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  • 就職面接の所要時間とマナー

今回は、「就活面接の時間はどれくらいかかるのだろう。」または、「就活面接での大切なマナーはなんだろう。」と考えている人もいるでしょう。したがって就活面接での所要時間と、面接マナーについて解説します。

就活面接の所要時間

就活の平均面接時間は、採用予定人数によって面接を行う学生の数も異なるので当然企業によって大きく異なります。 また、学生の返答の仕方によって、その分面接時間も異なります。 1次面接、2次面接、最終面接によっても平均時間に違いがでてくるでしょう。 それでは、1次面接と2次面接、最終面接ではそれぞれ平均面接時間に違いについて紹介させていただきます。

〇1次面接

1次面接では1人当たりの面接時間が短いことが多いと言えるでしょう。 理由としては、面接担当者の考えは、「次の2次面接にどの就活生を通すか」をジャッジすることだからです。 特に1次面接は、たくさんの応募者がいる場合,面接担当者はどんどん判断していく必要があるので、1人当たりにそう時間はかけられません。 その為、一次面接にかかる時間は、長くてもおおよそ30分程度となっています。 30分は、意外と短いのでその時間内で自分をしっかりアピールできるように準備しておくことも大事でしょう。 また、1次面接ではグループ面接が行われることがあります。 30~60分ほどの面接時間内で2~6人程度の就活生が面接を行い、面接担当者が判断します。 なので、1人にかける面接時間は10~20分くらいになるでしょう。 ですが、これも企業によって異なってくるので、1人の持ち時間が数分になることもあるので、グループ面接でも第一印象を良く、面接担当者の記憶に残るようなアピールをすることが重要です。

〇2次面接

2次面接では、1次面接の時よりも細かく審査をすることが多いため、1次面接の倍以上の時間を使って面接をする事が多いでしょう。 質問される内容は、1次面接で聞けなかった事や、個人の要望などと内容が1次面接よりもが深くなるため、ほとんどの学生は1次面接より2次面接の方が長いと感じるようです。 このように、内容が1次面接よりも深くなるため、面接時間が長いことが想定されるでしょう。 ただ、1次面接を通過した人数が多い上に、その企業に面接官が少ないなどの事情がある場合は、数分で面接が終わる場合もあります。 2次面接は、1次面接の通過者の人数や、企業の面接担当者の人数などで面接時間が異なってくる場合もあるので、面接が長い場合と短い場合を想定して備えておくと安心ですね。

〇最終面接

最終面接では、役員クラス以上が面接を行うことが一般的です。 「顔合わせ」という場を設けていることもあり、平均で30~1時間程度の面接時間になることが多いようです。 内容は、志望動機や、目標意識、「本当に当社で働きたいか」などを改めて事細かく最終確認します。 面接を進めていく中で好感度が高い就活生は、普段の日常生活などの質問も多く聞かれ、面接時間が長くなることがあるでしょう。 その場合は、緊張せずに質問に応答できるといいでしょう。 最終面接でも緊張しすぎずに受け答えをし、役員クラス以上の面接者にも記憶に残る印象を残せるようにしましょう。

1次面接、2次面接、最終面接とみて分かるように企業によって面接時間は異なってくるので、はっきりとした時間は決まっていません。おおよその時間の目安になるので参考にしてみてください。また、面接の時間を把握して面接に向かうことは、とても大切なことです。ただ、時間ばかりにとらわれすぎず、他のことにも目を向けてみてください。どのようなことに、目を向けるべきか少しだけ紹介します。

適切な面接の時間帯

就活生はの中には、どの時間帯に面接をしても、あまり変わらないと思う方もいるかもしれませんが、お昼以降は、お昼ご飯を食べて眠気が襲ってきたり、、疲労がたまり、集中力が持続しない可能性もあり、面接には、あまり適した時間とはいえないでしょう。面接は1日中通して行われるので、面接官が疲れていないことと、たくさんの就活生と比べられない午前中がベストでしょう。このことを踏まえて、面接の時間帯を自分で指定できるのであれば、午前中に面接を受けることをおすすめします。

面接会場までの道のり

意外と見落としがちなのが、面接会場への下調べです。時間に余裕をもって自宅を出発することも大事ですが、面接会場までの道のりもしっかりと把握しておきましょう。自宅から駅までの道のり、公共個通機関の乗降時間、駅やバス停からの会場までの道のりなどしっかりと下調べをしましょう。その面接会場を知っていたとしても確認のため調べておいた方がいいでしょう。

面接時の持ち物

当日に急いで自宅を出てたり、遅刻するなんてことがないように、持ち物の準備は必ず前日までに済ませておきましょう。携帯電話や履歴書、エントリーシートなど男女共通のものもあれば、それぞれ個人的に必要なものなど人それぞれ持ち物も変わってくるので当日焦らなくていいように確認しておくといいですね。

就活面接での大切なマナー

就活面接をするにあたって、マナーにはとても気を付けなくてはいけません。就活生が社会人になるマナーを備えているのかなどを面接時間内だけでなく、会場に着いた時から出るときまでチェックされています。マナー部分で恥をかかないよに、どんなことを気を付けていくか紹介していきましょう。

〇面接にふさわしい身だしなみ

第一印象はとても大切ですよね。面接内容はとても良いのに、スーツがしわになっていたり、髪の毛がまとまっていなかったりなどで面接官の印象を下げるなんてことがあったら残念ですよね。そうならないように、男女別に身だしなみを解説していきます。

男性

・髪型

男性の髪型は、長髪や茶髪などではなくおでこ、耳が見えるような黒髪の短髪がいいでしょう。もちろん、寝ぐせがついていてもだらしない印象を面接官に与えてしまうのでしっかりとヘアワックス等を使用し、整えてから会場に向かいましょう。

・服装

体格に合ったリクルートスーツを選ぶことが大切です。スーツの色は黒・紺・ダークグレー、ワイシャツは白色の無地を選びましょう。また、クールビズ期間中でも半袖のワイシャツにジャケットを羽織るのフォーマルな場には不向きとされています。なので、ジャケットを羽織る際は長袖のワイシャツにしましょう。ネクタイはシンプルな物で揃えましょう。靴は黒のプレーントゥかストレートチップが一般的です。靴はたくさんの種類があるので、どれを選んでいいか分からず心配なときはスーツ売り場の店員さんに聞くと安心でしょう。靴下は足首が見えないようハイソックスの黒又紺色の無地にしましょう。

・ひげ

面接で男性がひげを剃らずに行くのはマナー違反です。剃り残しがないように注意しましょう。赤くなってしまう人や、カミソリで剃る人はクリームを塗ってから新しい刃で剃るようにしましょう。

女性

・髪型

女性の髪型は、おでこ、眉毛、耳が見えるようにし、長い髪の人は、お辞儀をした時に邪魔にならないようヘアゴムやヘアピンでしっかりとまとめましょう。就活生は、どこの企業でも大丈夫な黒髪が無難なので黒髪にするのがベストです。髪の毛を染める人は、ムラがないようにするため面接日の1週間前に美容院の予約をするといいでしょう。忙しい時期ではありますが、これも面接の一部なので忘れずに予定に組み込んでおくといいですね。

・服装

男性同様、体型に合ったスーツを選びましょう。スカートタイプを選ぶ人は、膝上5センチくらいになるものにして短くなりすぎないように気を付けましょう。スーツの色は、黒・紺・ダークグレーで、白無地のワイシャツかブラウスが一般的です。ストッキングは、無地の物で、肌色に近いベージュを選びましょう。伝線する場合もあるので、鞄に予備を1つ入れておくと安心です。靴は、黒・紺色と控えめな色でヒールが5センチ未満のパンプスが歩きやすく、バランスが良く見えるのでおすすめです。音を立てずに歩くのもポイントです。

・メイク

メイクは、何よりもナチュラルメイクになるようにしましょう。基本は下地、ファンデーション、アイブロウとし、明るい印象になるようチークやリップを足していきます。逆に社会人のマナーとしてすっぴんで面接に向かうことはやめましょう。会場でメイクが崩れた時にお直し用として、ティッシュや綿棒も忘れずに持っていきましょう。

第一印象は、身だしなみで決まるので、清潔感を大切にし、整えてから会場に向かうようにしましょう。

今回、就職面接の所要時間とマナーについて紹介させていただきました。面接は対策できます!しっかりと準備して臨みましょう。