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はじめに

本記事では、前半で英語学習のメリットついて解説し、後半で企業の研修に英語を取り入れるべきかどうか考えていきます。

1.英語を学ぶメリット

英語を学ぶメリットを下記に記載し、その後詳しく解説していきます。

自由になれる
ビジネスチャンスが生まれる
他人と違うアイデアにたどり着く
外国人とのコミュニケーションが円滑になる

ではそれぞれ詳しく見ていきます。

・自由になれる

英語を学ぶ最大のメリットでありモチベーションを保つための1番の心的要因になるのではないでしょうか。
英語が話せるというだけで、海外旅行で言語が通じないといった不安は無くなります。 迷子になっても街の人に声をかけ教えてもらうこともできますし、ホテルに滞在している時に何らかのトラブルがあった時も英語ができればすぐ解決します。
また英語ができると海外移住も可能になってきます。
例えばインターネットさえあれば場所を問わず仕事ができる方は日本各地で旅行を楽しみながらお仕事をされています。 そのような方々が英語ができるようになると日本だけでなく海外に行って仕事をすることができるようになります。
転々と旅行しながら海外を回り、気に入った国があれば移住を考えてもいいと思います。 移住を考える際、英語ができないと移住方法を知ることができません。

「自由になれる」といった項目だけでもワクワクしてきませんか?

・ビジネスチャンスが生まれる

会社員の方であれば、英語ができると言うだけで給料が上がることもあれば、海外とのやりとりをするような案件を任せてもらい、結果的に給料upに繋がることもあります。
自営業の方であれば、自分の仕事を世界に発信して大きなビジネスチャンスが生まれます。 学生の方であれば、英語ができるだけで就職に有利で、場合によっては初任給が同期よりも高いこともあるかもしれません。

・他人と違うアイデアにたどり着く

勘違いが起こらないように最初に言っておきますが英語を学習したからアイデアが湧いてくるというわけではありません。
英語を学習することで、得られる情報の量と質が格段に上がります。 例えば、医療やITの最先端の論文というのは英語で書かれていますので日本語で最新の論文が読めることはありません。海外の最先端の技術を学ぶことで、日本でどう活かせるか考えアイデアが湧いてくるかもしれません。

・外国人とのコミュニケーションが円滑になる

近代社会ではグローバル化が急激に進んでおり、外国の方と触れ合う機会が多くなりました。 そんな中、英語が全くできないと仲良くなれるチャンスを棒に振ることになります。外国の方と仲良くなると、それだけで英語学習ができます。むしろ、お金を払って教科書通りの英語を学ぶより、実際に使う会話を学ぶことができ上達も早いです。

ここまで英語を学ぶメリットを書いてきました。これ以外にもメリットはたくさんありますが、その中でも英語学習のモチベーションが上がる内容に絞って書いていきました。
次の章では会社の研修で英語を行うべきか考えていきましょう。

2.社内研修で英語学習はやるべき?

結論から言うと、やるべきです。
実際に英語ができる人材が欲しいと思っているのであればやるべきです。
しかし、現状は社内で取り入れられてると言ってもe-Learningや自己学習を補助する制度だと思います。
実際、研修という形で取り入れていても英語学習が成功している企業は少ないのが事実なためなかなか取り入れることができていないのが現状かと思います。

なぜ英語学習がうまくいかないのでしょうか。 それは英語をマスターするには、最低3000時間は使う必要があると言われています。しかし、研修などで用意された時間は10時間~50時間程度で、全く時間が足りていないのです。
仮に研修を終えてもその後継続しなければ意味がありません。したがって企業の英語研修の目的は「研修後も自ら英語を使い続けること」が、社員に英語の業務を可能にする方法として最適です。

失敗する理由として、2つ存在します。

①目的が一致しない

英語を学習する目的が、資格で高得点をとることになっていませんか?
資格で高得点をとる勉強というのは所詮その資格でしか使えない勉強になってしまします。 現に資格で高得点を取った人が全員英語がペラペラかというとそうではありませんよね。
ここで英語学習の目的は、「仕事で扱えるようになること」です。
間違ったマインドを植え付けないように注意しましょう。

②学習時間が足りない

先ほども記載しましたが、学習時間は3000時間必要です。
学生時代に2000時間学習していると仮定して残り1000時間で、 1日1時間を1年で365時間ですので、約3年の月日が必要となります。
3年も毎日研修をするわけにはいきませんので、毎日英語を学習するきっかけを企業研修で作ってあげることが重要になってきます。

・仕事で扱えるようにするためには?

企業側、学習者自身がそれぞれモチベーションを保つ工夫をしなければなりません。
企業側は学習者が研修を終えた後でも自発的に学習するように誘導する必要があります。 勉強する際、楽しくないと全く頭に入りません。したがって、英語学習そのものを楽しくする必要があります。また、社内独自ルールなどで一定ライン英語が扱えるようになったら、ボーナスを支給するなど金銭的なモチベーションでもいいかもしれません。
学習者は、自分がどうなりたいのか、どういう生活を送りたいのかしっかり意識した上で研修を受ける必要があります。 会社が用意しているからやるといった受け身では英語は身につきません。 しっかり自主的に取り組むようにしましょう。

まとめ

ここまで、英語学習のメリットから企業での英語研修について話してまいりました。 英語を学習する上で一番難しいのがモチベーションを保つことです。 誰しもやる気に満ちている状態はずっとは続きません。 そんな時は皆さん自身のなりたい姿をもう一度思い出し、頑張ればチャンスが広がると思い自分を奮い立たせていきましょう。本記事が皆様の学習の糧になりましたら幸いです。