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エンジニアの休日

はじめに

みなさんはエンジニアは普段どのような休日を過ごしているのかをご存知でしょうか???

この記事を読んでいる皆さん、初めまして。私は都内のIT企業でエンジニアをしている超一流エンジニアです。

この記事を読んでいる方はおそらくITエンジニアを目指している、ITエンジニアになったばかりだがまだ実感が湧かず、どのように休日を過ごしていけば良いのかが掴み切れていない人が大半だと思います。ITエンジニアをやるにあたって、「激務」「ブラック」「終電まで帰れない」「休日出勤が当たり前」というような負のイメージを感じさせるような話を聞いたことがあるかもしれません。そのため休日の過ごし方は非常にシビアになるということも当然だと思います。本記事では一人のエンジニアの休日の過ごし方を一例として紹介し、皆さんのエンジニアライフに生かしていただければと思います。

今回休日の一例となるエンジニアのプロフィールです。メインで扱う言語は研修で習ったJavaです。超一流のITエンジニアとして、お客様のために技術を提供しています。今まで扱ってきたエンジニアとしての業務は、大規模セキュリティ系業務駆動システムやそれに付随するAPI、TeraTermなどを用いたSSH通信による通話システムなどの動作確認テストやユーザーインターフェースの仕様書に基づいた画面遷移のテスト、別のプロジェクト現場においては鏡板や電子系フラッシュ技術を用いて、特徴ごとに用意されたレンズを介してスキャンされた細ピクセルの画像を観光性のモザイクに集中させ、そのシステムからなるデータをSDカードに保存しテレビ装置に代表されるモニターに出力したり撮影を可能にする技術を組み込んだ一般流通している馴染みの深い精密機械の動作確認テストや、その仕様書に基づいた取扱説明書の表記確認テストなどをこなして来ました。プロジェクト現場の最前線で活躍し、非常に高い評価をされてきたと考えています。

さて、この一流エンジニアは一体どのような休日を過ごすのでしょうか。

エンジニアの休日・朝

平日よりも、休日の方が朝が早い

皆さんが休日と聞いて想像するのは、「仕事が無い分だけ普段より遅く起きる」といった怠惰堕落が許されるような過ごし方だと思います。しかしながら、そういった時間も有効活用するのが一流エンジニアとしての証。むしろ時間の重みを感じることができなければ、エンジニアとして大成することは難しいかもしれません。

一流エンジニアの朝は早いです。休日は主に4:30~5:30ごろに起床します。早朝に集中力が増すことは科学的にも証明されているからです。この早朝の時間を使い、作成中のポートフォリオを作り進めたり、要件定義などを練ったりする時間に当てています。自宅に限らず、公園やカフェテリア、スタバ、早朝から空いているレストランの席など、早朝から自由に使えてかつ最も集中できる場所に移動し、プログラミング学習に努めます。ある種一番自由に使うことのできる時間ですから、ここを有効活用しなければなりません。

また、早朝にプログラミングの学習を行うべき理由はもう一つ存在します。それは、平日の朝に比べ周りが慌しくないからという理由です。

一般的に平日の朝はどんな時間帯であれ、出勤していくサラリーマンや学生などが慌しく行き来するため、意外にも騒々しいのが現状です。小さな騒音や行き来する足音というのはどうしても集中力を乱す原因にもなりますし、あまり良いことはないのです。だからこそ人の行き来が少ない平日よりも休日の早朝は学習の狙いどきではあるのです。

ライバルに差がつく!!!

また、学習を十分行ってもまだ時間の余裕があるという優越感を得るということも可能です。

例えば、朝5時に起床し、5時半からポートフォリオの作成作業を開始したとしましょう。いくつかの機能を実装し、APIを作成し、ルーティングの設定をする、モデルを作成するなど様々な実装を行うことが可能ですが、これら全てを一気に行ったとして大体3時間くらいと計算します。するとどうでしょう?5時半から3時間集中したとしても、まだ朝の8時半。8時半と言えば、仕事が無い分だけ普段より遅く起きる」といった怠惰堕落が許されるような過ごし方をしている凡人エンジニアが起床するかしないかすら怪しいといった時間帯なのではないでしょうか?そう、一日が長く有効に使えるということは気持ちの面でも非常に楽になれるのです。

「あいつが寝ている間に、自分はこんなにも差をつけることができている」と考えることは、失礼と考える人も多いと思いますがそれは大間違い。実力主義のエンジニアの世界では、積み上げた能力が大きければ大きいほど評価される世界です。そのための努力の時間を確保しているということは、むしろ誇りに思うべきなのです。


これらの理由から、超一流エンジニアである私は早朝に起床しているのです。

皆さんもぜひ早朝学習の良さを体感していただきたいので、5時起床を目指して試していただきたいと思います。ただ、早起きしたが眠気で動けないという場合は無理をしないでくださいね。5時から8時まで学習したあと、3時間仮眠を取るのも良いかもしれません。

エンジニアの休日・昼

勉強会への参加

エンジニアの世界では、エンジニア同士でさらなる技術力の向上を目指すことを目的として、自分の自信がある技術を教え合ったり、自分の興味のある言語や技術をさらに学習しようというエンジニアたちが集まる勉強会というものが開催されています。「仕事が無い分だけ普段より遅く起きる」といった怠惰堕落が許されるような過ごし方をしているエンジニアは休日は遊ぶことに集中してしまうのでこういった勉強会はむしろ嫌う傾向にあるでしょう。どうして休日まで学習の時間に当てなければならないのか、と思うのでしょうね。

実力主義のエンジニアの世界では、積み上げた能力が大きければ大きいほど評価される世界、そのトップに立つためには、常に学習を続けなければならない。プロのサッカー選手がボールを蹴らない日があるのでしょうか?それと同じで、仕事としてエンジニアをやる以上は、毎日欠かさず、技術力の向上のために探究していかなければなりません。

ともあれ、基本的には昼は勉強会に参加して知見を深めることに集中します。

また、思ったほどに興味のある勉強会が開催されていなかったという場合もあります。その時は、朝に行った作業のように自分のポートフォリオ作成やサービスの機能実装などをより研ぎ澄まされた状況で行うための、いわゆる「もくもく会」というものに参加をすることもあります。

これは勉強会とは違って何かを教え合うことはありませんが、自宅やその周辺環境ではなかなか集中して自分の作業に没頭しづらいといった悩みを抱えるエンジニアが一同に介し、お互い集中し合えるような環境で自分の目的のためにひたすら作業をするといった趣旨の集まりです。会の開始直後に簡単な自己紹介と、今日達成したい目標を高らかに宣言して、あとはひたすら作業に没頭するのです。自分一人でやるのと違って、「今日中に達成すべき内容を大勢に宣言している」ため気を抜くわけにはいかず、緊張感も出てくるため誘惑に負けて遊んでしまうということがなくなります。この適度な緊張感と集中力が得られる環境はなかなか得ることはできません。このような機会に積極的に参加してこそ、超一流エンジニアへの道が開かれると言えるでしょう。

エンジニアの休日・夜

勉強会の後は交流の場に

勉強会が終わったらすぐに解散というわけではありません。勉強会の参加者とのコネクションを作るためにせっせと活動します。超一流エンジニアは仕事をもらう時もコネが大事です。しかしながらこれがなかなか難しく、エンジニアとの繋がりを作ることはなかなか大変です。相手の技術を利用するには、自分もそれなりの技術提供ができるくらいの能力がなければならないため、技術力が低いうちは相手にしてもらえないことが多いのです。

それ以外の場合 - 夜は早い -

それ以外の場合には、朝と同じくポートフォリオの作成や実装活動に重きをおきますが、一つ大切なことがあります。それは、夜には早く寝るということです。

基本的に1日何か学習した後の夜である為、体調を考えると疲労がかなり溜まっている状態です。この状態でのポートフォリオ制作は人にはよるとは思いますがあまり捗らず、切り替えて新しい言語や技術を学ぼうとしてもあまり集中できないので、学習は思ったほどには進みません。そのため夜間には学習を詰め込まず、軽く技術書やビジネスに関する読書を行って早めに寝てしまいます。

人間は寝ている間に記憶が整理され、定着していく生き物です。睡眠時間を適切な量だけ確保するためにも早い睡眠は欠かせません。どんなに時間の確保が大変だとしても、最低6時間(これでも少ないくらいです)は確保するようにしましょう。睡眠時間が短かったり、逆に10時間くらいの過剰な睡眠は脳の処理機能の低下を招き、徹夜せずに睡眠を取った場合よりもトータルで見たときの能力取得は低くなるものです。目安としては、5時に起床することを目標にするならば21~22時には眠るようにしましょう。

時間の確保が難しい人へ - 生活環境を整えよう -

生活リズムを切り替えることは難しいかもしれません。あれは必ずやらなければならない、これもやるべき、超一流エンジニアの生活通りにはなかなかいかない、リフレッシュは大切...。いろいろ思うところはあると思います。その大きな原因は、自宅にいて色々なものが目についてしまうから、ということが大きな原因である場合があるのです。

まずは、お手持ちのノートパソコンを片手に、ひたすら集中できるような場所に移動してみましょう。周りに誘惑されるようなものがないように環境を自分で作りに行くのです。

初めは慣れないかもしれませんが、徐々に慣れていき、段々と別の場所に移動しての学習が捗るようになると思います。そうすれば、自然と夜に寝付けるように体のリズムも変わっていくので、早朝起きも自然にできるようになってきます。

結局超一流エンジニアかどうかというものは、自分の思い込みが大切なのです。自分ならできる、超一流なんだと思い込むことで、体もその考え方に付随してついてきてくれるようになります。頭で考え、その後実際に行動を伴わせることが最終的に大切なことなのではないでしょうか。

いかがでしたか?

みなさんも超一流エンジニアになることは可能です。しかしながら、実際に行動できる人というのは10人いたら1人くらいでしょう。何事も行動しなければ始まりません。活躍できるエンジニアとなるためにも、日々の生活習慣を見直してみてください。