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プログラミングで将来やりたいことを実現するために必要なこと

プログラミングはコンピュータを自在にコントロールすることで自身の思い描いたことを実現させる技術です。画面上のコントロールだけでなく、機械を思い通りに操作させることも可能です。何より着目すべきは、それを個人レベルでも可能という点です。現在一般的に普及しているパソコン・その他周辺機器・Webサービスを組み合わせることで小さな規模のものは実現させることができます。機械についてもRaspberry Piなどを利用することでガジェットを比較的簡単に用意することができます。AWSなどのサービスを併用することでサーバや演算能力を借り受けることができ、環境の不足分を補うことも可能です。このように発想次第でなんでも実現できる環境がすでに揃っています。

しかしコンピュータもプログラミングも魔法ではありません。環境自体は揃っていても環境が綺麗な形で整っているわけではありません。いまだ様々なサービスが乱立し続けている現状のため、あらゆる規格が溢れています。プログラミング言語だけでもさまざまなものが存在しているのに加えてサービスごとにそれぞれの利用技術を必要とします。規格の統一化が不足しているため実際に何かを作り出そうとしたとき、準備の段階でつまづく可能性が高くなっています。

プログラミングは地道です。やりたいことが決まっている場合、1つずつ用意していく必要があります。プログラミングで将来やりたいことを実現するために必要な考え・準備について今回は記述します。

目標を実現したい気持ちを忘れないこと

プログラミングでやりたいことを実現させるためには必要なスキルが山ほど必要です。将来的には今より簡素化され簡単になるかもしれませんが、現状では大量に必要になります。そのため目標を達成するための準備にすら非常に長い時間がかかります。その結果目標を見失ってしまい、目標と手段が逆転することがあります。そのためスキルの用意を始める前に目標をしっかり意識することが必要です。

実現したい目標を確認してからスタートさせる

まずゴールとなる、現在実現したい目標を確認することが必要です。忘れそうならメモをしておくのも一つの手段です。ある程度期間が経過した後、目標と手段にブレがないか確認するために真っ先にしておく必要があります。以後、こまめに目標の確認を行うことで目標と手段の逆転を防ぐことが可能です。もし逆転現象が起きていると、スキル習得に固執してしまい目標達成するための効率よい手段が取れなくなります。目標確認をすることで習得するスキル自体を変更するなど、効率を上げる効果も期待できます。

プログラミングは楽をしたい気持ちからの効率化が大切

自身の目標と同じくらい大切なのが、楽をしたい気持ちからの効率化を忘れないことです。プログラミングはコンピュータ操作によって目標達成できる力ともう一つ、『効率を上げる効果』があります。この2つを実現させる能力がプログラミングにはあります。またこの2つは切り離して考えにくいものでもあります。楽をしたい気持ちを忘れないこと・目標を明確に持ち続けることの2つを確率させておくことで、効率の良い方法を模索する意識を維持しやすくなります。先述したように、目標を現実化させるためには達成しなければいけないことが山ほど存在します。余計な作業は1秒でも短縮できるように常に考えて続けることが必要です。コンピュータ技術の移り変わりが激しい今、スキル習得に時間がかかると習得した頃にはすでに古くなっている可能性すらあります。小さなところから時間短縮を図り効率化を上げていかないと目標からどんどん遠ざかる可能性すらあり得ます。

つまり効率を上げて楽をしたいと思い続けることが目標達成するために必要不可欠です。プログラミングは基本的に効率化を上げるためのロジカルな道具なので、この気持ちをもってプログラミングすることで効果を上げやすくなります。これを見失い、効率化について考えるのをやめてしまったり、楽をすることだけに注力してしまうと煩雑な状況を生み出してしまいます。これは目標から大きく遠ざかることを意味します。

思いつく限りの準備をしておくことも大切

現場でプログラミング等を行う場合スキル向上が期待できますが、スキル向上を阻害する事態にも遭遇しやすくなります。あらかじめ思いつく限りのこと全てを準備しておく事が望ましいです。もちろんそれでも足りません。

まず自分が専門としているプログラミング言語も興味があるものはなるべく触っておくことが推奨されます。現場では急に必要となることが起こりえます。他にも、参考書などで特定のプログラミング言語を例として使用している場合などに理解しやすくなります。プログラミングの基本的な考え方はどの言語でも通用しますが、具体的な記述方法はそれぞれ違います。試しに触れたことが無駄になることはほぼ無いと考えて準備することが大切です

また、プログラミング以外にも多数のスキルが必要とされます。自身のスケジューリング能力やGitなどドキュメント管理システムへの理解、他人と意識共有を計れるコミュニケーション能力、IDEなどのツールも有名なものはあらかじめ触れておくことが望ましいです。ありとあらゆるものが急に必要になると思っているくらいがちょうどよいです

まとめ

今回は将来やりたいことを実現させる心構えを中心に記述しました。実現させたい目標は何か、をブレさせないことで確実に近づくことが可能です。目標をしっかり認識しておくことで、柔軟に対応することができます。また目標達成するために必要なことを事前に見据え、十分な準備をしておくことも重要です。