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公開日:2020-09-16

フリーランスコンサルタントの案件内容

フリーランスコンサルタントと一口にいっても案件内容はさまざまです。 まずはフリーランスコンサルタント案件の種類や内容についてご紹介します。

CRMコンサルタント

1つ目はCRMコンサルタントです。主に顧客戦略についてコンサルティングを行う案件となります。 CRMは「Customer Relationship Management」の略で、日本語では「顧客管理」「顧客戦略」のことです。
CRMコンサルタントの案件では、顧客管理や顧客戦略を通じてクライアントの利益の最大化や、競争力の向上支援が求められます。

そもそもCRMコンサルティングの幅はかなり広く、個人商店の台帳レベルの個別対応から、膨大な顧客データの分析により高次元のものまで対応が必要です。
近年では企業の顧客への接点は店舗、訪問などの直接的なアプローチだけでなく、SNSやWebサイトなど複雑化し媒体も増加しています。顧客側のニーズも細分化され情報も多様化しているため、マーケットや顧客ニーズに合わせたCRMの構築が重要な課題になっているのです。

CRMコンサルタントは基本的にに顧客戦略の立案支援が主な内容となりますが、そこに至るまでの課題の抽出・設定、CRMソリューションの検討、導入設計やマネージメント、導入後のサポートなど顧客戦略に関わるあらゆるサービスを提供していくことが求められています。

SCMコンサルタント

2つ目はSCMコンサルタントです。主にサプライチェーンに関するコンサルティングを行う案件となります。 SCMとは「Supply Chain Management」の略で、複数の企業間で統合的な物流システムを構築し、経営の成果を高めることが目的の職業です。

SCMコンサルタントはサプライチェーンの業務プロセスを企業活動全体から最適化し「受発注業務の迅速化」「在庫回転率の向上」「リードタイムの短縮」「コスト削減」など、売上の最大化やコストの最小化に繋げることでその対象は多方面に及びます。
具体的には、SCM戦略の立案・プランニング、プロセス改革、IT構想、調達コスト削減などのさまざまなテーマでクライアントの課題解決や収益改善を支援します。

ERPコンサルタント

3つ目はERPコンサルタントです。主にシステムを使った業務効率化を図る案件です。 ERPは「Enterprise Resource Planning」の略で、日本語では経営資産計画と訳されますが、実態的にはシステムを使ってクライアントの業務を効率化することが多くなります。

ERPコンサルタントはクライアントの抱える経営課題や業務プロセスを把握し、課題解決に必要なシステムの設計・開発、運用までを幅広く支援します。

PMOコンサルタント

最後はPMOコンサルタントです。主にクライアントのプロジェクト支援の案件となります。 PMOとは「Project Management Office」の略で、一般的にはプロジェクト管理オフィスやプロジェクト支援部門と呼ばれます。

近年はグローバル化やIT技術の高度化などにより、ITコンサルティング会社やSIerといった企業のプロジェクトは大規模・複雑化し、さらにそれがいくつも同時並行して進行していることも珍しくありません。
PMOコンサルタントはこれらの複数のプロジェクトを統合的に管理し課題解決に導いていくことで、クライアント企業内のプロジェクトマネジメントの品質や効率を高めることを求められます。

フリーランスコンサルタントのなり方

フリーランスコンサルタントは特に資格が必要な職種ではないため、未経験でもはじめることができますが、フリーランスとして十分な報酬を得ていくには準備が必要です。 ここではフリーランスコンサルタントになるためのポイントをご紹介します。

コンサルタント会社で経験を積む

フリーランスコンサルタントとして案件を受注していくために重要な要素は実務経験です。

いきなり独立するのではなく、実務経験を積むためにコンサルティングファームなどに就職し、実案件への対応やフィードバックが受けられる環境でスキルを身につけることが、成功の近道になります。
会社でのコンサルティングを通じた成功体験が、フリーランスコンサルタントとなった際の商品になるため、独学での知識や理論の習得のみではクライアントの信頼を得ることは難しいでしょう。

人脈を広げておくのも大事

コンサルタント業務は多くの場合、決まった期間の仕事になることが多く、仕事量が安定しないケースがしばしばあります。そのため、仕事を受注できる人脈を多くもっておくことが重要です。
コンサルタントという職種はこれまでの経験や実績が商品となるため、案件もこれまで関わった人から紹介される形になることも多い職種です。こういった紹介は自分のことを相手が仕事面や人間面で信頼、評価してくれていないと実現しません。

そのため、人脈は過去に勤めた会社やクライアント、同じフリーランス仲間などしっかりと広げておくことが重要です。

資格より経験が重要

フリーランスコンサルタントを行うにあたって必要な資格は特にありません。
しかし、コンサルティング業務はその種類を問わずクライアントの経営に深く入り込み、その課題の抽出、整理、解決策の提示を行うことで目的が達成されます。

このような業務を高いレベルで行うためには、業界に関する知識やシステムに関する知見、課題抽出のためのクライアントとのコミュニケーションなど豊富な知識や経験が何よりもものをいいます。
案件を受注するとき、フリーランスの場合コンサルティングファームなどに所属している時以上に実力をシビアに評価されるでしょう。クライアントの期待に応えられなければプロジェクトの途中で契約が終了することも少なくありません。

フリーランスコンサルタントとしてしっかりとやっていくためには、まずは商品となる自分自身が多くのスキルと経験を蓄積しておくことが重要になります。

フリーランスコンサルタントの年収

フリーランスコンサルタントの平均年収は約970万円です。対して正社員のコンサルタントは約600万円と言われており、比較すると高額な報酬を獲得できるといわれています。

また経済面だけでなく「人間関係などのしがらみから解放される」「働き方を自分で選択できる」など精神面、生活面の自由を得ることができるでしょう。
しかし、すべてのフリーランスコンサルタントが高額な報酬を獲得できているわけではありません。これまでご説明した通り、フリーランスコンサルタントは自らの知識やスキル、経験が資本となります。
実力が不足していれば案件の獲得もままならず、思うような報酬を得られないといったケースもあるでしょう。

一方で、クライアントから信頼を得られれば月収で200万円以上を稼ぐことも可能なため、まずはしっかりと実績や経験を蓄えた上でフリーランスを目指しましょう。

フリーランスコンサルタントに必要なスキル

これまでもご紹介した通り、フリーランスコンサルタントには多岐に渡るスキルが必要となります。ここではその中でも特に重要なものをご紹介します。

専門知識・技術

コンサルタント業務では、その業務で必要な専門領域の高度な知識・経験が不可欠です。 担当するプロジェクトによっては、システムや会計・財務知識も求められるケースもあります。

もちろん常に自分のわかっている領域でのみ案件を獲得できる訳ではないため、必要な知識について常に学習し、身につけていく能力が必要と言えるでしょう。

課題認識能力

コンサルタント業務ではまずはじめにクライアントから業務上の課題をヒアリングし、認識すると同時に頭の中で仮説を立てる必要があります。

経営状況というものは刻々と変化し、改善は一刻を争います。経営者もそれを認識しているので、クライアントからの要求は常にスピード感を求められます。 クライアントの要求に応えるため、コンサルタントはヒアリングから想定される課題を瞬時に認識し、同時に仮説を立てることで課題解決への方策を導くスキルが必要です。

コミュニケーションスキル

コンサルタント業務では現状の把握、課題の抽出のためクライアントから多くの話を引き出す必要があります。クライアントの実態を的確に引き出すことで課題解決をより効果的にするのです。

これには相手の話から必要な内容を瞬時に聞き分け、さらに深く聞き出すコミュニケーションスキルが必要となります。

マーケティングスキル

フリーランスコンサルタントにはマーケティングスキルが必要です。 フリーランスとなれば、正社員コンサルタントとは違い自身で案件を獲得するため、クライアントに対して自分を売り込む必要があります。これまでの実績やスキル感、そこから産み出される付加価値などを整理し、他と差別化が図れなければ、案件の獲得は難しいです。 そのため、自分の付加価値を客観的にマーケットから見定め強みを明確にするスキルが必要になります。

プレゼンテーションスキル

コンサルティング業務では、プレゼンテーションスキルが案件獲得やクライアントの信頼に直結するため重要です。 フリーランスコンサルタントは上記の通り、自分の付加価値や強みをクライアントにアピールする必要があります。

案件を受注した後もクライアントへ自分の意見を伝え、納得してもらうために的確なプレゼンテーションは必須でしょう。プレゼンテーションが上手くできることで、クライアントの満足度は向上し、信頼を得られるため継続した案件に繋がり、報酬単価が上がる可能性も十分にあります。

フリーランスコンサルタントの案件獲得にはスキルを上げる

今回はフリーランスコンサルタントの案件に必要なスキルについてご紹介しました。
フリーランスコンサルタントは、クライアントの経営に深くかかわり課題を解決する重要な役割を担うことが多く、多方面の経験やスキルを要求されることもあります。

しかし、スキル・知識を深め自分の付加価値を上げていければ正社員コンサルタントに比べ、報酬のアップが見込める職種です。 フリーランスコンサルタントとしての独立を検討している方はこの記事を参考に、自分の付加価値を高めるスキルの習得から始めてみましょう。