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はじめに

仕事がないフリーランスは世の中に数え切れないほど存在しています。
SNSなどでキラキラしているフリーランスに憧れてフリーランスになったものの、なったばかりは仕事がない、急に仕事が途切れるということはよくあります。仕事が無いと収入も同時に無くなるため、生活自体が難しくなるでしょう。
それでは案件を継続的に取るにはどのような方法があるのでしょうか。また、仕事を切らさないために何が必要なのでしょうか。今回はフリーランスになって仕事がない状態を避けるために必要なことを紹介します。

フリーランスになって仕事が安定するか不安を抱えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

仕事の見つけ方

フリーランスを目指す上で1番の懸念点は仕事がない状態になり得るということでしょう。フリーランスの収入は固定給ではないため、仕事がゼロなら当然収入もゼロになってしまいます。そんな事態にならないためにも、常に案件があるように自分を売り込まなければなりません。

それでは、フリーランスの主な仕事の探し方について3つ紹介します。

既存のクライアントからの紹介

仕事の見つけ方の1つ目は、これまでの人脈から仕事をもらう方法です。会社に勤めていた際の取引先や、古巣の会社に発注してもらうケースがあります。独立をするのであれば、仕事を既存のクライアントなど信頼関係を構築しておく必要があります。信頼があってこそ、仕事を任せようと思ってくれます。仕事を受注できたからといって、浮かれていてはいけません。そこからがようやくスタートです。今後も仕事を継続してもらえるように、期待以上の成果物に仕上げることが大事です。

また、丁寧に仕事をしていれば別のクライアントを紹介してもらえることもありますが、全ては信頼があってからこそのことです。納期を守る、臨機応変に対応するなど信頼を得るための行動を忘れないようにしましょう。

クラウドソーシングを利用する

2つ目は、クラウドソーシングサイトを利用することです。クラウドソーシングサイトでは、インターネットを使い不特定多数のクライアントと繋がる事が出来ます。多くのサイトは無料登録が出来るため、複数のサービスに登録し案件を探す事も出来ます。

特に仕事がない時は複数のクラウドソーシングサイトに登録することをおすすめします。仕事がないのにサイトを選り好みしていては取れる仕事も取れなくなってしまいます。仕事があってこそのフリーランスのため、まずは「仕事を取ること」に注力をしてみて下さい。

営業活動や売り込み

フリーランスは自分自身で営業活動や売り込みをします。クライアントに自身の実務経験やスキルを伝え、自ら仕事を獲得する方法です。独立して間もない頃、発注してくれる相手が少なく、独立したばかりではネームバリューもなければ多くのクライアントを知っているわけでもありません。そのため、毎日自分自身の売り込みをする事が大切です。まずは、自分を多くの人に知ってもらい、使ってみてもらわなければいけません。先方に好印象を持ってもらうためにも営業のビジネスマナーを学んでおくと良いでしょう。

仕事がないフリーランスの特徴3選

先程も述べたようにフリーランスは、仕事がゼロなら収入もゼロになる働き方です。継続的に案件を取れずに収入がないフリーランスも中にはいるでしょう。仕事がないフリーランスにはどのような特徴があるのでしょうか。

仕事がないフリーランスの特徴「単価へのこだわり」「人脈を大切にしない」「仕事を選びすぎる」の3つを紹介します。

単価へのこだわり

フリーランスは自分自身で単価設定を行う事が出来ます。しかし、単価へのこだわりが強いと受注できる仕事が減ってしまいます。実務経験が十分にあり高度なスキルもあるのであれば、単価を下げる必要はありませんが、実績やスキルが追いつかないまま単価にこだわりすぎてしまうと、仕事は得る事が出来ません。仕事が出来なければ収入も得られず経験も出来まないため実績を積み上げる事も難しいでしょう。

独立をして間もない頃は、あまり単価にこだわらずに仕事を獲得することが大事です。

人脈を大切にしない

フリーランスにとって人との繋がりは、とても大切なものです。フリーランスはクライアントから案件をもらい仕事する事で初めて収入を得る事が出来ます。単価が安いため、内容を確認せずに断る事や自分に自信がありスキルや実績があると思い込んでしまうと、すぐにクライアントからの信用は失ってしまいます。コミュニケーションや繋がりを大切に出来ないフリーランスは、クライアント側から契約を切られる可能性があるでしょう。

仕事を選びすぎる

案件の数が収入に直結するフリーランスとして、仕事を選びすぎるとマイナスになってしまう場合があります。自身のやりたい仕事が出来る点はフリーランスのメリットですが、実務経験やスキルによっては選り好みせず仕事を受注する事も大切です。

案件の紹介や直接のやりとり等で提案の打診があったとしても、受注して仕事をしない限り収入に繋げる事は難しいでしょう。条件が悪いからと言って次々と案件を断っていては、案件自体がなくなってしまいます。あなた自身の中でこれだけは譲れないという条件を決め、もう一度受注する際の条件を見直しを検討してみましょう。

仕事を切らさないためにするべき事

フリーランスが次に繋がる仕事をするためには、まずは仕事を切らさないことが大切です。

スキルアップ

フリーランスとして仕事を切らさないためにも、スキルアップは欠かせません。あなたが得意としているスキルをさらに磨く事も大切ですが、新しいスキルも身につけましょう。新しいスキルが身につけば身につくほどあなたの市場価値が高まり、出来るお仕事の量も増え単価も上がります。IT業界では新しいスキルが求められる事がとても多いため、フリーランスとして生き残るためにもスキルアップし続ける事が大切です。勉強会やイベント、セミナー等に参加するのも良いでしょう。

フリーランスとして10年後も生き延びていくためには、時代の変化や流れについていく必要があります。スキルを多く持っているに越した事はないため、仕事の範囲を広げながらスキルアップを図ると良いでしょう。また、仕事を効率よくこなしていくツールや確定申告等の税金まわりの知識も取り入れておくと良いです。自分にプラスになるように学習し続けましょう。

営業力を伸ばす

自身で自分という人材を売り、仕事を獲得するためには営業力がとても重要です。営業力があれば、どのような業界、業種においても活躍ができ、仕事を切らさない人になることができます。自分を雇うメリットをクライアントに伝える力を持つ事で、案件の獲得に加え仕事の幅も広げる事ができ、更に収入もアップさせることが出来ます。

また、クラウドソーシング、SNS等で仕事獲得を目指している方はプロフィールを充実させることが重要です。プロフィールが充実すればするほど信頼感が増し、仕事を受けることができるようになります。これを機会にぜひ見直してみてください。

まとめ

フリーランスで仕事がない状況を避けるために必要なことを紹介しました。フリーランスで安定した収入を獲得し、安定した仕事を得たいのであれば、クライアントと良い関係を作れるようにする事が大切です。クライアントが満足できるスキルや実務経験を持つ事で、再度案件を依頼される可能性も十分にあります。フリーランスとしての自分の成長を常に心がけておきましょう。仕事に困らないためにも、まずは自分がやりたい案件に見合った自分になる事が大切です。単価が高く好条件でも、それを十分にこなす事が出来なければ、次があるかはわかりません。案件やクライアントを大切にする事がフリーランスにとって1番重要なため、常に心がけておきましょう。