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個人事業主と聞くと、好きな時間に自由に働けるというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。中でもエンジニアは個人事業主として働きやすい職種です。では、未経験から個人事業主のエンジニアとして働くことは可能なのでしょうか。そこで、ここでは未経験から個人事業主のエンジニアになれるのか、個人事業主のメリットやデメリットについてご紹介します。個人事業主のエンジニアを目指している人は事前にメリットやデメリットを知っておくことで、自分は個人事業主が合っているのか、会社に属して仕事をするのが合っているのかわかるでしょう。

個人事業主のエンジニアの働き方

デスクに置かれたパソコンとスマホとコーヒー

個人事業主のエンジニアと聞くと、自宅などの好きな場所で自分のペースで仕事ができると想像している人もいるかもしれません。しかし、個人事業主のエンジニアには在宅型と常駐型の2種類の働き方があります。

在宅型

在宅型のエンジニアは、一般的にイメージされるスタイルの働き方でしょう。自宅やカフェなどで仕事ができ、場所や時間に縛られずに働くことができます。在宅型の案件は複数の人で同じプロジェクトを進めることが難しいため、個人の作業である程度完了できる仕事が多いです。例えば、Webサイトのデザインやコーディング、アプリ作成などです。在宅型の案件を探している人は、主にクラウドソーシングサイトで探すことになるでしょう。

常駐型

個人事業主のエンジニアの多くは常駐型で仕事をしています。常駐型とは、プロジェクトが完了するまでオフィスに出社して、チームの一員として社員と一緒に仕事を進めるものです。報酬がプロジェクトごとに支払われて働く期間が決まっているという部分以外は、会社勤めの人と変わりありません。常駐型は、社外にデータを持ち出すことができない案件や、ネットワークエンジニアなど現場で作業をする必要のある案件に多いです。常駐型の案件を探している人は、エージェントを利用して探すことになるでしょう。

個人事業主のエンジニアは未経験だと厳しい

パソコンとコーヒー

未経験から個人事業主のエンジニアになることは不可能ではありませんが、かなりの努力が必要です。しかし、確実にスキルや知識を身につけていけば個人事業主のエンジニアとして働けるでしょう。

企業に就職してから独立するのがおすすめ

未経験からいきなり個人事業主を目指すのではなく、最初はIT企業に正社員や派遣社員として就職することがおすすめです。個人事業主のエンジニアとして働くには、高いスキルがあれば仕事ができるとは限りません。クライアントとコミュニケーションをとったり、プロジェクトを計画的に進めたりする必要があります。企業に就職することで、プログラミングなどのスキルだけではなくエンジニアとして仕事をするためのスキルも得られるでしょう。また、エンジニアとしての経験があることで、個人事業主になったときも案件を受注しやすくなります。

プログラミングスクールで勉強する

プログラミングスクールで勉強をしてから個人事業主のエンジニアになる方法もあります。コースを修了したら案件を紹介してくれるスクールもあります。現役のエンジニアから直接教わることもできるので、実践的なエンジニアとしての知識を身につけることができるでしょう。

独学でスキルを身につける

独学でプログラミングなどのスキルを身につけて、個人事業主のエンジニアとして仕事を獲得することも可能です。市販のテキストやインターネットなどを活用して、独学で勉強する方法です。しかし、独学でスキルを身につけて仕事を獲得できるようになるのは、かなり大変ということを知っておくとよいでしょう。

簡単な案件から始めて実績を作る

エンジニア向けの案件の中でも、Webサイト制作やHTMLコーディングなどの仕事は初心者でも受注しやすいです。簡単な案件から始めて実績を積み重ねてから、単価の高い案件に応募することで収入を増やしていくことが可能です。

個人事業主のエンジニアになるメリット

キーボードを打つ手

個人事業主のエンジニアになると、さまざまなメリットがあります。具体的なメリットについて見ていきましょう。

年齢に関係なく高収入を得られる

個人事業主のエンジニアになると、年齢に関係なく収入を上げることが可能です。スキルや経験などで評価されれば、単価の高い案件を受注でき収入もアップするでしょう。たくさん働いて高収入を得たり、週3日勤務で会社員と同じくらいの収入を得たりなど、バランスを取りながら仕事ができます。

自分がやりたい仕事を選べる

個人事業主のエンジニアは、どの案件を受けるかを自分で判断することができます。そのため、自分がやりたくないと思った仕事は受注せず、やってみたいと思った仕事だけを受注することも可能です。会社で働く場合は自分のやりたい仕事を優先することはできないでしょう。

実績を積むことができる

個人事業主のエンジニアとして働く場合は、自分が受注した仕事がそのまま実績として積むことができます。会社でチームなどでプロジェクトを進めていると、ひとりひとりの実績が見えにくくなってしまうでしょう。しかし、個人事業主として案件を受注して納品したら、それは自分の実績として評価されます。

時間や場所にとらわれずに働ける

個人事業主のエンジニアは、在宅の案件であれば時間や場所にとらわれずに働くことが可能です。自宅やカフェで仕事をしたり、国内でも海外でも仕事をしたりできます。また、夜型の人は夜の時間帯をメインに仕事をすることもできます。

仕事のペースを自分で決められる

個人事業主になると、仕事のペースを自分で決められます。週3日仕事をしたり、半年間仕事をして残りの半年間は仕事を休んだりなど自由な働き方が可能です。頑張るときは頑張って休むときは思いっきり休んだりすることは、会社員として働いていると実現できないでしょう。

経営者としての感覚を養える

個人事業主のエンジニアになると、エンジニアとしての仕事をこなすだけではありません。自分で帳簿をつけて確定申告をする必要があるので、収入と支出を管理する必要があります。仕事の報酬や経費で購入したものなど、ひとつひとつを記録するので経営感覚も身につくでしょう。

自分が成長するスピードが速くなる

個人事業主として働くと、スキルや経験を積んで成長できるスピードが速くなります。自分が得意な仕事を選んで受注できるので、専門性を高めやすいからです。好きな仕事を中心にして受注すると、経験も積めるでしょう。

人間関係の悩みが少なくなる

個人事業主のエンジニアとして働くと、上司や部下などの上下関係がないので人間関係の悩みが少なくなるでしょう。職場の人に気をつかうこともないので、働きやすい環境になります。クライアントとコミュニケーションをとる必要はありますが、基本的なマナーを押さえておけば人間関係に悩むことはあまりないでしょう。

個人事業主のエンジニアになるデメリット

タブレットや眼鏡

個人事業主のエンジニアになると、デメリットもあります。会社で働いていたときには会社側がやってくれてたことも、個人事業主になるとすべて自分で行わなくてはいけません。また、制約がないため自己管理ができないと仕事をしていくのは難しいです。個人事業主を目指している人は、デメリットも知っておきましょう。

収入が不安定

個人事業主のエンジニアとして働くと、収入が安定しないことが多いです。会社でエンジニアとして働く場合は、今のプロジェクトが終わったら次のプロジェクトが用意されているでしょう。しかし、個人事業主の場合は新しい仕事が必ずあるとは限らないので、収入がなくなってしまうこともあります。仕事を継続的に受注できるようになれば、ある程度安定した収入を得ることも可能です。

社会的な信用が低くなる

個人事業主のエンジニアになると、社会的な信用が低くなります。企業に属さずに働いていると、収入が安定しにくく無収入になる可能性もあるため社会的な信用を得にくいからです。そのため、住宅ローンなどの審査に通りにくいというデメリットがあります。

仕事以外にもやることがある

個人事業主のエンジニアは、エンジニアとしての仕事をするだけではなく他にもやらなくてはいけないタスクが多いです。社会保険の手続きや保険料の支払い、確定申告のための帳簿づけなどを行う必要があります。そのため、慣れないうちはエンジニアの仕事だけに集中できずに、他のことにも時間を取られてしまうこともあるでしょう。

営業をしなくてはいけない

個人事業主になると、自分で営業をしなくてはいけません。高度なスキルを持っていたとしても、待っているだけでは仕事はできません。自分から案件を探して受注する必要があります。仕事を探して営業するという時間を確保しなくてはいけません。

経験のある案件しかできない

個人事業主のエンジニアとして働く場合は、基本的には自分にとって経験のある案件しかできません。会社でエンジニアとして働いている場合は、経験のない仕事でも指示をしてくれる上司の元で仕事をすることもあるでしょう。自分が得意な仕事を中心に受注することで専門性が高くなるというメリットもありますが、一方で仕事の幅が広がりにくいというデメリットもあります

個人で仕事をすると孤独を感じる

在宅型で働くエンジニアは、個人で仕事をすることがほとんどなので人と交流する機会が少なくなります。クライアントとはコミュニケーションをとりますが、チャットなどで完結することもあり、契約が終わったら疎遠になることも多いです。会社員として仕事をしていると、人間関係が煩わしいと思うこともあるかもしれません。しかし、個人事業主のエンジニアになると、逆に孤独を感じることもあるでしょう。

まとめ

ラップトップとデスクトップ

個人事業主のエンジニアになると、自分のペースで仕事ができて努力をするほど収入に繋がるというメリットがあります。しかし、一方で仕事や健康などすべて自分で管理しなくてはいけないというデメリットもあるでしょう。メリットとデメリットを確認して、自分が望むキャリアを探してみましょう。