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  • フリーランス向けの短期案件って結構あ

年金問題や副業解禁といった時代背景もあり、近年どんどん働き方が多様化しています。そんな中でフリーランスとして働く人も増加傾向にあります。一口にフリーランスと言っても様々な働き方がありますが、せっかくフリーランスとして活躍していくのであれば、より自由に縛られずに働きたいですよね。今回は自由に働きやすいフリーランスの短期案件についてのメリットデメリットや、求職方法について解説いたします。

フリーランス向けの短期案件ってどれくらいある?

フリーランス向けの短期案件はどれくらいあるのでしょうか。
・短期案件の数について
・短期案件の期間について
・短期案件の報酬について
上記の3つについてそれぞれ解説していきます。

短期案件の数は

フリーランスエンジニア向けの短期案件の数は、実はかなり多いです。例えば大手クラウドソーシングサイトでは「システム開発」カテゴリだけでも短期案件は100件ほどもあり、非常に潤沢な状況と言えます。後述いたしますが、案件を探す方法はこれ以外にもたくさんありますので、仕事に困ることはない状況と言えます。

短期案件の期間はどれ位?

短期案件の期間はプロジェクトによって本当に様々で、短いものだと比較的軽微なエラーの解消など、1週間ほどで完了するものもあります。逆に長めのものですと半年〜1年ほどの案件もあります。フリーランスエンジニアの短期案件は平均だと3ヶ月ほどと言えるでしょう。

短期の案件の報酬は

フリーランス向けの短期案件で気になるのは、なんといってもやはり〝報酬〟の面でしょう。報酬は言語などによってもかなり変わってくるので一概には言えません。ですが、ある求人サイトでは高額なもので月150万円程、平均でも月60万円程と他業種に比較して総じて高額な案件ばかりです。やはりスキルの求められるエンジニアの報酬は非常に高額ですね。

フリーランスが案件を獲得するための代表的な3つの方法

フリーランスの方は実際どこで仕事を取っているのでしょうか?
・クラウドソーシング
・フリーランス向けエージェントサイト
・SNSなどの活用
先ほども少し触れましたが、上記の3つをご紹介します。

クラウドソーシング

仕事を受注するのに王道なのが、クラウドソーシング系です。クラウドソーシング系のメリットはなんと言っても初心者の方でも簡単に使えて、挑戦しやすいところです。ただし、クラウドソーシング系の案件は高単価の案件は比較的少ないのが現実です。最初の一歩としては良いですが、長期間に渡りクラウドソーシング系だけで稼ぎ続けるというのは難しいかもしれません。

フリーランス向けエージェントサイト

オススメなのがフリーランス向けのエージェントサイトです。エージェントサイトがオススメな理由としては
・高単価な案件がある
・福利厚生が受けられる事もある
・キャリアプランを相談出来る
上記のようにフリーランス向けのエージェントサイトならではのメリットがあります。特にクラウドソーシング系に比べて高単価な案件が多いのは大きなメリットですね。さらに利用するサイトや案件によっては福利厚生が受けられる場合もあり、キャリアプランを相談することもできます。フリーランスならエージェントサイトは積極的に活用しましょう。

SNSなどの活用

少し難易度は上がりますが、フリーランスならSNSも積極的に活用していきましょう。現在はFacebookやInstagram、Twitterなど様々なSNSがあります。そういったSNSで発信し影響力を持つことで、SNSが名刺代わりになります。ある程度フォロワーさんを抱えることで、信頼性が担保されDMなどでクライアント側から依頼されることもあります。その中でもフリーランスエンジニアならオススメはTwitterです。Twitterにはフリーランスエンジニアの方もたくさんいるので、同じ環境・志の仲間などと繋がれて、情報交換したりすることも可能です。同時に、人脈も広がります。このようにSNSを活用するメリットはたくさんあります。かつSNSは基本的に無料で出来るので、エンジニアとしての案件をこなしながらアウトプットとして同時に発信をしていきましょう。

フリーランスが短期案件中心に受注するメリットは?

フリーランスエンジニアが短期案件を中心に受注するメリットを解説します。
・たくさんのプロジェクトに関わる事が出来る
・精神的余裕が持てる
上記2つについてそれぞれ解説していきます。

たくさんのプロジェクトに関わる事が出来る

短期案件を中心に受注すると、短いスパンでどんどん案件を受ける事になります。そのためたくさんの案件、たくさんのプロジェクトに関わる事が出来ます。長期案件だとどうしても同じような業務が多くなるので、仕事としては単調になりがちです。短期案件をメインに受注する事で強制的に色々なプロジェクトに関わることができ、自分のエンジニアとしての成長に繋がります。その中でたくさんの人脈も生まれ、そこからまた仕事を頂いたりなど、エンジニアとしてステップアップしていけます。

精神的に余裕が持てる

短期案件を中心に受注する事で、精神的にも余裕が生まれます。長期の案件で受注すると、受注したは良いものの、ちょっと合わないな…といった場合もありますよね。長期案件だとどうしてもそのプロジェクトと長く関わる必要があります。とは言え、職場の雰囲気など受注してみないと分からない事もたくさんあります。短期案件をメインに受注する事で、自分に合わなかった場合も短期間で別の案件に移れるので、精神的な負担は少なくなります。そういった意味で長期の案件に比較したら精神的に余裕が持てるということは、短期案件のメリットでしょう。

短期案件のデメリットは?

もちろん短期案件にもデメリットはあるので、短期案件の考え得るデメリットについてご紹介します。
・短期案件だけだと収入が安定しない
・プロジェクトに慣れるまで大変
上記2つについてそれぞれ解説していきます。

短期案件だけだと収入が安定しない

短期案件だけだとどうしても収入は安定しづらいです。スムーズに案件を取っていかないと、仕事のない期間=収入がない期間が発生してしまいます。その間はもちろん売上も上がりません。案件によって単価もかなり変わってくるので、短期案件のみだとやはりどうしても収入は安定しづらいですし、営業の手間も増えますね。

プロジェクトに慣れるまで大変

短期で色々な案件を受注していくと、その都度新しいプロジェクトに参入していくこととなりますので、環境含めて、都度慣れる時間が必要です。新しい技術が必要な機会も多くなるので、その場合は都度勉強も必要になってきます。また、新しい人間関係の構築も必然的に増えてきます。メリットでお伝えしたように、その分成長したり色々な人脈に繋がったりしますが、やはり負担も増えるのがデメリットと言えるでしょう。

長期案件も抱えつつ短期案件をメインにしてハイブリット型を目指そう

短期案件にも長期案件にもそれぞれメリットデメリットがあります。短期案件は色々なプロジェクトに携わることができるので、人脈が広がったり様々なスキルが身につきます。ですが、やはり短期の案件だけでは収入が安定しづらいというデメリットもあります。そのため、オススメは短期案件をメインに受注していきつつ、長期の案件も抱えていくハイブリッドでの良いとこ取りです。
短期の案件で自分に合った仕事があったら、長期の案件に繋げられないかも考えてみましょう。短期案件も長期案件も、それぞれのメリットを活かして、安定性を担保しながらフリーランスとしての成長をしていくことが必要です。