な設計上の決定、欠陥のある機能性、セキュリティーの脆弱性、スケーラビリティーの問題などに素早く対処できます。開発に十分なテストの余地が残されている場合、ソフトウェアの信頼性が向上し、エラーの少ない高品質のアプリケーションが提供されます。
顧客の期待に応える、あるいはそれを超えるシステムは、潜在的な売上増と市場シェア拡大につながります。 これらの考え方はいくつかの概念によって構築されており、その代表的な例がシフトレフトです。 シフトレフトとは、テストを開発後に実施するのではなく、各工程の段階で前倒ししながらテストを実施し、 手戻りが少なくより高品質なテストを行うことを指します。 それらはプロジェクトの成果物を向上させ、開発者や関係者が全体として効率化できるように最適化するための 考え方とも言えます。
シフトレフトの考え方はソフトウェアのテストだけでなく、ビジネス全体、セキュリティなどにおいても共通する 考え方とされております。 セキュリティ分野では、セキュリティ確保のために設計工程で配慮し、テストを行いながらより 高品質の設計を行うことがそれに該当します。特に近年では、企業のセキュリティにおける重要性が高まっていることもあり、セキュリティエンジニアは高い需要があります。 海外ではサイバー攻撃を企業から防衛することやセキュリティーリスクを回避するための技術者の需要が高まり、専門的な技術者を雇用する企業が増えておりこの傾向はさらに強くなるでしょう。 日本国内でもセキュリティエンジニアの果たす役割は増加する一方です。 IT化が進む現代において企業は様々な外部環境に対してアクセスし情報を取得することができる一方で外部から標的にされやすく、リテラシーの低い企業は大きな損害を受ける可能性が高まっております。これらは企業の信頼性や存続などにも 及ぶ可能性がある極めて重要な事態と言えるでしょう。
このように高度化が進むIT環境においてセキュリティエンジニアは企業をセキュリティ面から様々な方法で防衛するという非常に重要な役割をもちます。

特徴について

IBM Rational ClearQuestの特徴についていくつか紹介させていただきます。
一点目が従来のチーム間のコラボレーションを改善し、よりよい開発環境の実現を行うことができる点となります。 IBM Rational ClearQuestではカスタマイズ可能なプロセスの自動化と実施により、チームメンバー間のほぼリアルタイムのコラボレーションを実現することができます。
二点目が開発をより効率的にすることが可能である点です。
IBM Rational ClearQuestでは開発者ツールのエコシステム内に統合して、品質を向上させて配信を加速します。
三点目がさまざまな企業に対応していることです。 IBM Rational ClearQuestでは小規模なチームから、ライフサイクルの完全なトレーサビリティを備えたグローバルに分散した企業まで拡張することが可能です。これにより開発チームをより柔軟にかつ迅速にサポートすることが可能となります。

さらに詳しく解説させていただきます。
繰り返し可能なプロセスは大きな特徴で、分析、開発、テストなどのサイロ化されたプロセスを統合することにより、コラボレーションを改善します。 プロジェクト・チームは、利用可能になった各ビルドをテストします。 このタイプのソフトウェア・テストは、実装プロセスと統合されたテスト自動化に依存しています。 これにより、プロセスの早期段階で、現実的なテスト環境でソフトウェアを検証できるようになり、設計が改善され、リスクが軽減されます。IBM Rational ClearQuestでは繰り返し可能なプロセスによりソフトウェアテストの品質を向上させ、チームの負荷を軽減することが可能となります。
ライフサイクルのトレーサビリティも大きな特徴です。 IBM Rational ClearQuestでは一貫性のある開発プロセスをカスタマイズおよび実施して、統合された統合ビューを実現します。これらの統合により、複数のプラットフォームやツールを横断し、快適なソフトウェアテストを実施することが可能となります。
明確なプロセスの洞察もその特徴と言えるでしょう。 ソフトウェアテストにおいてプロセスを正しく管理し、分析することは重要な意味をもちます。 IBM Rational ClearQuestではクエリ、グラフ作成、レポート機能を使用して、複雑なデータを視覚化して 提供することが可能となります。また、統合もその特徴です。

では、IBM Rational ClearQuestの統合について詳しく解説させていただきます。
IBM Rational ClearQuestに既存のスキーマにパッケージを追加することによって、他のソフトウェアと 統合することが可能となります。 IBM Rational ClearQuestを統合する前に確認することは、統合されるアプリケーションからのデータがIBM Rational ClearQuestデータベースのコードページと互換性があることです。 これらのパッケージを追加した後に追加のレコードタイプを追加する場合は、Designerを使用して、これらのレコードタイプのパッケージ機能を有効にすることができます。
IBM Rational ClearQuestの統合には、 適切なパッケージのみを追加する必要がある非依存統合があります。 その他の統合として、依存統合があります。依存統合では、1 つ以上のパッケージを特定の順序で追加する必要がある上に、 IBM Rational ClearQuestへの追加構成が必要な場合があります。 スキーマにパッケージを追加する前に、計画を行い実施する必要があります。 パッケージを追加した後で、そのパッケージを削除することはできないため注意が必要です。 また、IBM Rational ClearQuestにおいてそのような場合は、パッケージを削除するのではなく、パッケージが存在するすべてのスキーマバージョンを削除します。
これらのスキーマバージョンを削除できるのは、ユーザーデータベースに適用していない場合のみです。 非依存統合では、ClearQuestスキーマに適切なパッケージを追加することが必要です。 すべての非依存統合に対して同じインストール処理を使用できます。
依存統合では、特定の順番でスキーマにパッケージを追加する必要があります。 追加のIBM Rational ClearQuestの構成も必要な場合があります。インストール処理は、それぞれの依存統合で異なります。 IBM Rational ClearQuestデータベースのすべてのデータは同じコードページのもので なければなりません。統合を成功させるために、 統合される製品から送られるデータがClearQuestコードページと互換性があることを確認しなくてはいけません。 パッケージには、スキーマの既存のレコードタイプを有効にするものがあります。 これらのパッケージをインストールする場合、 パッケージが有効化するレコードタイプを選択できます。 パッケージを追加した後で新規のレコードタイプを追加する場合、Designerを使用して、パッケージ機能で新規のレコードタイプを有効にできます。

IBM Rational ClearQuestの構成と機能

IBM Rational ClearQuestの構成と機能について説明させていただきます。
すでに本文でも説明させていただきましたように、IBM Rational ClearQuestは、ソフトウェア開発環境向けの包括的な変更追跡システムを提供します。利用することで欠陥、製品の機能強化、問題、新機能の要求、ドキュメントの変更など、あらゆる種類の変更要求を管理できます。また、組織固有のニーズや開発プロセスのさまざまなフェーズに合わせて調整できる柔軟なワークフロープロセスを使用することができる点もその特徴と言えるでしょう。
組織は、IBM Rational ClearQuestを使用して、開発プロセスを自動化および実施し、プロジェクトのライフサイクル全体で問題を管理できます。ユーザーが変更要求を作成する前に、スキーマ開発者は通常、プロジェクトのスキーマを設定します。スキーマは、ユーザーデータベースに格納されているレコードの変更要求プロセスの説明です。カスタマイズされたスキーマには、変更要求フィールド、さまざまなプロセス(電子メール通知など)、およびユーザーインターフェイスが含まれます。
IBM Rational ClearQuestには、すぐに使用できる事前定義されたスキーマと構成も付属しています。 スキーマがデプロイされると、ユーザーは変更要求の送信と作業を開始できます。 スキーマは組織ごとに大きく異なる可能性があるため、グループは、組織が使用しているスキーマを文書化すると役立つ場合があります。
IBM Rational ClearQuestは、要件、開発、ビルド、テスト、デプロイメント、ポートフォリオ管理ツールなどの他の製品と統合できます。 これらはすべて、変更への迅速な対応を保証するのに役立ちます。 テスト管理ツールとの統合は、ソフトウェアの品質を向上させるために、計画から結果まで、開発とテストのアクティビティを統合するのに役立ちます。 アクセス制御、電子署名、繰り返し可能なプロセス、および監査証跡により、コンプライアンス管理が簡素化されます。 これらのポイントとなる点について簡単に紹介させていただきます。
まず、データベースセットです。 IBM Rational ClearQuestのデータベースセットは、スキーマリポジトリとそれに関連するスキーマおよびユーザーデータベースで構成されます。 データベースセットの3つのコンポーネント(ユーザーデータベース、スキーマ、およびスキーマリポジトリ)により構成されており、それぞれが機能します。 データベースセットコンポーネント、ユーザーデータベース、スキーマ、およびスキーマリポジトリ間の関係性についても触れておきます。
ユーザーデータベースは、変更要求とユーザーデータを格納し、スキーマで定義されたプロセスルールに従います。 ユーザーは、変更要求に関する情報を追加または変更するときに、データベース内のデータを変更します。 これらの変更はスキーマに影響を与えません。ユーザーデータベースには、各変更要求のレコードが含まれています。
変更要求がそのライフサイクルを移動すると、このレコードに保存されているデータも変更されます。 これらのコンテンツを管理し、効率を高めるために、複数のユーザーデータベースを作成して、すべてを1つのスキーマに関連付けることができます。
たとえば、3つのプロジェクトが欠陥を修正するために同じプロセスモデルを使用する場合、各プロジェクトのデータベースを作成し、3つすべてを同じスキーマに関連付けることができます。 これらのスキーマは、データがユーザーデータベースに保存および変更される方法を定義します。 スキーマは、ユーザーがデータベースにアクセスする方法、ユーザーが実行できる、または実行する必要のあるアクション、および変更要求のワークフローを決定します。
スキーマを使用すると、プロセスを自動化して実施できます。また、電子メールなどの通知機能も含まれています。スキーマには、モデルの状態とアクションの説明、個々の変更要求に関して保存できるデータの構造、ビジネスルールの実装に使用されるフックコードまたはスクリプト、および表示とレポートに使用されるフォームとレポートが含まれます。変更要求に関する情報を提供します。
スキーマは、それらのスキーマのすべてのバージョンを含め、スキーマリポジトリに保存されます。スキーマリポジトリには、変更要求やユーザーデータは保存されません。スキーマリポジトリとユーザーデータベースは、データベース管理システムによって物理的に管理する必要があります。サポートされているデータベース管理システムには、IBMDB2、Microsoft SQL Server、およびOracleRDBMSが含まれます。
IBM Rational ClearQuestにおける変更要求は、ソフトウェア開発プロセスの利害関係者から、製品または製品プロセスの何かを変更するための提案です。要求を開始するには、利害関係者がフォームに記入し、レコードとして送信します。次に、この変更要求は一連の状態とアクションを通過します。 変更要求の状態は、その現在のステータスです。典型的な状態には、送信済み、割り当て済み、重複、またはクローズが含まれます。アクションは、変更要求を移動するアクティビティです。一般的なアクションには、割り当て、拒否、検証、解決、およびクローズが含まれます。
具体的なワークフローについて説明させていただきます。 エンドユーザーが変更要求を送信すると開発マネージャーはそれを開発者に割り当て、開発者が欠陥について決定するまでオープン状態のままになります。
その後開発者が欠陥を修正することを選択した場合、解決済みの状態が与えられます。 その時点で、品質エンジニアはその状態を確認を行い、実際に修正されて機能していることを検証することが可能です。 その後、品質エンジニアは状態を解決済みからクローズに変更します。 例えば、欠陥が入力されると、割り当てられるまで送信済み、待機状態になります。 担当者が欠陥を開くまで、状態タイプは準備完了に変わります。欠陥は解決されるまでオープン、アクティブ状態になります。 状態タイプが完了に変わる前に、解決済み状態から欠陥を検証する必要があります。このように完了した欠陥を更新して、Closed.stateに変更できます。 IBM Rational ClearQuestにおいて変更要求に関する情報は、ユーザーデータベースに記録され、レコードとして保存されます。
ユーザーデータベースには、さまざまなプロジェクトや目的のためのさまざまな種類のレコードが含まれています。各レコードタイプには、固有のフィールドとデータ要件があります。 たとえば、プロジェクトには、欠陥用のレコードタイプと、新機能要求用のレコードタイプがある場合があります。同様の入力を持つ多くのレコードが開発環境内で使用される場合、レコードタイプごとにレコードテンプレートを作成すると便利なことがよくあります。このテンプレートを使用して新しいレコードを作成すると、レコードタイプに基づいて共通フィールドに自動的にデータが入力されます。
そして、クエリとレポートもポイントです。 クエリは、ユーザーデータベースで変更要求を検索するために使用されるメカニズムです。 クエリの作成者は、変更要求レコードを選択するための基準を指定します。フィルタは検索を絞り込むのに役立ちます。 たとえば、クエリフィルタは、1人または1つのプロジェクトに関連付けられたレコードのみを検索する場合があります。結果セットの表示を設計することもできます。 これらは特定のユーザーまたはプロジェクトに割り当てられているすべての未解決の変更要求を返すように指定できます。
クエリの結果は、クエリ結果ビューに表示されます。このビューのレコードを選択すると、その内容がレコードの詳細ビューに表示されます。 このようにレコードフィールドのサブセットのみを含めるか、返されたレコードを送信日で並べ替えるように指定することで、結果をさらに絞り込むことができます。 IBM Rational ClearQuestにおいてユーザーはクエリをPersonal Queriesフォルダーに保存して、再度実行できます。 スーパーユーザーまたはパブリックフォルダーの管理者権限を持つユーザーは、クエリをパブリッククエリフォルダーに保存できます。
レポートは、クエリ結果を読みやすい形式で表示し、プロジェクト管理ツールとしてよく使用されます。レポートを定義すると、クエリとレポート形式の両方が指定されます。指定されたクエリが実行され、指定されたレポート形式で結果が表示されます。 事前定義されたレポートとレポート形式は、IBM Rational ClearQuestにに含まれています。レポート形式を変更したり、独自のレポート形式を作成したりすることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
IBM Rational ClearQuestについて解説させていただきましたので、参考にしていただけましたら幸いです。