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Webの意味を理解しよう

普段何気なく使っている「Web」という言葉ですがどのような意味を持っているか知っていますか?Web(ウェブ)は正式には「World Wide Web」(ワールドワイドウェブ)といいます。インターネットを利用して、文書データで表された画像・文章・音楽・映像などの情報を表示させる仕組みのことです。

では、Webとインターネットにはどのような違いがあるのでしょうか?
Webとインターネットはよく同じような意味として扱われますが、インターネットは通信回線を利用して世界中のコンピューターとつなげることができます。Webはインターネットの一部のようなものですのでインターネットのほうが大規模といえます。またインターネットは省略して「ネット」と呼ばれることもあります。
インターネットは私たちの生活の中で欠かせないものになってきました。仕事や学校、プライベートでも当たり前のように使われています。この場にいない相手とのやり取りや、この場にない商品の取引などもインターネットを通して行われています。

WebページとWebサイト

では次にWebページとWebサイトの違いについてお話したいと思います。

Webページの意味

Webを閲覧するときに一度に表示されるまとまりのことです。ページ単体を意味します。HTMLやCSSなどのマークアップ言語によって書かれており、ページの移動も簡単に行うことができます。
Webページでは文書のみではなく画像や音声・動画の表示も可能です。

WebページはInternetexplorerやGooglechrome、SafariなどのWebブラウザを利用して閲覧できます。Webブラウザは、私たちが快適にWebページを利用する手助けをしてくれます。

Webサイトの意味

WebサイトはWebページの集まりのことです。URLのhttp://www.~~/の太字の部分です。インターネット上での場所を指します。省略して「サイト」と呼ばれることもあります。

URLのWWWの意味

URLにはhttps://の後によくwwwとついていますがこれが一体何か知っていますか?
URLはインターネット上でのデータの住所として扱われますが、「www」は先ほどもお話ししたWebのことです。「World Wide Web」の頭文字をとったものです。しかし、あまりwwwと呼ぶ人は少ないです。どちらかというとWebと呼ばれています。複数の文書を相互に結び付けるハイパーテキストという仕組みの一種です。
World Wide Webは「世界中に広がるクモの巣」という意味を持つます。

Webに必要な要素

Webには3つの構成要素があります。URI、HTTP、HTMLです。一つずつ見ていきましょう。

URI

URIとは「Uniform Resource Identifier」の頭文字をとったもので、Webで通信のやり取りを行うときのデータの場所を示すための仕組みです。その代表例に、URL(Uniform Resource Locator)があります。IPアドレスといって数字のみで表されているWeb上の住所に当たるものを私たち人間に分かりやすいようにしたものが、よく目にする「http://」から始まるURLです。

HTTP

ではその「HTTP」とはというと、「HyperText Transfer Protocol 」の頭文字をとったもので、パソコンやスマートフォンなどのデバイス間で、効率的にデータのやり取りをするための規則となるものです。ちなみに、HTTPにSSLという暗号技術が追加されたものが「https」となります。

HTML

HTMLは、Webページを書くためのマークアップ言語です。正式には「 HyperText Markup Language 」といいます。HTMLはこの頭文字をとったものです。
HTMLでは、文書を書くときにその文書を"<"と">"で挟んだタグと呼ばれる記号で囲ったものです。
改行したいときには"<br>"を改行したい文末に入力します。段落を変える時は"<p>~~~</p>" というように入力します。また、見出しを付ける時は"<h2>HTMLについて</h2>"のように入力します。
簡単によく使うタグのみご紹介しました。

まとめ

ここでは「Web」がもつ意味についてお話しました。Webとは「インターネットを利用して、文書データで表された画像・文章・音楽・映像などの情報を表示させる仕組みのこと」です。インターネットと同じような意味で使われますが、インターネットのほうが大きな規模であるといえます。そのためインターネットの中のWebととらえるといいでしょう。

また、WebページとWebサイトの違いについてもご紹介しました。Webページは単体WebサイトはWebページの集まりです。Webに必要な要素について3つご紹介しました。(URI・HTTP・HTML)それぞれの項目にご興味がある方はぜひ他にも調べてみてはいかがでしょうか?