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はじめに

フリーランスになってもうまくやっていく事が出来るのか、フリーランスを目指したいけれど失敗したくない、そんな方たちのために、今回はフリーランスを後悔しないために出来る事をご紹介します。フリーランスがそもそも後悔をしてしまうのはどんな時なのか、フリーランスになる前に出来る事はあるのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

フリーランスが後悔をする瞬間3選

フリーランスになり後悔する瞬間は人によって異なりますが、多くの方が共通して後悔する瞬間があります。「収入が安定しない」「スキル不足」「福利厚生が受けられない」です。フリーランスになったものの、思うように順調に進んでいない方はこれら3つをあらかじめ理解しておく事で対処できるようになります。

収入が安定しない

フリーランスは自分自身で収入アップを図れる分、収入が安定しないというデメリットがあります。企業で働いていた時のような安定した収入を得るまでには時間がかかるでしょう。案件によって単価は変動するため、「先月は高収入で今月は低収入」といった事もあり得ます。

フリーランスになりたては特に、固定されたクライアントがおらず仕事をもらう事が難しいため、SNS等で自らを発信して多くの方に知ってもらい、人脈を増やす事が重要です。仕事を切らさないようにする努力が収入安定に繋がります。

スキル不足

フリーランスで働く場合、専門外の知識やスキルが求められることがあります。知識がないと仕事をもらえない事もあります。必須のスキルとして、その職種で求められる技術力、自己管理能力、コミュニケーション能力、学習能力の4つが必要です。

技術力

技術力は絶対に必要なスキルです。しかし、フリーランスになるために必要なスキルは各々理想とする働き方によって異なります。働き方次第ではそれほど高いスキルを持たずに仕事をもらう事は可能です。それでも高スキルであればあるほど仕事をもらいやすくなり、収入アップにも繋がるためスキルを磨く事はとても重要です。

自己管理能力

企業に所属していないため、タスク管理やスケジュール管理等は全て自分自身で行う必要があります。同時に責任も全て自分にあるという事を忘れてはいけません。

コミュニケーション能力

コミュニケーション力は、クライアントや一緒に働く人と意思疎通をうまく取るために必要です。意思疎通ができなければ、良い作品は出来ません。

学習能力

学習能力は、フリーランスにとって最も求められるスキルです。フリーランスとして活動し続けるためには、常に新しい知識を取り入れ流行にのる事が大切です。フリーランス歴が長くなれば長くなるほど、たくさんのスキルを身につけ、希少な人材であり続ける事が出来ます。これらのスキルを持っておく事でフリーランスとしても成功し、後悔する事はないでしょう。

福利厚生が受けられない

3つ目の後悔する瞬間は「福利厚生が受けられない」事です。社会保険や厚生年金の支払等を自分でやらなければいけません。企業に所属していれば、高額な社会保険等を会社が折半してくれますが、フリーランスは自分自身で全額負担しなければならないのです。

年金に関しても同様です。会社員は、勤務先の企業が厚生年金の手続きを行ってくれますが、フリーランスは自分で国民年金の加入手続きをしなければなりません。なお、会社員は厚生年金の保険料の半分は企業が負担してくれます。

後悔する人に多い特徴

フリーランスになって後悔する人に多い特徴として、以下の3点が挙げられます。

・営業が苦手な人 ・自己管理が出来ない人 ・現状維持を求めている人

営業が苦手な人

フリーランスは、自力で案件を取る必要があります。好条件で高単価な案件の獲得に必要なため、営業力はとても大事なスキルです。営業力がなければ、フリーランスとして生き残るのはとても困難でしょう。仕事を請けるためには積極的に営業する事を心がけましょう。

自己管理が出来ない人

フリーランスは自由な働き方をする事が可能です。自由な働き方に伴い必要とされることが、自己管理能力です。体調管理、スケジュール管理はもちろんですが、全ての管理を自分自身でする必要があります。自由な働き方になり、だらけてしまう人ややる事がありすぎて自由ではないと思う方もいるでしょう。もしコントロール出来ないとクライアントの信頼を失い、案件がなくなってしまう可能性があるため、フリーランスとしてやっていく事は難しいでしょう。そのような状況に陥らないためにも、自己管理ができる必要があります。

現状維持を求める人

フリーランスは安定を求めてなるべきではありません。なぜなら、フリーランスという働き方は、すごく不安定なものだからです。フリーランスの収入は常に変動します。そのため、安定思考で現状維持しようとすると高い確率でつまづくことになるでしょう。スキルも同様です。自身のスキルアップを図らずにいると、時代が変化していく事についていけず、収入が下がってしまいます。また、新しい事を取り入れなければライバルに先を越されてしまいます。フリーランスは成果主義のため、現状維持を求めるのではなく常に成長し続けるのが大切です。

フリーランスになる前にするべき事

フリーランスになる前に準備しておかなくてはいけない事はたくさんあります。それらの中でも特に行っておくべき「クレジットカード作成・ローンを組む」「スキルの専門性を高める」の2つをご紹介します。

クレジットカード作成、ローンを組む

フリーランスになると社会的信用度が低くなるため、クレジットカードを作る事やローンを組む事が難しくなります。会社員時代に済ませる事が可能であれば、済ませておきましょう。

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スキルの専門性を高める

2つ目は、スキルの専門性を高めておく事です。専門性を高めるとフリーランスとして活動していく中での自分の価値も高まります。資格を取得しておくだけでも、クライアントからの信用度も上がり、案件獲得もしやすくなるでしょう。

フリーランスになってから後悔しないために、しっかりと準備をしておきましょう。

再就職もひとつの手

フリーランスに挑戦し、もし後悔し挫折しても、企業に再就職する事は可能です。フリーランスという働き方は、やってみないと自分にあった働き方かは分かりません。挑戦して合わなかったらまた再就職をして再出発すればいいのです。

再就職は可能ですが、スキルや経験、ポテンシャル、条件等によっては難しくなる場合もあります。しかし、フリーランスとして一回挑戦した際に身についた知識があるため、会社を一度やめた時よりも成長していることでしょう。根気強く就職活動を続ける事が肝心です。

まとめ

フリーランスとして仕事をしていくと、一度や二度は後悔する瞬間が訪れます。これらの後悔を少しでも理解しておく事で対処が可能です。後悔を乗り越えていく事で、人としても、フリーランスとしても成長することが出来ます。

理想とする人生やキャリアを目指すためにも、是非この記事を読んで後悔しないフリーランス生活を目指してみてください。