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TOEIC900点のエンジニアが転職を成功させる方法

「TOEIC900点とプログラミングスキルのあるエンジニア」であれば、おそらくそれだけであなたは引く手数多の優秀な人材であることは確かです。そして恐らく転職市場でも引っ張りだこになることは間違いないと考えて良いでしょう。しかしながら、それだけの能力を持ちながらも思った通りに事が進まなかったというケースも多くあることをご存知でしょうか?うまくいかない原因は、転職市場における自分の立ち位置の認識を誤ること、転職に対して慣れていない事が挙げられます。この記事ではTOEIC900点を取り、プログラムスキルのあるエンジニアが転職市場においてどう立ち振る舞ったら良いかを解説していきます。

プログラマーが転職市場で有利である理由

プログラミング知識を持っているエンジニアであるということは、それだけで転職市場では有利に働きます。エンジニアとして転職するとしても、他業種への転職を考えるとしても同様です。その理由は、現状、世の中にWEBやアプリに関する開発に関われるエンジニアは需要に対して供給が全く追いついていないからです。プログラム言語を書ける、読めるというだけでも希少価値の高い存在であるため、世の中で重宝される存在なのです。現在においては、インターネット上にプログラミング言語を学べる環境は豊富にあるにも関わらず、身につけるに至った人はさほど多くないのが事実です。また、仮にエンジニアという立場でなかったとしても、少々プログラミングの知識があるだけでもIT分野の問題の糸口を発見する事ができたり、エンジニアとの会話がスムーズに進んだりと、最低限の知識を蓄えておく事が必要な世の中に変わってきている事も意識しておく必要があります。

エンジニアの能力プラスα、英語が出来るとどうなる?

では、エンジニアとしてプログラミングの知識がある人が、プラスしてTOEIC900点の英語の実力を持っていたとするとどうなるのでしょうか?様々なメリットがありますが3つほど紹介します。どれも重要なメリットとなりますので覚えておくと良いです。

メリット1.海外案件を受注できるようになる

まず第一に考えられるのは、海外の仕事を積極的にこなせるようになるということです。プログラミング言語と同様、英語も世界の共通言語となっている昨今ですから、国内の仕事だけを請け負うよりも間口が広がることは明確です。ただでさえ、日本においては人口減少の一途を辿っていますから、他国の仕事が取れるということはそれだけで安定した収入を得られることも意味しますし将来性も見込めます。また、TOEICで900点を取れる実力のある人であれば、海外志向が強いという傾向もあるでしょうから、自らの知的好奇心を満たしながら仕事ができるという点においてもメリットがあります。

メリット2.エンジニアとしての能力自体が上がる

プログラミングを少しでも齧った事がある人はピンと来るかもしれませんが、プログラミング言語は基本的に英語・数字・記号の羅列です。つまり、あるプログラミング言語を用いて任意に作成物を動かしたい場合、英語で指令を与えるという機会が多いことを意味します。ですから、英語の単語の意味をわかっているとどのようにプログラミング言語が作用するかをわかりやすくなるという特徴があります。1つ1つ単語を調べるのも大事ですが、最初からイメージを持って言語に接する事ができると作業自体がスピーディーになります。また、プログラミング作成時に思うように動かなくなった時、Google検索に頼るのがプログラマーの常ですが、検索する内容については日本語の情報より英語の情報が何倍も多く出回っていると言われています。英語で考えて、英語で作成する、プログラミング言語で考えて、プログラミング言語で作成する。この思考法ができているだけで、スキルはメキメキと上達しますし、また英語話者とのコミュニケーションも格段に上がることになるでしょう。

メリット3.給与水準の高い組織に転職できる可能性が上がる

海外案件を請け負う事ができる事にも関連しますが、積極的に海外案件を取りに行く企業が増える中、英語も流暢に扱う事ができると、それだけで給与が高くなる可能性が上がります。エンジニアにプラスして英語の知識となると十分に身につけている人材が少なくなります。企業によってはTOEIC○○点以上で月給○万円アップとの社内規則を設けているところも多くあります。もちろん転職活動においても、英語を重視する傾向があるのは大手企業が多いため、給与水準が高くなる事が考えられます。どれだけ英語力を求めているのかを重点的にチェックすることをおすすめします。

TOEIC900点+エンジニアの存在の希少価値を理解しよう

先にも述べたとおり、プログラミング能力のあるエンジニアは希少価値が高く、市場で求められる存在です。プラスしてTOEIC900点は希少価同士の掛け算になります。TOEIC900点という成績は、受験者全体のわずか3.4%と言われています。仮にプログラミング能力の高い人も世の中の3.4%だと仮定すると、0.034×0.034=0.0001156つまり、0.01%、1万人に1人の存在という事がわかります。この事実を覚えておくだけでも強気で転職活動が進められることがわかりますね。逆に言うと、これだけ価値が高いと言うことは、少しでもTOEICのスコアを高めたり、プログラミングの知識を高めたりすることですぐに周りに差をつけられると言うことも理解しておくと良いでしょう。自分が思った以上に希少価値が高いことに気付きます。

お金はどれだけ増えるのか?

TOEIC900点とプログラミング知識を兼ね備えるとどれくらい給料が増えるのでしょうか?実際に年収ベースで100万円アップというのはよくある話で、200万円以上増やすことも可能です。また年収ベースでなくても、TOEIC900点以上は月収プラス○○円、800点以上なら○○円という規定を設けている企業も少なくありませんから積極的にスコアアップに取り組むべきです。それだけ英語+エンジニア経験というのは高く買われるということです。もし現在の収入に満足していないということであれば、自分の市場価値を知ることは重要です。転職サイトに登録し、エージェントに自分がどの程度の位置にいるかを知っておくのは決して損にはならないでしょう。昨今のエージェントは親身に相談に乗ってくれますし、業界に関する知識や情報量はあなたの想像以上持っているケースがほとんどです。驚くような価格が提示されることもあるかもしれません。エージェントに確認をする、企業にヒアリングをしてみるなど、現状からどれだけアップが望めるのかチェックしてみましょう。

どんな転職先を見つけるべきか?

では、どんなTOIECで900点に相当するような高得点を得る力があり、プログラミングの知識のあるエンジニアの人が転職すべき場所とはどんなところと考えたら良いのでしょうか?

海外案件豊富や日系企業を狙ってみよう

まず目をつけるべきは、「海外案件を扱っている企業か否か」という点でしょう。大手であっても中小であっても海外案件を多く扱う企業とそうでない企業が存在します。さほど多く扱う機会のない企業にとってはTOEIC900点はさほど響かないかもしれませんが、機会が多い企業であれば喉から手が出るほど欲しい人材です。当然、それだけ年収のアップも見込む事ができます。会社のイメージだけでは海外案件を多く扱う企業なのかはわかりませんから、転職エージェントに情報を聞いてみるといいでしょう。また、面接に進めるようであれば、海外案件をどの程度扱っているのか人事担当や責任者にしっかり確認を取るようにしましょう。稀にエージェントと企業との情報が食い違っていることもある為、思い込みで決定を下す事が無いよう注意が必要です。

外資系の企業は?

TOEIC900点の実力があるのなら、日系企業でなく外資でも良いのでは?という考えが浮かぶかもしれません。しかし、現実的には外資企業においてはTOEICのスコアは日系企業ほどの効果をもたらしません。理由として、TOEICよりも実践的な会話力が求められるから、もともと海外企業の日本拠点としての外資系企業なので、日本人を相手にしたビジネスである事がほとんどで英語力を求められないなどといった事が考えられます。これはケースバイケースで一言で外資系企業と言っても様々ですから気になる企業があるのであれば、情報を取っても損になることはないでしょう。

転職だけでなくフリーランスという手もある

これまでTOEIC900点を持ち、プログラミングスキルを持つエンジニアが転職をするなら?という視点で述べてきました。しかしながら、それだけの力を持つ人材であれば企業に属するというだけでなく、フリーランスとして独立して生きていくという視点も十分に持ち得ます。先に述べたとおり、英語とプログラミング言語は世界共通の言葉です。その2つのスキルを身につけているだけで、あとはインターネットの力を借りて世界中どこでも仕事ができるという状況はすでに整っています。もし、転職して企業人になるのが辛いという立場の人がいたら、一度フリーランスで気ままに仕事をしていくという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?

履歴書、職務経歴書はどう書くべき?

もし転職エージェントに登録し、興味のある企業が見つかったとしたら、履歴書や職務経歴書を書く必要があります。双方ともTOEICのスコアは900点以上で、エンジニアとして働けるプログラマーであると言うことを十分に示すチャンスですから、それぞれの特徴を知っておくと良いでしょう。

履歴書の書き方は?

履歴書に関してはバイトの面接や新卒で会社に入社、転職した経験のある人であれば誰でも書いた事があると思います。大体どのフォーマットであったとしても右半分の上部分に資格を書く欄が用意されていると思います。その部分にTOEICのスコアはしっかりと記入しましょう。また、エンジニア関連での資格を取っているのであれば、そちら漏らさず記入することを心がけましょう。履歴書にはさほど自己PRを記入できる欄はないので、シンプルに数値や資格名を記載するように心がけましょう。

職務経歴書の書き方は?

転職する際に必要になる書類で、履歴書の他に転職経歴書があります。履歴書と違い、職務経歴書はフリーフォーマットになりますので存分にPRすることができます。エンジニアとしてどんな成果物を作成してきたのか?プロセスも含めて詳細に記載するようにしましょう。また英語力についてもTOEICだけでなく、留学経験や英語を用いて仕事をしたことがあるのならその経験についても記載しましょう。経験はPRだけでなく面接でのネタとしても効果を発揮します。

まとめ

エンジニアとしてプログラム知識があること、TOEICで900点を取っていることは、1万人に1人の希少価値を持っているということです。大いに利用しましょう。利用するにはで海外案件を多く扱っている企業を狙うことがベストです。求められるポジションに就くことであなたの収入は驚くほど増えることでしょう。また、企業の勤め人となる他にもフリーランスとしての道もあります。フリーランスで会社勤めよりも多くの収入を得ている人もいるくらいですから、視野を広く持つことも重要かもしれません。また、履歴書や職務経歴書に関しても大いに自己PRできるように漏らさず記入することを心がけましょう。特に職務履歴書については、これまでやってきたことを存分にPRできるので、遠慮なく自分の魅力を伝えることを心がけると良いでしょう。繰り返しになりますが、エンジニア+英語は現代を生きるに当たって最強のスキルの1つです。焦らずとも必ず良い条件で稼ぐことが可能です。じっくり次の職場を探してみてはいかがでしょうか?