支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡

  • TOP
  •   
  • コラム
  •   
  • フリーランスエンジニアがスキルシート

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際のポイントについて

スキルシートとはITエンジニアをはじめとする技術職用の経歴書で、その名の通り保有しているスキルが 第三者に伝わりやすくするためのフォーマットが準備されています。 フリーランスエンジニアにとってスキルシートは重要な役割を持ちます。 スキルシートをしっかり書くことで面談に繋がりやすくなり、案件を受注する際にも有利に働きます。 ここではフリーランスエンジニアがスキルシートを書く際のポイントについて紹介させていただきます。 ポイントを4つに絞り紹介させていただきますので、参考になれば幸いです。

箇条書きで読みやすく書く

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際のポイントの一つ目が箇条書きで読みやすく書くことです。 スキルシートは一般的な求職者が使う履歴書とは目的が異なります。 企業の担当者が確認したいのはあくまでもエンジニアのスキルや経験に関する情報で、 履歴書のように志望動機・学歴・自己PRの内容は重視されません。 そのために必要な情報だけ箇条書きで書けば充分で、必要のない情報を長文で記載する必要は全くありません。 フリーランスエージェントで準備されるスキルシートのフォーマットを使い、サンプルを参考に作成すれば 基本的には読みやすくわかりやすいスキルシートに仕上がるはずです。 まずは箇条書きで第三者がみたときにわかりやすく書くというのがスキルシート作成の基本です。

プロジェクトの概要を理解できるように書く

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際のポイントの二つ目がプロジェクトの概要を理解できるように書くことです。 企業の担当者はスキルシートからエンジニアがどのようなプロジェクトに関わったかという情報を必要としています。 募集している案件に類似しているプロジェクトや関連性が高いプロジェクトにエンジニアが関わった経験があれば高評価を得るケースが多いです。 それ以外でも企業の担当者によって様々な観点で過去携わったプロジェクトの詳細をチェックしています。 どのプロジェクトの経験が企業の担当者に評価されるかという点はフリーランスエンジニア側からはわからない部分も多いため、できるかぎりプロジェクト概要を詳しくかつ理解できるように記載することが大切です。 もう少し具体的に説明すると「誰のためのシステムを作ったのか」「どういった立場で参画したのか」「どのような形で携わったのか」「何のために作業をしたのか」「どれくらいの期間参画したのか」「どの工程を担当したのか」ということが簡潔に伝わるようにするように工夫しましょう。 このようにプロジェクト概要をわかりやすく記載することで、エンジニア本人が面談時に説明しやすくなるという利点もありますので、しっかりと整理してスキルシートに落とし込むようにしましょう。

チームの中の立ち位置を理解できるように書く

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際のポイントの三つ目がチームの中の立ち位置を理解できるように書くことです。 企業の担当者はチーム体制の中でそのエンジニアがどういった役割を果たしたかという点を見ています。 何故かというとそのエンジニアがプロジェクトに参画した際のイメージをしやすくなるからというのが理由です。 システム開発の現場は複数人のチームで体制を組みプロジェクトに対応します。 募集の背景には必ず期待する役割というのが存在しますので、人材を募集する際には想定している役割に当てはまるかという観点でチェックしています。 フリーランスエンジニアの中にはスキルシートでこの部分の記載を省略する人がいますがしっかりと記載するようにしましょう。 また、マネージメントや若手の教育などの役割を担っていた場合はアピールになりますのでそのケースもスキルシート上から読み取れるように記載するようにしましょう。

開発環境をできるだけ詳しく書く

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際のポイントの四つ目が開発環境をできるだけ詳しく書くことです。 企業の担当者はフリーランスエンジニアの作業をしてきた開発環境をチェックしています。 企業の担当者によって様々な観点で開発環境の詳細をチェックしており、どの部分が評価されるかフリーランスエンジニア側からは わからな部分も多いため開発環境については詳しく書くことをおすすめします。 開発環境は一般的に「開発言語」「フレームワーク」「DB」「ツール」「OS」などを記載します。 あまり知られてない用語を使用する場合は注釈をつけて解説を加えてあげると親切です。 忘れている場合はしっかりと思い出してスキルシートに記載するようにしましょう。

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際の注意点について

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際の注意点について説明させていただきます。 フリーランス経験が浅いエンジニアの場合、スキルシート作成時に企業の担当者の評価を落とすような ミスをしてしまいがちです。 注意点を3つほど紹介させていただきますので、参考にしてみてください。

企業名や勤務先の情報は開示しないこと

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際の注意点の一つ目が企業名や勤務先の情報は開示しないことです。 これは一般的な転職活動のルールとは異なるため注意が必要です。 フリーランスエンジニアの場合、業務委託契約・請負契約いずれにせよ契約締結時に守秘義務に関する契約を 結んでおります。 そのため業務で知りえた顧客に関わる情報を第三者に開示してはいけませんので、当然ながらスキルシート上で企業名を記載することはNGとなります。 このあたりはフリーランスとしての常識でありルールなので徹底しなくてはいけません。 フリーランスエンジニアとしての信頼を失いかねないため、スキルシート作成の際には注意が必要です。

履歴書・経歴書フォーマットで書かないこと

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際の注意点の二つ目が履歴書・経歴書フォーマットで書かないことです。 すでに説明したように、フリーランスエンジニアのスキルシートは履歴書のように志望動機・学歴・自己PRといった情報は不要です。 フリーランスエンジニアのスキルシートは必要な情報を記載するためのフォーマットが採用されているため、 わざわざ履歴書や経歴書のフォーマットを使う必要はありません。 もちろんフリーランスエンジニアのフォーマットでしっかりとスキルシートを作成したほうが書類通過率も高いため、 フリーランス用のスキルシートを使用するようにしましょう。

誤字脱字に注意すること

フリーランスエンジニアがスキルシートを書く際の注意点の二つ目が誤字脱字に注意することです。 フリーランスエンジニアの中にはスキルシート作成の際に誤字脱字がそのままになってしまっているケースもあります。 これは企業の担当者の信頼を失うことに繋がりますので注意が必要です。 また、プロジェクトに参画した年月・期間の数字などの整合性にも注意しましょう。 このあたりのミスを防ぐためには、フリーランスエージェントの営業担当者などにチェックしてもらうといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? フリーランスエンジニアにとってスキルシートは重要な役割を持ちますので、 本文でお伝えしたようなポイントを抑え、魅力的なスキルシートを作成してみてください。