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IT業界1

IT業界への転職をお考えですか?

近年IT業界の需要は年々増加し、転職を考える方も多いです。 未経験の方にとっては「興味はあるけど、難しそう・・・」 「未経験でも入れるのかな?」と疑問や不安も多いでしょう。

結論から申し上げますと、IT業界は未経験の方でも入ますし、オススメの業界です。

今回はIT業界の魅力に迫り、オススメする理由を解説します。

IT業界のメリット

IT業界の仕事にはどのような魅力があるのか解説します。

スキルが身につく

職種もよりますが、基本的にIT業界は技術職です。

勉強は必要ですが、技術を身に付けてさえしまえばそれは自身の資産 になります。 他の業界では結果を出しても待遇に反映されにくい事が多々あります。

ですが、IT業界では技術を持っていれば相応の好待遇のプロジェクトに入れる可能性が高いです。 その為、勉強の成果が成果に反映されやすい のが魅力の一つと言えます。また、スキルがあれば人材としての市場価値も高まる為、万が一再転職する際にも有利になります。

将来性がある

現在世の中はAIの進歩や新型コロナウィルスの影響もあり、急激な変化の波が訪れています。この先、時代の変化に伴い様々な業種が消滅するとい言われています。

そんな中でもIT業界は記事冒頭でも触れた通り、需要が年々増加しています。

クラウドや IoT (全ての機器がインターネットにつながる事) の技術の発展などによって、IT業界以外にも多く業界でIT技術が必須となりつつあります。その革新の中枢を担うのがIT業界ですから、仕事がなくなる事はまず無いでしょう。

厳しい世の中でも発展し続けてゆく事が見込めるのは、IT業界の大きな魅力です。

達成感を味わえる

IT業界の仕事の多くはチーム作業です。

多くの人のスキルを結集し、一つのプロジェクトを成し遂げる。その結果、出来上がったシステムが社会の中で動き、人の役に立っている。そんな瞬間を実感した時、多くの達成感を感じる事が出来ます。

自分の仕事が世の中を動かす という達成感を感じられるのはIT業界の大きな魅力です。

柔軟なワークスタイル

他業界に比べ、柔軟な働き方が出来るのも特徴です。

フレックスや有給の取得などの労働時間に関する制度の利用は、シフト制の職種と比べると比較的取りやすい場合が多いです。納期等の制約はある為、完全に自由とまではいきませんが、自分が出ないと誰もいないといった状況は基本的にはないので、柔軟に労働時間を調整できます。

また、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言以降、リモートワークの必要性が高まっています。IT業界はパソコン一台あれば仕事が完結する場合が多く、多数の企業でリモートワークが採用されています。この状況が終わった後も、積極的にリモートワークを取り入れる企業が増えることが予測されています。

そうなれば、住む地域や時間にとらわれる事無く働くことが出来る ようになってゆくでしょう。時間や場所の制約を受けずに自分のペースで働く環境を整えやすいのは魅力の一つと言えるでしょう。

実はホワイト業界?

「IT業界は長時間労働が多い」と聞いた事はないでしょうか?

これは一部事実です。しかし、世間のイメージと実態は異なります。

プロジェクトには進捗ごとに定期的な納期があります。この納期前はどうしても残業は多くなります。また、インフラ系の保守作業等は夜勤の場合も多く、そういった業態だと体力的にハードな事もあります。

しかし、これらの場合でもあくまで法律の範囲内であり、法外な長時間労働を強制される場面は基本的にはありません。

それどころか、そういった波の来る場面以外では定時で上がれる場面も珍しくなく、 総合的な労働時間は他業種と比べ多くはありません。前項でも触れたように労働条件的な働きやすさも加味すると、むしろ良い業界と言えるのではないでしょうか

もちろん全ての企業に当てはまる事ではなく、法外な長時間労働をしている企業も中にはあるのでご注意下さい。

IT業界のデメリット

ここまでIT業界の魅力について解説しましたが、勿論悪い側面もあります。ここからはIT業界のデメリットについて触れます。

実力主義である

IT業界は基本、実力主義 です。出来る人は評価されますが、漫然と業務をこなしていても技術は身につかず、評価もされません。

最近は年功序列の考え方は世の中的にも少なくなってはいますが、長年勤務していれば昇進、昇給出来るといった働き方を希望する方には向きません。

常に勉強が必要

こちらは悪い部分という訳ではないですが、必ず考慮しなくてはいけない点です。

ITの技術は日々進化しており、一度学んだものがずっと使える訳ではありません。最新の技術は常にチェックし、取り入れていかなければ変化に対応できなくなってしまします。学んだ事が全て無駄になるという事はありませんが、他業種に比べノウハウが古くなるまでのサイクルが速い のが特徴です。

その為、業務外の時間を使って学習するのが苦手という方には向かないかもしれません。

コミュニケーション能力が必要

ITといえばパソコン仕事なので、人と話さず黙々と作業するイメージが強いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実態は真逆です。

プロジェクトは基本複数人で行います。その為、常に他のメンバーや上長と連絡を取り、進捗状況を共有する必要があります。また、他の方に分からない所は積極的に確認する必要がある為、円滑なコミュニケーションは必須となります。

もし、「人と話すのが苦手だから・・・」という理由でIT業界を考えているとしたら、逆につらい目にあう可能性が高いので、一度考え直した方が良いかもしれません。

未経験でも入れるのか

他業種から転職を考えている方にとって一番気になるのはここかと思います。

冒頭でも触れましたが、未経験での転職は可能です。その理由を解説します。

慢性的な人手不足

TI業界の需要は日々高まっています。その為人手不足な場合が多く、経験者ばかりを採用する程余裕がない場合が多いです。

また、技術力と賃金は比例する為、出来上がったシステムのテスト等、未経験の方でも出来る作業の場合は経費削減の為、 未経験者を募集している場合も多いです。

もちろんこういった案件の場合好待遇は期待できませんが、開発の現場の雰囲気を体感する事が出来ると共に、それ自体が現場経験となります。下積みと考え、並行して学習してゆけば、いずれ開発の主戦場にも携わる事が出来るでしょう。

他業種のスキルが求められている

意外かもしれませんが、IT業界で働く上で求められるスキルはIT技術以外にも数多くあり、転職者にはそういった部分に期待する企業も多いです。

例えば営業や販売経験のある方であれば、お客様とのコミュニケーションは得意なのではないでしょうか?前述の通り、プロジェクトはチームプレイです。コミュニケーションが円滑にとれるだけでも、十分アピールポイントになります。また、SEのようなお客様と直接やり取りをする業種の場合、尚更営業的なスキルが求められます。金融や保険等の専門性の高い業界の経験者であれば、直接的にその分野のプロジェクトを持っている企業の役に立てます。

技術は後からでも学べますが、他業種でしか得られない経験は、業界に入ってからでは得られない為、それだけで価値のあるスキルになります。未経験者の場合、今現在どんな技術を持っているかも大事ですが、これまでの経験を今後にどう役立てられるかを語れるかが重要となります。

IT業界に入るには?

ここまで業界の中身について触れてきましたが、実際にTI業界に入るにはどうすれば良いかを解説します。

とりあえず入る

解説になってないかもしれませんが、一番の近道は「とりあえず入ってみる」事です。

前述の通り、技術に代わる何かを持っていれば求めている企業はたくさんあるので、とりあえず入ってそこから勉強するのがエンジニアへの最短ルートです。

もちろん何も出来ないので最初は苦労しますが、研修制度がある企業もありますし、現場を知った方が成長も早いです。思い立ったら行動派の方はまずは入ってみるのはいかがでしょうか?

スクールに通う

まずは勉強から始めて、自分に合った企業をじっくり選びたいという方はスクールに通うのもオススメです。

プログラミングスクールや職業訓練校など、プログラミングを学べる場所はたくさんあります。事前に技術を学んでおけば、即戦力になれる可能性がありますので、採用試験でも有利になります。

ポートフォリオを制作する

ポートフォリオとは、自分の実績をアピールする為の成果物の事です。

スクールに通いながらでも、独学でも良いのですが、言葉で話すよりも成果物を見た方が技術力は伝わります。その為、自分の学習の成果を示す作品を見せることが出来れば、採用される確率は飛躍的に上がります。

じっくり学んでから勝負をしたい方は、ぜひポートフォリオの制作をオススメします。

まとめ

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IT業界の魅力を感じていただけたでしょうか?

簡単な仕事ではありませんが、将来性もやりがいもあり、これからの仕事選びにおいて外せない選択肢かと思います。今回は「IT業界」と大きな括りでの解説となりましたが、IT業界にも様々な職種があります。職種ごとに特徴も異なりますので、職探しの際はご注意ください。

転職には勇気がいりますが、少しでもIT業界を考えている方にとってこの記事が後押しになれば幸いです。