エンジニアに必要なテクニカルスキルについて
1. テクニカルスキルについて
ITエンジニアが現場から求められていることはテクニカルなスキルです。もちろん、業界を未経験の方でも、上級のエンジニアの方でも、エンジニアがおこなう仕事はチームで仕事に取り組むことが多いので、コミニケーション能力は必要不可欠です。ただ今回は、具体的なテクニカル面でのスキルについてフォーカスしてまとめていきます。
今回はエンジニアの「開発」「インフラ」「運用・保守」3つ仕事内容別にテクニカルスキルについてお伝えします。
■開発の仕事に必要なテクニカルスキル
開発=プログラムを書く、組むことをおこなうプログラマーのことです。
仕事の内容としては、プログラム構成時にプログラム言語をもちいて、プログラムを書くことを求められています。
構成できるプログラム言語が多いほどテクニカルスキルが高いと評価され、仕事の選択肢を増やすことができます。
開発言語の具体例
・Java
・C
・C#
・Python
・PHP
・HMTL
上記が具体的なプログラム言語です、存知ている言語もあるかと思います。
■インフラの仕事に必要なテクニカルスキル
インフラエンジニアの仕事して、プログラマーが作成したプログラムを動かすために必要な環境を構築することです。必要になるテクニカルスキルは、システムを構築によっても変わってきます。
こちらも扱えるテクニカルスキルが多いほど、仕事に対しての選択肢が増えてきます。
インフラエンジニアに必要なテクニカル
・OS (Windows、Mac、iOS、Android)
・ソフトウェア
・データベース (Linux)
・ネットワーク
上記がインフラエンジニアに求められるテクニカルスキルです。
■運用・保守
運用・保守はインフラエンジニアの仕事に含まれていますが、非常に需要な工程です。
開発されて、動くよう整備されたシステムを常に問題なく運用し、保守することで、万が一の災害でも問題なく動く、またトラブルが起きてしまっても迅速に普及できるようにするためにテクニカルスキルが求められています。
・バックアップ
・監視
・リストア
・セキュリティ
・障害対策
・災害対策
上記のテクニカルスキルが、運用・保守をおこなう仕事の中で求められてきます。
2. エンジニアの方向性によって変わるスキル
ITエンジニアには自身の進んでいく方向によって必要になるスキルが分かれていきます。
エンジニアのキャリアとして、PM(プロジェクトリーダー)「マネージメント志向」で進んでいくか高い専門性「スペシャリスト志向」に進んでいく2つの道です。
■マネージメント志向
マネージメント志向=リーダーなると考えて頂ければわかりやすいです。
リーダー(PM)は具体的に、幅広い範囲の知識が必要になります。言葉で表すと「広く浅い」知識が求められます。例えば、プログラムを構成する際に扱える言語が、Javaだけはなく、他のプログラム言語も理解できているというように多くの言語の知識が必要になってきます。
また、言語の知識だけではなくチームとして動いているため、他のエンジニアを管理などをおこなうマネージメント業務のスキルが必要なります。
■スペシャリスト志向
スペシャリスト志向は、高い専門性を求められています。マネージメント志向とは異なり、「狭く深い」知識が求められています。自身の持つテクニカルスキルを深掘りしていき、極めていく。文字どうりその分野おけるスペシャリストを目指す考え方です。
IT業界においても、スペシャリストは求められているので需要は多いです。
3. 具体的なテクニカル資格
■開発(プログラマー)
・Java Silver
・Java Silver
オラクル社(Javaはオラクル社の登録商標)が認定する資格。Javaには入門編のJava Bronzeと上級者向けのJava Goldがあり、Java Silverは中級者向けで、Javaに関して基本的な知識を有していること証明できる資格になります。
・オラクルマスター
オラクルマスターはデータベース認定試験です。システムの開発にはデータベースを組み合わせてシステムを作り上げることが多いので、データベースの資格であるオラクルマスターもJava Silverと同時に取得していることでプログミングを理解をしていることを証明できます。
■インフラエンジニア
・シスコ技術者認定 CCNA
CCNAは世界最大のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が実施する、ネットワークの技能試験です。シスコ社のCiscoルータ、Catalystスイッチに関する技術力の証明となるだけではなく、基礎的なネットワーク技術を持っている証明になります。
・Linux技術者認定 リナック
リナックはサーバー系の資格です。エントリレーベル資格になっているので、受験資格は誰でも受験することができます。サーバーの知識はインフラエンジニアの仕事に求められています。取っておいて、損がない資格です。
■運用・保守
・基本情報技術者
基本情報技術者は「IT技術を提供する側」の資格であり、ハードウェアからプログラミング、アルゴリズムなど、IT技術の関して幅広い基礎知識が問われます。
さらにマネージメント系(プロジェクトマネージメント、サービスマネージメント)なども出題され、ストラテジ系(企業活動や法務、システム戦略など)に関する問題も出題されます。
・ITパスポート
ITパスポートは基本情報技術者の試験と出題範囲は似通っていますが、基本情報技術者よりも試験よりも取得しやすいので、まずはITパスポートから学習することで知識を増やし、資格取得することで知識を証明することができます。
4. まとめ
今回は、エンジニアをテクニカルスキル、資格についてまとめました。これからIT業界への就職、転職を考えている方に参考になれば幸いです。また紹介した資格に関してもITエンジニアでなくても。持っていることで「IT関しての知識」を証明することになり、役に立ちます。
この記事が参考になれば幸いです。