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IT業界を目指そうとし調べているとフロントエンド、バックエンド、デザイナー、インフラエンジニア…と様々な単語が並んでいると思います。何も知らないとみんなプログラマーじゃないの?全く別の仕事のこと?と困惑すると思います。特に初学者の方がイメージするエンジニア像はフロントエンドのエンジニアが多いのではないのでしょうか。なのでフロントエンドエンジニアについて解説していこうと思います。

まずフロントエンド バックエンドとは

フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアについてまず説明しないといろいろ混ざりすぎて分かりずらいと思うので紹介します。例えば皆様が見ているWedサイトはどのようにして表示させているでしょうか?

まず皆様が持っているPCやスマートホンなどでサイト情報を求めるためにサーバーにアクセスします。このサーバーは連絡を受け取るとWedサイトを表示する情報を送り返してくれます。このようにしてサイトを表示することができています。

このような過程の中でのバックエンドエンジニアは、サーバーサイド(Webサーバー側)やデータベースのシステムなど、ユーザーの目に見えない部分の処理を担当しています。ユーザーが入力した内容などのデータ処理やデータベースへの保存、検索結果の出力といったことを行います。ユーザーからは見えない後方の部分の処理を担っていることが、バックエンドと呼ばれている理由です

フロントエンドエンジニアはWebサービスやWebアプリケーションで直接ユーザーの目に触れる部分のことです。サーバー側で表示するわけではなくクライアント側で表示できるようにコードを意識します。WebサイトやWebアプリケーションなどでユーザーが文字を入力したり、ボタンをクリックしたりする部分や、バックエンドのソフトウエアと直接やり取りをする部分のことを指します

このように同じ一つのものを制作する過程でも全く持ってしている作業が異なってきます。そのため両方で使用している言語が違うので何も知らずにHTMLだけを学習していてプログラミングを理解しただけでは危険です。

使用する言語は?

フロントエンドエンジニアが使用する言語は主に、HTMLやCSS、JavaScriptです。これらの言語を使用してWebサイトに表示する文字や文字のサイズ色アニメーションなど調節できます。

この中でもHTML、CSSが初心者にも人気の言語になります。理由と上げましては他の言語に比べて比較的理解しやすく環境構築もかなり楽なので学習コストもかからないのもいい点になります。

ただ今のサイトはHTML、CSSだけを理解している人だけではサイト制作をうまく仕事にするには難しいかもしれません。他のIT技術に対する知識がなければ自身のスキルアップが望めないので他の言語も興味を持ってみるのもいいかもしれません。

先ほど説明していたバックエンドエンジニアが使っている言語も紹介しておきます。JavaやJavaScript、PHP、Python、Rubyなどがあります。こちらの言語は先ほどの言語に比べると難易度は高くなります。

慣れてしまえばスタンダードになるのですがどうしても初学者にとってはオブジェクト指向やバージョン管理の概念が難しく感じるかなと思います。バックエンドの言語は多数のAPIフレームワークを使用しての開発になるので注意点が多いです

フロントエンジニアの仕事内容

フロントエンジニアの主な業務はデザインを用意されたのを形にする作業か、自分で設計しデザインも自分で考えるパターンが多いと思います。フロントエンドはどちらかといえばエンジニアのイメージよりデザインを形にするスキルを多く求められます。クライアントの望む形のデザインを制作し報酬を得るのでデザインに対する知識も必要です。

フロントエンドの将来は?

今ではほとんどの会社が自社のWebページを持ち、会社概要や事業内容、求人情報など多くの情報を発信しています。

そのため近年では企業内でWebページを作成する専任のエンジニアがいるところもあればフリーランスに案件としてお願いしているところもあります。

なので仕事量は多くも少なくもないといった感じなのですがフロントエンドに興味を持った方が多いのもあってフロントエンドだけで食べていこうとするならば自分で仕事をとってこれる営業力も必要になるでしょう。

まとめ

フロントエンドの仕事もバックエンドの仕事もどちらも今の社会には欠かせない仕事になりつつあります。まずは自分が興味を持った方から学習をはじめ両方の仕事を一人でこなせるようになるとあらゆる仕事を頼まれることになることも可能なので、簡単な作業ではないのですが頑張って知識を付けることを忘れずに行きましょう。