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  • ネットワークエンジニアのやりがいとは

はじめに

今回はネットワークエンジニアのやりがいについて解説する記事となっております。筆者自身にそんなにネットワークエンジニアの経験がないので、ネットワークエンジニアを現役で生業にしている知り合いがいたのでその人に話を伺ってみました。今後エンジニアとして転職を目指している方や現役で働いている方でやりがいを見つけるのに苦労している方は是非参考にしてください。

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計、構築、監視・運用を行うエンジニアです。エンジニアの中でも設備の構築を含むため、ハードウェアの設置などの技術も必要とされます。
まずはネットワークエンジニアの仕事内容や将来性についてみていきましょう。

ネットワークエンジニアのやりがい

初めての設計・構築

まずは一つ目になるのですが、初めて触った製品の設計構築を動かして問題なく動いた瞬間です。これはとてもうれしかったとのことでした。
本人曰く、やはり初めて製品を触った時はとても大変で何をしたらよいかよくわからない。特にベンダーとかが出ているライセンス払って使うような製品はネット上にそこまで情報が転がっていない(あるものはあるがあんまりない)のでそういう場合は製品マニュアルを結構読まなくてはならないのです。そしてその製品マニュアルのページが何百ページとかが当たり前にあるらしく、そこから手順を引っ張って来たり設計する場所を考えたりするのは非常に大変で、その通りに作業したとしてもうまく動かなかったりすることがあり、そうするとやはりなぜ動かないのだろうかいろいろ調査したりとかサポートに聞いたり試行錯誤してやっと動いたってなった瞬間それがすごく気持ち良かったそうです。たかがサービスが起動して、ウィンドウが起動して、プロセスが上がっていてエラーログが剥がれてない、それだけかもしれないけれどそれがとても嬉しかったとのことでした。そしてそれがアプリケーションサーバーだったら問題なくそこにアプリケーションをデプロイして動いたってところまで開発の人たちがそこまで試して、問題なく動いたよって言葉がもらえる、これもやはりうれしいとのことでした。
初めてだとわからないことだらけで本当に大変ですが、その分苦労して苦労して業務をこなせた時のうれしさはひと塩でしょう。これはネットワークエンジニアだけではなくどの業務にも言えるのではないかと筆者は考えております。

大規模なシステム

二つ目は大規模なシステム、複数製品の設計・構築をして問題なく動いた瞬間が非常に気持ちいいとのことでした。さきほどのは1つでもなんでもいいですが初めて触った製品で、二つ目は割と大きめのシステムをつくった瞬間です。知り合いは得意分野がストレージとか仮想環境とかを作るところが割と得意らしいのですが、そこでストレージソレジオのスイッチ仮想環境をOS例えばリナックス、リナックスの上にミドルウェアを入れてクラスターで冗長化するなど割と底の端から端までをやることがたまにあるけれど、そういう場合はいろんな製品を同時にやるため動かないことが多い。上手くいかなかったどうしてだろうと躓くことが多い。1つのことではなく、複数のものなので様々な場所でエラーが起こったり躓くから割と大変だが、全部の製品が繋がってうまく動いた瞬間はさきほどの初めて製品を動かしたときよりもとても気持ちいいとのことでした。それなりの種類の製品とかシステム、サーバーとかを同時に作ったというのは非常にやりがいを感じれるそうです。

運用スクリプト

最後は運用スクリプトを作成して問題なく動いたときです。ネットワークエンジニアでもプログラミングチック的なことはやります。それは何かというとシェルスクリプトと言われるコマンドとかポート等色んな構造があり、そういうものを上手く使ってスクリプトを作ります。そのスクリプトというのは例えばローローテーションであったり、リナックスだったり標準のパッケージがあるのですが相手は柔軟性に富んでいないためファイルの形式とか出し方が特殊だったりする場合は独自でスクリプトを作成することがあります。サービスを起動して起動した確認とかをプロセスコマンドとかシステムシートによる様々なコマンドを使って起動して確認をしてというのを繰り返すのは非常に面倒くさいので、そういうのを自動で起動から起動確認まで全てやってくれるものを作ることがあります。こういうスクリプトというのはただコマンドを羅列していくというより起動する前に起動していないかを確認、起動していたらこのスクリプトスクイップ、exit0で終了させる、if文、起動を仕掛けるコマンドを発行した後にwhile文とかfor文とかをステータス監視をするコマンドを定期的に入力して起動が成功したら次の処理に進むなどの作業を作りこんでいくとところどころ躓きます。すべて構文を覚えているわけではないので。そのためその都度調べていく必要があるらしいです。最終的には問題なく正常系も異常系もクリアしたらやりきった達成感と試験に合格したような感覚になり非常にやりがいを感じられたとのことでした。

さいごに

話を聞いて感じたのはすべてに共通するのですが、何度も何度も躓いてその都度調べてその問題をクリアしたときに得られる達成感などがやりがいに変わるのではないでしょうか。1年、2年やっていると飽きがくることもあるがやりがいを求めるのも大事だけれど仕事と割り切るのも今後エンジニアとして働くにあたっては大事だとのことでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。