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<1.はじめに>

就活において「スケジュールの管理」つまり「時間を制する」ことこそが、就活を無事に乗り切り、翌年から晴れ晴れしい社会人生活が始ります。

今はさまざまなスケジュール管理ツールが世に出回っており、何を効率よく使用するかは本人次第です。加えて、自分の生活スタイルにあった管理法・ツールを見つけることが大切です。

<2.スケジュールの管理はノートorアプリ>

就活が始まれば、私用や学校講義、アルバイト等と合わせて一気に予定が膨れ上がります。ついか、管理を怠り、志望企業の選考や予定、提出書類の出し忘れ等を引き起こして内定を取り逃がすなんて失敗もありえます。
できるだけ失敗を起こさないようにするために、工夫したスケジュールの管理と調節が必要になります。就活対策として「自己分析」「企業研究」「SPI対策」「ESの準備」の取り組みも1つの予定として組んで行くことが臨まれます。

近年はスケジュールの管理を「アプリ」「ノート」のいずれか管理する人がいます。以下はそれぞれの管理ツールでスケジュールを管理するときの特徴になります。

<1.アプリ管理の特徴>

アプリ管理の特徴的メリットは、スマホやクラウド上に組んだスケジュール内容が内蔵されている点や、急な予定変更、誤字の修正が容易にできることです。
さらにYahoo!やGoogleと連携が取れるアプリを使用することで、パソコン上で確認を取ることが可能です。また、スマホを手放すことは万に一つないため、スケジュール確認をうっかり忘れるなんて事もありませんし、使用するスケジュールアプリによっては、アラート機能が備わっているので、見落としの心配はありません。

その一方でOB訪問や会社説明会等の場で、スマホを手にすることに抵抗を感じる方が少なからずいるはずです。加えて、スマホのメモ帳機能を活用することにも抵抗があります。それは、メモ帳以外のアプリを起動している疑いがあると見られているからです。

<2.ノート管理の特徴>

ノートでのスケジュール管理のメリットは、自由なスペースにメモを書き込むことができることや、詳細な予定を書き込めるタイプや就活用のデイリー手帳等を選ぶことで自己分析や企業研究ができることです。また、アプリとは違い、企業やOBとの面会時にも抵抗なくノートを開くことができます。

その一方で、急な予定変更、誤字の修正を行う際、消しゴムや二重線で消したり書き直したりと見栄えが悪くなったり、荷物がかさばるといったデメリットがあります。

<3.スケジュール管理のメリット>

<1.提出課題を余裕を持って出せる>

就活では、エントリーシート等の提出課題の数は多く、提出期限も応募する企業の数によってはバラつきが生まれるため、うっかり提出期限を過ぎてしまうなんて事もあります。

スケジュール管理を上手く行えれば、提出課題の作成時の負荷を分散させることができます。重要かつ緊急性の高い予定やタスク、やらなきゃいけない事を分類して、優先順位をつけることで管理がしやすくなります。優先順位の管理ができれば、精神的にも余裕が生まれ、本命の第一志望に注力することもできます。

<2.面接にも落ち着いて参加可能>

就活が始まれば月によっては、面接を複数抱える時があります。面接当日までにやることは多く、応募した企業の面接の時間や場所を混同してしまう事もあります。スケジュールの管理ができれば、いつどの日に何があるのかの整理がされ、面接本番や課題提出の期限と日取りの混同を避けられます。

スケジュールに余裕が生まれれば、自然と心にも精神的にも余裕が生まれ、落ち着いた行動ができます。

<4.管理ができれば把握も容易>

就活は連年、ある程度スケジュールの流れは決まっています。毎年3月の頭には就活が解禁され、説明会や選考面接が順次行われていきます。選考解禁日までに済ませておく準備はいくつもあります。

1つは「自己分析」「筆記対策」は遅くとも冬休みが終わるまでに済ませておく必要があります。
就活は、自分がどんな仕事をしたいか、どんな企業で働きたいか等と動機や考えがなければ始まりません。そのため、自分について振り返る「自己分析」を行う必要があります。また「なぜ冬休みが終わるまで」なのかは、1月下旬からは学校の試験期間に入ります。2月になれば業界説明会やインターン等、翌月からの就活解禁に向けて企業の活動が活発化するからです。

もう1つの「筆記対策」も同様に忘れてはなりません。参考書や参考サイトを活用して過去の問題を一度すべて解けば苦手分野の把握と対策ができます。コツコツと苦手分野を中心に勉強していけば全体的な点数アップに繋がります。

<5.まとめ>

スケジュールの管理ができれば、とっさの提出物や企業からの呼び出し等にも、余裕をもって対応ができます。もちろん、面接の日取りだけでなくESや履歴書の提出期限直前まで焦ることなく対処ができます。
また、就活中はとても忙しくなりますが、毎日朝から晩までびっしりスケジュールが詰まっているわけではありません。必ず、1日のどこかに空いた時間がありますので、その時間をリフレッシュする等、心にゆとりを持つ時間を設けることも可能です。